売上好調「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店のプラス成長が続く(2019年5月)
LIMO / 2019年6月18日 12時10分
売上好調「コメダ珈琲」のコメダHD、既存店のプラス成長が続く(2019年5月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回はコーヒーチェーン店「コメダ珈琲」を運営するコメダHD(3543)の、2019年5月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2019年6月10日に更新されたコメダHDの2019年5月の既存店売上高は、対前年同月比で109.9%とプラス成長になりました。なお、同社の客数・客単価の内訳は開示されていません。
また、全店売上高も115.5%のプラス成長となっています。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は2月決算)。
既存店売上高は、前期(2019年2月期)の下期は全ての月でプラス成長を達成。今期も3カ月続けてのプラス成長を維持しています。なお、前期は3~5月がマイナス成長であったため、今期は前期に比べ堅調な推移を見せていると言えます。
全店売上高は前期全ての月でプラス成長を果たしており、今期もプラス成長が継続中です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は、2018年10月に高値2,400円を付けた後に反落しました。12月25日に2,006円の安値を付けた後、いったん上昇。しかし再び下落し、5月14日には1,972円となり安値を更新しています。現在はその反発局面で、2,100円付近で取引されています。
前期に比べ既存店売上高は堅調に推移しているものの、株価は明確な上昇を見せるに至っていません。堅調な既存店売上高を背景としながらも、伸びきらない株価の今後の方向性が注目されます。
参考資料:2020年2月期 FC向け卸売売上前年比・総店舗数(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3543/ir_material3/122502/00.pdf)等
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