働く世帯の1カ月の貯金額は?貯まらない人の改善方法

LIMO / 2019年4月22日 18時0分

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働く世帯の1カ月の貯金額は?貯まらない人の改善方法

お金を順調に貯めていける人もいれば、なかなか貯まらない人もいる。この差は一体どこにあるのでしょうか。その分岐点を探るべく、お金が貯まらない原因を見つけてみましょう。改善方法もあわせてお伝えします!

働く世帯の1カ月の貯金額

まずは総務省統計局による「家計調査」のデータから、働く世代が1カ月にどのくらい貯金しているのかを求めてみましょう。総務省は、家計の黒字・黒字率を以下の通りに定義しています。

(家計の)黒字=可処分所得-消費支出
黒字率=黒字/可処分所得

また、2018年の2人以上かつ勤労者世帯における、1カ月あたりの家計収支は以下の通りです。

・実収入:55万8718円(うち、勤め先収入が49万3834円)
・消費支出:31万5314円(食料、住居、高熱・水道、家具・家事用品、被服及び履物、保険医療、交通・通信、教育、教育娯楽などを含む)
・非常費支出:10万3593円(税金や社会保険料など原則として世帯の自由にならない支出)

この数字から、黒字・黒字率を計算していきます。

可処分所得(手取り収入)=実収入-非消費支出(税金や社会保険料等)=45万5125万円
黒字=可処分所得-消費支出=13万9811万円
黒字率=黒字/可処分所得=13万9811万円÷45万5125円=約30%

この結果から、勤労世帯は毎月手取り収入のうち、約30%が貯蓄などに充てられる黒字であると分かりました。この黒字となったお金は、どのように使われているのでしょうか。

預貯金純増:7万6400円
保険純増:2万600円
有価証券純購入:8000円
土地家屋借金純増:3万600円

つまり、2人以上かつ勤労世帯が預貯金に充てている金額は、1カ月あたり7万6400円であると言えます。そして2番目に大きい金額の項目は、住宅ローンなどの返済が含まれる「土地家屋借金純減」という結果でした。

お金が貯まる人・貯まらない人の差

先ほどの数字を見て「みんな毎月こんなに貯めているのか…」と驚いた方もいるのでしょうか。そこで、お金が貯まる人とそうでない人の違いを知り、貯金ができる人に近づきましょう。

お金が好きな人は貯められる

「お金を稼ぎたい」「お金が大好きだ」と公言すると、周囲からちょっと卑しい印象を持たれることもあるかもしれません。しかし、お金は好きな人にこそ集まってくるものなのです。

それは、お金を集めるために努力をして、大切にしようとするため。「お金が好きだなんて、ちょっと…」という考えはやめて、お金に対する気持ちを改めてみましょう。

自らの意志で貯める

「こうしないと」と義務的に取り組むよりも、自ら「こうしたい」と望んでいる物事のほうが積極的になれますよね。貯金も同様に、「貯めないと」より「貯めたい」と思って取り組んでいる方がモチベーションを維持できます。

自然に「貯めたい」と思えるためにも、まずは貯金の目標を立てましょう。老後資金など長期的に取り組む目標の場合は、「10年ごとにいくら貯める」などステップを用意するのもいいですね。

貯金が苦手な人がすべきこと

「鉄板の先取り貯金すらできなかった」という人は、目標に設定している金額の見直しから始めましょう。理想が高すぎると、実現できない目標額になってしまいます。まずは少額からスタートし、貯金の習慣を身につけることから始めましょう。

また、生活のなかに貯金を組み込むのもおすすめです。財布を開いて500円玉があれば貯金箱に入れてみる。自分の応援しているスポーツチームが買ったら1000円貯金する。このような方法を繰り返していくうちに、どんどん貯金の波に乗ることができるでしょう。

まとめ

なかなかお金が貯まらない原因のひとつに、「貯金に対するモチベーションの低さ」が考えられます。ただなんとなく取り組んでいる貯金よりも、目標に向かっている貯金の方がやる気も高まりますよね。「マイホームのためにいくら貯めるぞ!」といったような具体的な目標を掲げ、意欲的にお金を貯めていきましょう。

【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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