日本男性の家事参加率は?5カ国で家事分担率をランキング
LIMO / 2019年4月18日 11時0分
日本男性の家事参加率は?5カ国で家事分担率をランキング
出産直後は、新生児の世話に追われて大変な毎日。「少しでも身の回りのことに協力してもらえたら」と、里帰り出産を考えている方も多いのではないでしょうか。
ところが、里帰り中に「実母に対するモヤモヤ」を感じるケースも珍しくないようです。それは一体、どんなことに対して感じるものなのでしょうか。
そんな女性の抱える負担をへらす、夫婦の在り方も合わせて見直してみましょう!
「出産後、実母にストレスを感じた」 という人の声
実際に子どもを産んでから、母親の言動にイライラした人の声を聞いてみましょう。みなさん、さまざまな面でストレスを抱えていたようです。
・子どもの写真を母親に送ったら、母親が勝手にSNSに載せていました。私がどんなに嫌がっても、「赤ちゃんなんだし大丈夫よ」と受け流すだけ。
・張り切ってくれるのはいいのですが、お宮参りやお食い初めの食事や衣装をすべて勝手に用意されました。料理は私が作りたかったのに…。その後も、七五三の服や幼稚園の入園グッズも1人で選んできたので、さすがに「もうそろそろ本人に選ばせて」と注意しました。
・勝手にナッツ入りのお菓子を与えられていました。「アレルギーがあるかもしれないから」とストップさせようとすると、「こんなに成長しているんだから大丈夫よ」と聞く耳を持ちません。アレルギーは命に関わることになのに…。
里帰り中に感じたモヤモヤは?
実母と過ごす時間が長くなりがちな里帰り。里帰りをしない場合と比べ、実母に対するモヤモヤはどうしても増えてしまうようです。
・「自分の娘の子なら遠慮はいらない」と思っているようで、自分のやり方であれこれ手を出されてイライラ。「私の赤ちゃんに触らないで」「どうして母が抱っこして泣きやむの?私が母親なのに」と精神的に追い込まれました。
・「あなたが小さい頃は手がかからなかった」と何度も言われました。まるで、私の子をけなしているかのようで嫌悪感だらけでした。
・「あなたの年齢のときには2人目がいた」「私ひとりで育児を乗り切った」と、しつこく苦労アピールをされました。「私の方が頑張った」とでも言いたいのでしょうか。
・私の体を気遣ってくれるのは嬉しいけど、「まだ髪は洗っちゃダメ」「そんなに動かないで」と指示されてしんどかったです。かなりストレスがかかりました。
夫婦の在り方とは
育児に追われ、実母に対するストレスに悩む日々。女性の抱える負担は、なかなか減る様子が見られません。そんな時こそ、あらためて夫婦の在り方も見直してみましょう。
女性の負担を減らすためには、パートナーの協力が大切です。ところが、リンナイ株式会社が日本・韓国・アメリカ・ドイツ・デンマークの5カ国で30~49歳の夫婦共働きの男女500人(各国100人)に調査した結果では、日本の男性の家事参加率の低さが感じられました。
「配偶者(パートナー)と家事を分担していますか?」という問いに対する回答は、以下の通りです。
【家事分担している夫婦の割合】
1位:アメリカ(93.0%)
2位:韓国(87.0%)
3位:デンマーク(84.0%)
4位:ドイツ(77.0%)
5位:日本(56.0%)
ご覧のように、5カ国中最下位という結果に。1位のアメリカとは、かなり大きな差があります。さらに、夫婦2人の時間の違いも浮き彫りになりました。
【平日の1日あたりの夫婦の時間】
1位:デンマーク・・・3.19時間
2位:ドイツ・・・2.55時間
3位:アメリカ・・・2.45時間
4位:韓国・・・1.5時間
5位:日本・・・1.31時間
この結果から、日本は男性の家事参加率、夫婦の時間ともに少ない状況であることが分かりました。共働き世帯が増えているなか、夫婦間の協力は今後ますます求められていくでしょう。いま一度「2人で力を合わすにはどうすべきか」と夫婦話し合ってみてはいかがでしょうか。
まとめ
「実の娘だから」と自分のやり方を優先する実母に、ストレスを抱えてしまう女性たち。産後直後はデリケートなので、精神的にも敏感になってしまうことが多いようです。
そんな時にそっとパートナーが寄り添ってくれると、かなり心強く感じるはず。夫婦の時間を大切にして、2人でうまく支え合ってくださいね。
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