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みんなの毎月の貯金額は?ノンストレスで貯められる貯金方法

LIMO / 2019年6月21日 18時0分

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みんなの毎月の貯金額は?ノンストレスで貯められる貯金方法

自分の貯金額は、周囲と比較するとどのくらいなのか気になったことはありませんか?周囲より貯金ができていないようなら、より積極的にお金を貯めていきたいところですよね。

そこで今回は、日本の貯金状況に加え、ストレスなくスムーズにお金を貯めるコツをお伝えします!自分の貯金の状況を把握し、今後の目標設定の参考にしてくださいね。

みんなの毎月の貯金額は?

周囲の人は、毎月どのくらい貯金しているのでしょうか。「総務省統計局 家計調査報告(家計収支編) 平成30年(2018年)平均結果の概要(https://www.stat.go.jp/data/sav/sokuhou/nen/index.html)」から、2人以上世帯の1か月あたりにおける黒字を過去10年にわたって見てみましょう。

・2009年:10万8900円
・2010年:11万1700円
・2011年:11万1700円
・2012年:11万1100円
・2013年:10万700円
・2014年:10万4800円
・2015年:11万1900円
・2016年:11万9100円
・2017年:12万1400円
・2018年:13万9800円

あまり実感がないかもしれませんが、実はアベノミクスが始まった2012年末以降(とくに2014年以降)から、世帯の黒字は徐々に増加しています。

なかでもとくに増えている項目は預貯金です。では、過去10年の預貯金純増の推移を確認してみましょう。

・2009年:4万5900円
・2010年:5万4400円
・2011年:5万4800円
・2012年:5万6500円
・2013年:5万3700円
・2014年:5万7500円
・2015年:6万4700円
・2016年:7万1200円
・2017年:7万6400円
・2018年:10万2600円

(2018年に調査で使用する家計簿の改正を行ったため、2018年の結果にはその影響が含まれます)

こうみると、黒字が増えているぶん預貯金も増えている傾向がうかがえます。また、先ほどと同じ調査の結果、貯蓄率ともいえる日本の黒字率は30.7%となっていました。これらを踏まえると、日本人がいかに預貯金を好んでいるのかが分かりますね。

なにも考えずに買い物をしている人は要注意

先ほどの結果を見て、「そんなに贅沢をしていないのに、周囲より貯金できていない」と焦りを感じた方もいるのではないでしょうか。思うように貯金が増えない場合は、普段の買い物シーンを見直してみましょう。

たとえば、レシートを受け取ることも貯金において大切なポイント。レシートを見返すと、「いつもコンビニに立ち寄ってお菓子を買っている」「外食費が多すぎる」といった改善点を見つけるきっかけを得られます。家計簿に内容を書き写せば、家計の収支を把握することもできるでしょう。

また、「欲しい」「食べたい」と感じたものをすぐに買ってしまう人も要注意。なんでも勢いで買ってしまうと、お金がいくらあっても足りません。すぐに購入するのではなく、「本当に買う必要があるか」を考える癖を身につけましょう。

いやなことを減らして貯金を増やす

「ストレスを減らしながら貯金ができたらいいのに」と思ったことはありませんか?難しそうに聞こえますが、実は簡単にストレスなく貯金を増やすことができるのです。

その方法は、「いやなことを減らす」だけ。普段の生活を振り返ってみると、仕方なく参加していたイベントや、断る理由がないからと出席していた飲み会の存在に気が付くはず。お金を払ってまでつまらない時間を過ごすなら、参加費を貯金に充ててしまいましょう。

まとめ

日本の貯蓄状況とご自身の状況と比較することで、さらに貯金に取り組む意欲がわいてきたのではないでしょうか。将来に備え、貯蓄率を少しずつでもアップしていけると理想的ですね。

「貯金」と聞くと、必死に節約をしてお金を残すイメージがありますが、そこまで固く考える必要はありません。レシートを受け取って後で見返す、気が進まないイベントは断るといったちょっとした取り組みだけでも、無駄な出費を削ることができますよ。


【ご参考】貯蓄とは
総務省の「家計調査報告」[貯蓄・負債編]によると、貯蓄とは、ゆうちょ銀行、郵便貯金・簡易生命保険管理機構(旧郵政公社)、銀行及びその他の金融機関(普通銀行等)への預貯金、生命保険及び積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)並びに株式、債券、投資信託、金銭信託などの有価証券(株式及び投資信託については調査時点の時価、債券及び貸付信託・金銭信託については額面)といった金融機関への貯蓄と、社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計をいいます。

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