男性の育児休業取得率とは?男性が育児休業を取得しない理由
LIMO / 2019年7月23日 11時0分
男性の育児休業取得率とは?男性が育児休業を取得しない理由
育児に専念していると、「子ども以外との関わりがない」「誰にも悩みを相談できない」といった状況に陥ってしまいがち。今まで働いていた女性の場合、仕事から離れることに対する不安も感じるでしょう。
先輩ママたちは、そのような孤独感や不安にどう向き合ってきたのでしょうか。産後に抱えやすい悩みについて、改めて考えてみましょう。
孤独感は「人とのつながり」で乗り切る
ママ友とトラブルになったエピソードを聞いて、「私にママ友は不要だ」と考えている人もいることでしょう。たしかに、ネットではママ友に関する悩みやアドバイスが溢れています。このような情報に身を通していると、「ママ友=トラブルのもと」というイメージが根付いてしまうのも無理はありません。
しかし、育児をしていると多くのママが孤独を感じる傾向にあります。子どもとしか話していない、今までの友人とは子連れで会いにくいなど、もどかしさが蓄積されていくこともあるでしょう。
そんなとき、ママ友は心強い存在になってくれます。育児の悩みを共有する、子連れ同士でおでかけする、幼稚園などの情報をもらうなど、多くのメリットも得られるでしょう。なにより、ママ友とのつながりが孤独感を和らげてくれます。
もしトラブルになったら…と難しく考える必要はありません。「自分とは合わないな」と感じる人とは距離を置き、魅力を感じる人とだけ関わればいいのです。「ママ友」という言葉の通り、友達感覚で気楽に接してみてくださいね。
男性の産休・育休の現状
育児を1人で担っていると、「夫に育児を手伝ってほしい」と感じることもありますよね。ところが、内閣府男女共同参画局の統計では、2018年の「男性の育児休業取得率(http://www.gender.go.jp/public/kyodosankaku/2018/201806/201806_02.html)」は6.16%と示されています。1日だけ育児休業を取ったケースも含まれているため、長期的な育休を取得した割合はさらに低いと考えられます。
その一方、女性の取得率は83.2%となっています。育休は女性だけが取得する、というケースが圧倒的に多いといえるでしょう。
内閣府の統計をみると、男性が育児休業を取得しない理由は「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」が最も多く、続いて「会社で育児休業制度が整備されていなかった」という結果でした。「育休を取らない」というより、「育休を取れない」というのが現状のようです。
社会復帰への不安の捉え方
男性の育休取得が難しいとなると、育休取得や妊娠を機に退職をした女性に不安が集中してしまう可能性があります。たとえば、仕事のブランクが発生すること。「また仕事ができるだろうか」「どこにも雇ってもらえないかも」といった社会復帰の不安に加え、「育児や家事をしながら仕事をできるだろうか」といった悩みも出てくるでしょう。
ここで踏まえておきたいポイントは、「家事や育児も家の仕事である」という点です。効率的に家事を行なう能力、節約や保険などを学んでいるうちに身につくお金の知識、料理のスキルなど、家事や仕事で身につく力はたくさんあります。
「育児や家事しかしていなかった」とマイナスに捉えるのではなく、「この育児期間で成長した」とプラスに考えてみましょう。その成長を活かして、次の仕事に役立てることもできるはずですよ。
まとめ
ママ友は、さまざまな場所で出会うことができます。保育園や幼稚園が始まるまでの期間でも、児童館や近所の公園、習いごとなどを積極的に活用してみましょう。
ママ友と話していると、産後に感じやすい孤独も自然と薄れていくはず。「自分は1人じゃないんだ」「育児の悩みを話せる人がいるんだ」と分かれば、自然と心も軽くなっていきますよ。
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