帰省でブルーになる理由とは?嫁ハラに悩む女性や地方出身の若者たちのリアルな声
LIMO / 2019年6月15日 18時0分
帰省でブルーになる理由とは?嫁ハラに悩む女性や地方出身の若者たちのリアルな声
「帰省」と聞き、「のんびりできる」「久しぶりの会話に花を咲かせる」といったポジティブなイメージが思い浮かぶ方もいれば、「憂うつな気分になる」とブルーになる方もいるのではないでしょうか。帰省が楽しみな方にとっては、なぜそんな気持ちになるのか分かりにくいものでしょう。
そこで今回は、帰省に対して消極的な考えをもっている方々に、その理由や本音をうかがいました。
嫁ハラに苦しめられている
結婚をしたら、義実家への帰省をしなければならないケースも増えてくるでしょう。そんなとき、義両親からの「嫁ハラスメント」に苦労している方もいるようです。妻たちは、一体どんな辛さを味わっているのでしょうか。
・「必死に仕事と育児をこなしていたのに、義両親から『家事の手を抜いちゃだめ』『もっとしっかりして』と言われてうんざり。なんとか自炊をしているのに、『食事の手を抜いているんじゃないの』と聞かれたこともありました」
・「酔った状態の義父に『孫は可愛いが、妻は可愛くないな』と大きな声で言われました。そのうえ『おもちゃが多すぎるんだよ』『家の中はいつも綺麗にしろ』なんて言われますが、そんなの小さな子どもがいる家庭では不可能ですよね」
・「姑に『孫は夫に似てよかったわね』と言われましたが、嫌味なのではとモヤモヤします。夫の過去の女性関係の話を聞かされたこともありましたよ」
仮に悪意がなかったとしても、何気ない一言で傷ついてしまうこともあるようです。キッパリと断りにくい関係だからこそ、妻側の精神的な負担も大きいのでしょう。
実家でブルーになるケースも
たとえ自分の実家でも、帰省したくないと思う場合もあるようです。妻ハラのない環境なのに、なぜ帰省が嫌になってしまうのでしょうか。
・「実家はボロボロで、隙間風があって寒いんです。それなのに、どれだけお願いしてもエアコンの使用は禁止されたまま。ダウンを着てコタツで寒さに耐えながら、年越し蕎麦であるざる蕎麦を食べさせられます」
・「実家には恒例の過ごし方があり、私が学生になっても社会人になっても守らなければなりませんでした。おかげで、大晦日は必ず実家で過ごす羽目に…」
実家特有のルールがある場合、それに従わなければならない苦労があるようです。いまさら断ることもできず、帰省中は我慢しながら過ごすしかないのでしょう。
地方出身ならではの理由も
帰省が憂うつな理由は、「親との関わりがいや」というものだけではありません。地方から都会へ出てきた人のなかには、これまでとの生活のギャップを痛感した方もいるようです。
・「実家にはネット環境がなく、両親は『Wi-Fiってなに?』という状態。テレビに対する信頼が高すぎて、『テレビに映っていないものは価値が低い』と見なしている人もいます」
・「『幸せとは結婚して子どもを作ることだ』『女性は結婚さえできれば勉強は不要』といった考えが根付いている。いまの時代の流れが通用しない」
・「古い考えの人が多く、話がかみ合わない。たとえば、LGBTに対して差別的な考えをもっている人がいることも。話すだけで疲れてしまいます」
・「大学に進学することに対し、親から『女の子なんだから勉強しなくていい』と言われたことがあります。いまでも、『女性だから』という理由で家事のことをネチネチ注意されるとイライラしますよ」
まとめ
実家、義実家問わず、帰省に対してブルーになる理由はさまざまなようです。なにかしら理由をつけて帰省の頻度を減らせるならまだしも、強制的に強いられているケースだとより辛さを感じるでしょう。
これから先も実家や義実家とうまく関わり続けていくためには、『どこで折り合いをつけるか』を改めて考える必要があるのかもしれません。
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
総勢13人が義実家に大集合…「地獄のお正月」に孤軍奮闘の嫁、思わずぽつり「何がめでたいんだか」
THE GOLD ONLINE(ゴールドオンライン) / 2025年1月3日 8時45分
-
“夫の実家”への帰省で嫌なことワースト10。最凶ストレスは“義父母”じゃなかった!
女子SPA! / 2025年1月1日 8時46分
-
「義実家との人間関係が大変だから」だけではない…帰省で妻が不機嫌になる"夫が知らない本当の理由"
プレジデントオンライン / 2024年12月30日 8時15分
-
「義実家で過ごす時間」はなぜこんなに辛いのか…年末年始に襲ってくる「帰省ブルー」の"諸悪の根源"
プレジデントオンライン / 2024年12月29日 16時15分
-
帰省を断れる“コロナ免罪符”はもうない…義実家に行きたくない妻たちの生々しい「帰省ブルー」事情
オトナンサー / 2024年12月22日 8時10分
ランキング
-
1「ぎっくり腰」経験者の7割近く「2回以上発症」…“発症時の状況”トップは何気ない動作だった
オトナンサー / 2025年1月13日 21時10分
-
2無印良品の「極小カミソリ」の使い勝手が最高。ポーチにひとつ忍ばせておきたいワケ
女子SPA! / 2025年1月13日 15時46分
-
3「方言のカワイさ」「美男美女の多さ」1位は“同じ県”だった! 全国4700人「自慢ポイント」ランキング発表
オトナンサー / 2025年1月13日 21時40分
-
4トヨタ博物館来館者800万人に 達成記念式典、愛知県長久手市
共同通信 / 2025年1月13日 15時42分
-
5料理はロジック、ご飯を炊くのはグラムで正確に……近年広がる一癖あるレシピ本
読売新聞 / 2025年1月13日 15時30分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください