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「姑より大変な小姑」が悩ましい帰省。義理の姉妹とどう付き合う?

LIMO / 2019年8月7日 10時25分

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「姑より大変な小姑」が悩ましい帰省。義理の姉妹とどう付き合う?

もうすぐお盆で故郷などへの移動が増える頃。自分の実家ではなく夫の実家へ帰省する人も多いでしょう。義実家への帰省は、義両親とのコミュニケーションや、こちらのことを一切気にかけず自分の実家でくつろぐ夫などに胃がキリキリしてしまい、妻にとっては全くくつろげない場合も多いものです。

そんな義実家への帰省で意外と頭を悩ませるのが夫の姉妹という存在。筆者や周囲の経験から、“小姑”とも言われる夫の姉妹との関係で悩んだエピソードやその対応策を見出します。

姑以上に姑! 嫁仕事に敏感な小姑のケース

筆者の夫の家族構成は両親と姉が一人。遠方に住む義両親は二人とも穏やかで筆者におせっかいを焼いたり余計なアドバイスを言ってきたりすることもなく、一方でこちらに気を遣いすぎて居心地が悪いわけでもなく、非常に良い関係を築かせてもらっています。そのため、お盆や正月に義実家に帰省して義両親と会うのは、あまり苦ではありません。

一方、結婚して義実家の隣県に住んでいる夫の姉。サービス業に従事する旦那さんはお盆や正月はいつも仕事で不在のため、小学生の子どもと一緒に自分の実家に帰省します。義実家への帰省の際に筆者を少し悩ませるのは、とにかく筆者夫婦に厳しいこの義姉です。

義姉は長男である旦那さんの家に嫁ぎ、さらに向こうのご両親と同居。そのため筆者には同じ立場である“長男の嫁”として言動を逐一気にしているようなのです。義両親が優しいが故に、「弟の嫁にピシっと言えるのは姉の自分だけ」という責任感もあるのでしょう。

数年前のお盆の帰省の際、筆者が薄手のロングスカートを履いていたことがありました。すると義姉から言われたのは「暑いのにスカートで大変だね」。

「ズボンを履いてこないなんて義実家で家事を手伝う気があるの?」と遠回しに言っていることを察知した筆者は「すみません、動きやすいズボンにすべきでしたよね」と言い、すぐに着替えで持ってきていたGパンに履き替えたことがありました。

着慣れているため動きには不自由なく、また不要な肌の露出を避けるべくロングスカートを選びましたが、義姉への「嫁仕事をしにきました!」というアピールのためにはズボンが大事なんだと痛感。それ以来、帰省の際には絶対にズボンを履くようにしています。

お兄ちゃん大好きな義妹に姉面は厳禁!?

一方で、夫に妹がいるとまた異なる状況になることも。筆者の友人Aのケースをご紹介します。

Aの旦那さんは年齢の離れた妹2人がいる長男。九州にある実家には両親と妹2人が住んでいます。この妹たちが昔からとにかく「お兄ちゃん大好き」で、最初に結婚相手としてAを旦那さんが紹介した時から、あまりいい反応ではなかったのだとか。「大好きなお兄ちゃんを取られた」という気持ちがあったのでしょう。

結婚後、東京に住むA夫婦が帰省しても、旦那さんとは話すのにAとは積極的に関わろうとしてくれない義妹たち。なにか打開策はないかと考えあぐねたAは、それまでは義実家の皆で食べられるようにと大きな箱のお菓子を1つ買っていった手土産を、義両親には和菓子を1つ、義妹たちには東京で流行っている洋菓子や若い女の子が好きそうな化粧品をそれぞれに1つずつ買っていくようにしたそう。

また、これまでは「自分をお姉ちゃんだと思ってなんでも頼って」と接していた態度を、女同士だから盛り上がる会話を振るなどしてフラットな感じに改めたのだとか。すると、徐々に会話も増え、連絡先の交換をするまでに。今では、妹たちが東京に遊びにくると、旦那さん抜きでAと一緒に3人でお出かけする時もあるそうです。

きょうだいと結婚したと言ってももちろん血が繋がっているわけではないのが義理の妹や姉。これまでAが良かれと思ってとっていた“お姉さん”的な態度を、妹たちは「姉面して」と気にくわなかったのかもしれません。Aが同じ目線の友達感覚になったことが、この妹たちの場合は心を開くきっかけとなったのでしょう。

義姉にも義妹にも「いろいろ教えて!」というスタンスが大事

義姉でも義妹でも小姑は姑と違って年齢が割と近いからこそ、コミュニケーションに悩むことがしばしばあります。

筆者の場合は義妹という立場なので、義姉の話はとにかく感慨深く傾聴し、「不出来な妹ですみません。いろいろ教えてください!」というスタンスを常に取ることも忘れないようにしています。逆にAも義妹たちに対して「お兄ちゃん(Aにとっては旦那さん)って昔どうだったの?」といろいろと聞いて、義妹たちから“物事を教えてもらう”という構図を作っているそう。

もちろんどちらの場合でも、嫁仕事をやることで義実家全体への敬いを忘れていないことも表現したいところ。筆者の経験上、「いいから休んでいて」と言われても引き下がらずに積極的に行った方が無難だと感じます。「でしゃばりに思われるかも」と不安になりますが、後になって「やっぱりやればよかったな」と後悔したことの方がこれまでは多かったからです。

年に数日間しか顔を合わせないからこそ、その期間を円満に過ごすには、多少の我慢やへりくだり、相手への気遣いは大事。「苦手だから」と邪険にせず、こちらから歩み寄ることでこれから一生続く親せき付き合いにおいて良い関係性を築くチャンスにもなります。小姑との関係に悩んでいる方は参考にしてみてください。

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