子供を守れるのは親だけ。手と目を離すとスーパーだって危険地帯!
LIMO / 2019年5月27日 10時45分
子供を守れるのは親だけ。手と目を離すとスーパーだって危険地帯!
一瞬の油断で子供を危険な目に合わせてしまった…。そんな経験をしたことのあるママも多いのではないでしょうか。子供はどんな行動をするのか予測がつきません。毎日買い物をしているスーパーだって、子供たちにとって危険がいっぱいなのです。
今回は、ママたちがほんの少し目を離したばっかりに…という体験談をご紹介。大切な我が子を守るため、いまいちど気を引き締めてみませんか?
後悔先に立たず…
「スーパーの駐車場で、買ったものを車に乗せようと、一瞬手を離したすきに、子供がダッシュ。慌てて追いかけて抱き上げた瞬間、目の前を車が猛スピードで通過。あと少しタイミングが遅ければ…と思うと生きた心地がしませんでした」(3歳の男の子のママ)
「子供が陳列棚のチョコレートを床に落としてしまったので、慌ててそれを拾い上げて『もう、ダメじゃない』と横を見ると、居るはずの娘がいない。店内を探し回ってもどこにもいない。パニックになっていると、警備員さんが娘を抱っこして連れてきてくれました。走ってスーパーの外へと出て行ってしまったみたいです。何があっても手は離しちゃいけないな、と痛感」(2歳の女の子のママ)
「スーパーで買い物袋に購入した商品を入れていたら、横にいるはずの息子がいない。店内をいくら探し回っても、サービスカウンターで呼び出ししてもらってもどこにもいない、『誰かにさらわれたのかも…』と家で留守番していた6年生の長女に『○○がいなくなったから警察に行く。遅くなるかも』と電話したら『え、〇〇ならさっき帰って来たよ』。なんとスーパーから徒歩3分の我が家へとひとりで帰っていたのです。本当に無事でよかったけれど、『5歳にもなれば少々見とかなくても付いてくるだろう』と思っていた自分に猛省です」(6年生の女の子と5歳の男の子のママ)
「スーパーのカートに乗るのを嫌がって子供が私の手を振りほどいてダッシュ。買い物をしていた男性にぶつかって転倒し、唇を切ってしまいました。その男性は何も悪くないのにしきりに謝ってくださって…。私がベビーカーに子供を乗せてスーパーに行っていればよかったこと。悪いのはすべて私。本当に申し訳なかったです」(2歳の男の子のママ)
「子供がいきなり走り出して、試食販売の女性にぶつかった。その女性の手にはスープの試食が。幸い誰にもかからなかったけれど、なぜしっかりと手をつないでおかなかったのか…自分に怒りを覚えるできごとでした」(4歳の男の子のママ)
「手と目を離さないこと」
外出先がめったに行かないところや、初めての場所だと、大人も「迷子にならないようにしっかりと見ておかないと」と緊張感が走ります。しかし、いつも通っているスーパーや公園で、ましてや今まで何事もなく過ごしていた場所では、親もついつい気が緩みがち。
しかし、その一瞬の気の緩みこそが、取り返しのつかない事態をまねく…ということもあるのです。
今回お話を聞かせてくださったママたちは、皆さん「ちゃんと手を繋いでいれば…」「一瞬目を離してしまったから…」と言われていました。「子供の行動は予想外で素早い」わかっているのに、普段ついつい忘れてしまうこと。しかし、忘れた頃に得てして事故というものは起きるのです。
今回なぜこのようなエピソードをご紹介したのか。それは、さまざまな事例を見聞きすることによって、「自分が買い物をしているときはどうだろう…」とイメージをして欲しいから。イメージすることによって、今までは「たまたま」何も起きなかったけれど、危険な瞬間はあるのかも…ということが見えてきます。
毎日外に出るときは、気を張っていなければならない、というのは本当に疲れます。
ベビーカーに乗りたがらない、抱っこひも、手つなぎを拒否する子供と買い物に行くのは本当に疲れます。
しかし、ほんの数秒目を離しただけで、手を離しただけで…という後悔は、してほしくないのです。子供は「こうすると怪我をする」「こうすると危ない」という認識がつきにくいもの。しっかりと親がガードしてあげることが大切なのではないでしょうか。
危機感を持つことが大切
小さな子供を連れて買い物に行くのは本当に大変。走りたい、自由に動き回りたい、と泣き叫ぶ我が子を抱えて、周囲の視線を感じながら買い物をした…なんていう経験をした方も少なくないでしょう。しかし、子供の身を守れるのは親だけ。どれだけ嫌がられても、手と目を離さないようにしましょう。
また、「公園の帰りに買い物に行く」など、スーパーに行くことがルーティーンになっていると、ついつい油断しがち。買物だって常に危険と隣り合わせである、という意識を忘れずにいることが大切です。
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