1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

そりゃないよ…思わず呆れた取引先のひどい仕打ち

LIMO / 2019年8月5日 19時45分

写真

そりゃないよ…思わず呆れた取引先のひどい仕打ち

社会に出て働いていると「そんなことってあるの?」と思わず呆れてしまうような取引先とのトラブルがあるものです。日々それをなんとか乗り越えながら働いているとはいえ、あまりに理不尽な仕打ちにため息も出ないなんてときもありますよね。そこで今回は、取引先から受けたひどい仕打ちについて、アラサー社員4人に話を聞いてみました。

さっそく働き方改革のしわ寄せが…

最近もっぱら話題の働き方改革。この「働き方改革のせいで、働き方改革ができない」という人もいるようです。

あるデザイン会社に勤めるAさんの話。「取引先の会社で働き方改革が導入された。それはそれでいいことだと思うし、時代の要請だと思うので問題はないんですが、取引先企業の担当者は毎日18時前に帰宅。ほかの仕事にも追われているようで、ほとんど返信はこちらから数回催促してから。デザインの確認や調整、校了データの確認などが遅くて、当初立てたスケジュール通りに進まない」と嘆きます。

「そうしているうちに納期が迫ってきて、それでも確認や調整の工程が終わっていないことがしばしば。先方がスケジュール通りに動かないので、いつもこちらが苦しめられる」とのこと。

Aさん自身も、メールで催促したり電話をしたりして先方の担当者とたびたび接触するようなのですが、そのときは「すぐやります」「すぐ確認してメールします」と耳障りのいい言葉ばかり。先方も大変なことはわかっているし、そのうえ中小企業であるAさんの会社にとってかなりの大口取引先ということもあって、ないがしろにはできないのだと言います。

仕事を受注する側は、先方の返事や承認がないと身動きがとれず仕事が進まなくなってしまいますよね。色々と賛否両論のある働き方改革、あなたの身の回りではどういう評価でしょうか。

コスト削減とはいえムチャすぎる要望

IT企業で働くBさんは、取引先企業の強引すぎる要望に辟易としていました。

Bさんの取引先は主に金融機関。金融機関の多くは、その収益が経済環境に大きく左右されます。相場状況が悪いときや相場の変動が小さく値動きのないマーケット状況だと売買の動機が薄れ売買が少なくなり、収益が上がりづらい状況に陥ります。そんなとき、多くの金融機関が考えるのはコストカット。

Bさんが勤める会社のサービスは必要なアカウントを金融機関に購入してもらい、月額費用で毎月の売り上げが決まります。しかし、これまで安定的にお付き合いしていた会社から、急に「月額費用を半額にしてくれ」と要望の電話がかかってきたのだと言います。

「無理だと答えても言うことを聞いてくれず、『やらないなら他社に乗り換える』と脅されました。全体のアカウント数を減らすという方向で調整してくれないかと伝えても、単価を下げろの一点張り。うちの会社の役員たちも相当知恵を絞りましたが、何せうちにとって大口の取引先なので相手の要求を飲まざるを得ませんでした」と肩を落とすBさん。コストカットと言われるとこちらも何もできない、と苦笑いでした。

先方担当者の確認ミスで起きたことなのに…

取引先企業の担当者次第で、厄介なトラブルに巻き込まれることもありますよね。IT企業で働くCさんも、取引先担当者の確認ミスで、作業をイチからやり直すはめになったことがあったようです。

ホームページの制作を請け負うCさんの会社では、様々な構成を考えたり細部にこだわったりして作りこんでいきます。しかし、先方企業の担当者の言うことが二転三転。おそらくその場その場で複数の役員に確認したり、質問する相手がバラバラだったりすることで、きちんとした統一見解が出てこないのだとか。

結局、色々な指示を伝えられて、イメージ案をいくつも作ったと言います。それでも先方はお気に召さず、先方の社内見解の対立に巻き込まれることもしばしばで、担当者からは愚痴まで聞かされることに。そんな中で担当者が確認ミスをしたまま仕事が進み、結局振り出しからやり直すことになったと言います。

こうしたトラブルに巻き込まれたことのある人も少なくないのではないでしょうか。社内をまとめ切れない状況にある担当者も大変でしょうが、やり直しは時間とコストの無駄になってしまいます。忙しい担当者には、簡潔に用件を伝える短いメールを送ったりスケジュールをこまめに確認したりするなどの対策が必要そうですね。

発注書も出していないのにもう準備したからお金を払えと…

ある金融機関で働くDさんは、販促用にチラシのデータを印刷して顧客に配布することを検討していました。そこで見積を取ってみると予算オーバーで、これまで使っていた印刷会社ではコスト的にもう厳しいという話になり、ほかの印刷会社をあたることになったと言います。

当然、見積りを取っただけで発注書を書くことはしなかったDさん。それにもかかわらず、印刷会社から「すでに紙代と製販代については、動き出してしまっているので払ってもらう必要がある」と告げてきたのだそう。

通常であれば、見積りをもらって社内決裁手続きにかけ、発注書を出すのが正規ルート。それまでに動き出してしまうのはルール違反ですが、すでに準備してしまったと言われると払わないわけにもいきません。Dさんはしぶしぶ、上司に支払いの許可を取ったのだと言います。

まとめ

いかがでしたか。取引先の人とトラブルになってしまうと、その後の仕事がやりづらいだけではなく、会社へのインパクトが大きいという状況にも陥ってしまいますよね。よく知った仲であったとしても、無用なトラブルが起きないようしっかり気を付けたいものです。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください