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1年で100万円を着実に貯める「貯金計画」の作り方

LIMO / 2019年3月29日 11時0分

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1年で100万円を着実に貯める「貯金計画」の作り方

いざ貯金しようと思っても、普段の生活費や予想外の出費が飛んでいき、なかなか思うように行かないこともありますよね。それは、貯金する方法が間違っているのかもしれません。そこで今回は、100万円を目標にした正しい貯金方法をご紹介します!

1年で100万円を貯めることは難しい!?

金融広報中央員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)が2018年12月に発表した「知るぽると」のデータを見ていきましょう。「家計の金融行動に関する世論調査」[単身世帯調査](2018年)によると、金融資産の保有額の平均値は744万円。そのうち、預貯金は310万円という結果でした。

預貯金の平均金額に比べると「貯金100万円」は少なく感じますが、これは「数年間コツコツと貯めてきたお金」であることも考えられます。それを踏まえると、1年間で100万円を貯める難易度は高いと言えるでしょう。

なお、この調査の中には「金融資産を保有しない世帯」が38.6%も含まれています。約4割近い方が金融資産を持っていない、という現状がうかがえますね。

100万円を貯める3ステップ

貯金をスムーズに進めるには、ステップを歩んでいく必要があります。1つずつ確認していきましょう。

1.貯金の計画を立てる

まずは、「いつまで」に「いくら」貯めるのかを設定しておきましょう。「3年後まで」「長男が高校を卒業するまで」のように、できるだけ明確に考えます。今回のように「100万円を貯める」と決めている場合、無理のないペースはどのくらいかを想像しながら設定しましょう。

2.日々の収入と支出状況をチェック

毎月なににいくら使っているのかを把握するためにも、収入と支出をしっかりと控えておきましょう。家計簿に記入したら、必ず振り返りを行ないます。

1週間、1カ月ごとに家計簿を見直すことで、「今月は外食が多かった」「趣味のお金を使いすぎた」といった反省点が見つけられます。「来月は自炊を心がけよう」「次の娯楽費は3千円以内に抑えよう」と、後から調節するのも忘れずに行なってくださいね。

3.定期サービス代をカット

貯金にまわせるお金を増やすため、固定費にも着手しましょう。とくに見落としがちなのは、新聞の定期購読や動画見放題などのサービス。便利な存在ですが、無料のもので代用できる場合もあるのです。

たとえば、無料の情報サイトでは、新聞に載っている内容と似た情報を得ることができます。経済に関するニュースは、ネット証券のサイトで確認することも可能です。

クレジットカードや口座の引き落とし状況を確認し、代用できそうなものは解約も検討しておきましょう。

1年で100万円貯める「貯金計画」の作り方

1年間で100万円を貯めるには、まず「ボーナス月」を基準に考えましょう。「6月と12月のボーナスのうち、それぞれ30万円ずつ貯金する」といったように、ボーナスにおける貯金額を設定します。

2回のボーナスで合計60万円が貯まるので、目標まではあと40万円。3カ月ごとに区切って考えると、それぞれ10万円ずつ貯めていくことになります。ボーナスがない1~3月と7~9月は10万円、4~6月と10~12月はボーナス込みで40万円を貯めるというスケジュールですね。

1カ月ごとに見ていくと、毎月3.3万円ほどを貯金するペースになります。食費や娯楽費の節約も踏まえながら、貯金の計画を進めていきましょう。

まとめ

貯金がスムーズに進むかどうかは、「計画性」によって大きく左右されます。「できるだけすぐに」「とりあえず余ったお金を貯める」といったものではなく、金額や時期をしっかりと定めておきましょう。貯金に充てるお金を増やすため、家計簿や定期購読などのサービスを見直すことも忘れずに取り組んでおいてくださいね。

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