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「うちの子も学級委員長やってほしいな…」そんなお母さん必見!PTAの意外な活用法

LIMO / 2019年6月17日 20時0分

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「うちの子も学級委員長やってほしいな…」そんなお母さん必見!PTAの意外な活用法

子どもが学校に行く以上逃れられないのが「PTA」です。「PTAの役員当たらないといいな」と思いながら過ごしていたお母さんも多いのでは?また、くじで当たって「今年はPTA役員・・トホホ」と落ち込んでいるお母さんもいると思います。

小中高の3人の娘の母親である筆者もPTA活動に対して消極的でした。PTAの役員決めの時は、下を向いて嵐が過ぎるのをやり過ごし、クジになったら当たらないでくれと祈る時間でした。幸い、小学校でもずっとクジに当たらず「このまま小学校生活終わるのかな~」と思っていた矢先、突然クジに同時多発的に当たってしまったのす。「参ったな~」と思いつつ、PTAに参加していて気付いたことがあります。それは、PTA活動に積極的なお母さん/お父さんの子供は、結構優等生が多いということです。

論より証拠、実際に見た親子の「プラスのスパイラル」をお伝えします。


ケース1:お母さん→フルタイム勤務&学代(学級代表)立候補

子供→学級委員、バスケ部部長を務め、都立の進学校に合格

フルタイムで働くママ友は、保育園から小学校、中学校も一緒でした。
学校から届く役員決定のお便りに名前が載っていることも多く、また学校の情報もよく知っています。そのお嬢さんは、学級委員や部長をやって見事高校も都立の進学校に合格しました。

お母さん曰く「PTAという大義名分があれば仕事も休めるし、子どもの様子も見ることができる」とのこと、確かにそうですね。そして、ちらちらと学校で見かける親の姿は、言葉にしなくても訴えるものがあるのです。

ケース2:お父さん・お母さん→陸上部の引率を一手に引き受け

子供→部長として運動系の部活の部長として、やる気のないみんなを一生懸命引っ張る

運動系の部活だと、遠征の際の引率は基本先生がします。
先生が忙しく引率できないときは、先生に代わり試合に引率して帰りまで同行してくれています、それも結構な割合で。

その親御さんの子供は部長です。なかなかまとまらない部員たちに電話で出席を促し、練習方法を考えて提案し、改善方法を考え実践しています。中学の部活の部長は、先代の部長副部長からの指名で選ばれることが多いのです。先輩が、後輩の中から部長を選ぶわけですから、選ばれている時点で人望があり、リーダーシップがあるのです。さらに、このあいだの運動会では、応援団長もやっていました。その雄姿たるや、なかなかイカした男子でした。

ケース3:お父さん→小学校のPTA会長・お母さん→高校のPTA本部役員

子供→文化祭のパンプレット表紙コンペで採用

なにも、レベルの高い上級学校に行くことや学級委員になることだけが子供の頑張りどころではありません。自分の得意を尻込みせずにオープンにしてチャレンジすることも、ステキなことです。

お父さんは地元の小学校で複数年PTA会長をし、お母さんも高校でPTAの本部役員をしているうちの高校生の娘さんの話です。文化祭のパンプレットの表紙デザインのコンペに応募、見事採用されました。選外になったら徒労に終わることだってあるのに、チャレンジしたその心意気は素晴らしく、選ばれたという結果も得たのです。

親の背中を見て子供は育つ

「忙しいから、私にはちょっと無理かも」おそらく、この世の中に忙しくないお父さんもお母さんも存在しません。忙しいのは、みんな一緒です。その中で、優先順位をつけて、やりくりして時間を作ってPTAのお仕事をこなすわけです。その背中を見て子供たちは学習してくれるのです、「時間がないのではなく、時間は作るものなんだ」と。

そして今回紹介した親御さんに共通していえるのは、みなさん「楽しそうにやっている」ということです。親御さんがつまらなさそうだったら「じゃあ自分もやってみようかな?」という気になりません。

高校受験の内申書には、学校活動の欄に学級委員やら部長などをやったことを書くことができます。推薦入試の面接の際に学級委員や部長などをやっていると、そのことについて聞かれることが多いです。リーダーシップをとれる生徒は、どの学校だって欲しいんです。

以前、筆者はあまりPTA活動に積極的でありませんでした。なのに、自分の子供は「積極的に自分で立候補して学級委員とか委員長とかやってほしいな・・・」と思っていました。
ところが、不本意ながらクジに当たり、PTAの活動をし始めたら、子供も学校の委員会に参加し始めたのです。なんとも不思議なスパイラルでした。

「あ、やっぱり、自分がやれば子供もやろうって思ってくれるんだ」
これが率直な感想です。しかも飲み会などあって、結構楽しいんです。

山本五十六の言葉です。
「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」

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