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SNSの過去の投稿も要注意!内定取り消しにつながるNG行動5つ

LIMO / 2019年6月13日 20時15分

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SNSの過去の投稿も要注意!内定取り消しにつながるNG行動5つ

内定は「大学卒業後に正式雇用する」と確約された労働契約の一種です。そのため、内定通知をもらってほっと一息ついて「卒業まで思いっきり学生生活を楽しもう!」と思う方も多いでしょう。

しかし、せっかくもらった内定が、あなたの行動が原因で取り消されてしまうケースも存在します。

本記事では、内定取り消しにつながるNGな行動について解説していきます。現在進行形で就職活動中の方や内定を保持している方はぜひ参考にしてみましょう。

内定取り消しになり得るNGな行動とは?

内定取り消しは「解雇」と同じ扱いのため、基本的に内定者側に落ち度や原因がなければ滅多に取り消されることはありません。しかし、内定取り消しが有効となるケースがいくつかあるのでチェックしていきましょう。

1.大学を卒業できなかった

単位不足で留年、もしくは退学などで大学を卒業できなかった場合、内定取り消しの事由として認められます。

ほとんどの企業側は「大学卒業後に正式雇用する」という条件で内定を出しています。卒業できなかった場合は条件に当てはまらないため、内定取り消しとなるでしょう。

「単位数は足りているのに、必修科目の単位が足りなかった」というパターンもあるので、卒業に向けて単位数と必修科目が取れているか今一度見直しておく必要があります。

2.SNSで不適切な投稿をした

ツイッターやFacebook、InstagramなどのSNSは多くの人が使用しています。もはやコミュニケーションツールの1つと言っても過言ではありません。

しかし、SNS上での失言や不適切な投稿により炎上してしまうと内定取り消しになることもあります。とくに気をつけたいのが迷惑行為や誹謗中傷、差別を示唆する投稿です。悪質だと判断された場合、内定取り消しとなります。

また、過去の投稿にも問題がないかチェックしておいてください。過去の出来事といえども、問題視される可能性があるためです。

近年内定者のSNSをチェックする企業は多く、適性があるかどうか見定められています。不用意な投稿は避け、可能であればアカウントを非公開にしておくことをおすすめします。

3.履歴書や面接での虚偽申告

企業はあなたの履歴書や面接での発言を信頼し、相応の能力があると見込んで内定を出しています。そのため、申告された内容が虚偽であると発覚した場合、十分内定取り消しの理由となるでしょう。

虚偽が発覚しやすいのは、TOEICや資格などの証明書が存在するものです。入社前の手続きで証明書の提出を求められ発覚することが多いので、必ず事実だけを記入するようにしてください。もちろん、証明書がないものであっても経歴詐称が発覚すれば内定取り消しとなります。

4.健康上の問題により勤務できなくなった

入社前に病気が発覚し、勤務が困難になるケースがあります。病気の程度にもよるものの、他の内定者たちと同じ勤務体系が難しいと判断された場合、企業側は内定の取り消しが可能です。

軽度の病気やケガで入社までに完治できるのであれば、内定を継続保持できることもあります。健康状態に支障が出た場合、必ず人事部の担当者へ相談しましょう。

5.犯罪歴があった・内定後〜入社までに犯罪を起こした

犯罪歴を隠ぺいした場合や入社までに犯罪を起こした際、内定取り消しの正当な理由となります。社会的に問題があると見なされる人材は、会社の信用やイメージを脅かす危険性があるためです。

とくに内定の有無に関わらず、犯罪は社会人としての責任を厳しく問われますので、内定後も気を緩めないように気をつけましょう。

会社都合による内定取り消しはあり得るのか?

内定取り消しにつながるNGな行動について解説してきましたが、さらに油断できないのが「会社都合による内定取り消し」です。

会社都合によって内定取り消しが成立するのは「業績悪化・経営破綻」した場合です。そのうえで、内定を取り消しするために企業側は4つの条件を満たす必要があります。

・業績悪化により、人員削減が必須であること

・解雇回避のための努力を行った

・解雇者の人選が妥当・合理的であること

・労働組合や労働者と協議していること

内定取り消しは「解雇」とみなされるため、整理解雇の条件に則る必要があります。そのため、簡単に内定取消を行うことはありません。しかし人員削減が必須である場合は、在職している社員が優先されます。そのため、内定者の内定は取り消される可能性があることに注意しておきましょう。

業績悪化や経営破綻は自分自身で解決できる問題ではありません。しかし、内定先や選考中の企業の業績をしっかりチェックしておくことで、回避できる可能性はあります。業界の動向や内定先の経営状況のチェックを見落とさないようにしておきましょう。

まとめ

会社都合による内定取り消しは、自分でコントロールすることは極めて困難です。しかし、会社や業界の動向をチェックすることによって、内定取り消しのリスクを減少させることが可能です。

また、自分自身の行動であればコントロールすることは容易です。内定先で社会人としての一歩を踏み出すためにも、入社までの準備期間中も気を緩めず、内定取り消しとならないために普段の行動に注意して過ごしましょう。

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