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3人の子育てでたどり着いた、感情的になったときの切り替え方

LIMO / 2019年5月7日 10時50分

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3人の子育てでたどり着いた、感情的になったときの切り替え方

子育て中は、感情的になることが1日に何回も起こりますよね。乳幼児のお世話は思い通りにいかないことばかりだし、子どもは感情の生き物。ついつい親も引きずられて、感情的になってしまいがちです。

それでも、同じことを何十回も繰り返すと次第に慣れてきて、自分の感情をコントロールできるように。それに気付いたのは、1歳の長女が続けて2回味噌汁をこぼしたときに「よく怒らないね。俺にはムリ」と夫に言われたことでした。

とにかく体を動かせば時間とエネルギーのロスが減る

3人の子どもを育てる筆者は、1人目のときからお茶や味噌汁は何十回、何百回とこぼされてきました。

その都度「こぼさないで」と怒ったり、「も~疲れてるのに」と溜息をついたり、「布巾を持ってきて→こぼした味噌汁を片付け→子どもを着替えさせ→脱いだ衣類を片付け→味噌汁をくみなおし→また食べさせる」という工程を頭で描いては呆然としたり...。

こぼさないように工夫するものの、絶対にこぼさないという子はいません。同じことを何十回と繰り返す中で、次第に「何も考えず、さっさと行動するのが一番ラク」と気付きました。

子どももわざとこぼしてはいないので、こぼした時点で「しまった!」と思っています。そこで怒っても、余計落ち込ませるだけでしょう。また、「アレもコレもしなきゃ」と頭の中で思い描いても、今度は自分が落ち込むばかり。その分エネルギーも使いますし、時間もロスします。

今では「気を付けてね」と注意した後、意識的に何も考えず体を動かしてサッサと片付けてしまいます。そうすることで時間とエネルギーのロスを防いでいます。

その分、他に時間とエネルギーを使わねばならないことが山ほどあるのも、また育児ですよね。ちなみに上の子たちには自分で片付けてもらっています。

感情を発散させてしまえば気分が切り替わる

子どもはよくグズります。特にイヤイヤ期や寝る前、お腹が空いたとき、自分の思うようにできないときは大騒ぎでしょう。

泣いたり、怒ったりされると、親も一緒に怒ってしまうこともしばしば。しかし、ここで怒ると子どものグズりはさらにエスカレートします。そういう場合、親は子の感情に引きずられず、うまく気をそらすためアレコレ試してみるのも一つ。それで気分が切り替わることもあるでしょう。

それでもグズり続けるなら、そのまま泣いたり怒ったりして感情を発散してもらう方が早いことも多いものです。感情さえ発散してしまえば、次第に気分も切り替わるんですね。

親に余裕がないと、一緒に泣きたくなることもあります。そのときは、一緒に泣いてしまいましょう。感情さえ発散すれば、頭が切り替わるのは大人も同じなんですね。

逆にガマンすると、引きずって1日中イライラしてしまうことも。こちらも子どもと同じです。自分の感情を発散するよう、意識することが大切だと学びました。

不安に襲われる看病時の合言葉は「大丈夫」

子どもを看病するとき、親はとても心配になります。育児を始めて8年以上経ちますが、いまだに子どもの病気は慣れません。しかし、不安なのは子どもも同じこと。親が一緒になって落ち込むと、子どもは益々不安な表情をしますよね。

親は子どもを安心させてあげることが第一。それに、安心した方が自らの体調にも良いでしょう。そう気付いてからは、とにかく「大丈夫」という気持ちでいることにしました。

不安は夫や自分の親などの大人に吐き出し、子どもの前では「大丈夫」と言いながら、穏やかな表情を見せるようにします。また、体力と気力を保つため、意図的にコーヒーを飲む時間を作ったり、しっかりご飯も食べます。

親が「大丈夫」と思うのは祈りにも近い気持ちですが、大切なことではないでしょうか。

感情を揺さぶられることの多い育児ですが、自分と向き合うキッカケにもなります。この経験を糧に、仕事や生活の他の部分でも活かしていきましょう。

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