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「働き方改革」で早く帰宅できる夫は育児に参加し始めたのか?彼らの行き先とは

LIMO / 2019年8月25日 20時45分

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「働き方改革」で早く帰宅できる夫は育児に参加し始めたのか?彼らの行き先とは

最近耳にするようになった「働き方改革」という言葉。政府も力を入れているとあって、企業も以前のような残業を見直し、育児や介護との両立ができるような体制を目指すようになってきました。

では残業が減り早く帰れるようになった男性たちは、積極的に育児に参加しはじめたのでしょうか。

仕事が早く終わっても、そのまま家に帰るとは限らない

定時で仕事が終わったとしても、残念ながら、まっすぐ帰宅する夫ばかりではありません。夫の仕事が早く終わるようになったことで育児の手伝いを期待する妻。しかし、まだ明るいうちに仕事が終わった男性たちは、その時間を自分に費やしてしまうなんてことも。

SMBCコンシューマーファイナンスが行った「30代・40代の金銭感覚についての意識調査2019(http://www.smbc-cf.com/news/datas/chousa_190306.pdf)」によると、寄り道をする男性242人に聞いた、寄り道先は以下の場所です。

【仕事が終わった後、ブラブラ寄り道しながら帰るとき、どこに寄ることが多いか】
1位・・・コンビニ(59.9%)
2位・・・本屋(31.8%)
3位・・・居酒屋・バー(19.4%)
4位・・・家電量販店(18.2%)
5位・・・ファーストフード店(16.9%)
6位以降は、「パチンコ・スロット店」「カフェ・喫茶店」「ネットカフェ・漫画喫茶」などが続いています。
どれも緊急性があるように見えない場所ですが、なんとなく立ち寄ってしまうという夫たち。この結果から、早く帰宅して戦力になって欲しい妻に対し「早く帰れるのにまっすぐ家に帰るのはもったいない」と考える夫が一定数いるのでは、ということが推測できます。

育児に参加しない夫にイライラ

働き方改革の恩恵をまだまだ受けられていない多くの妻たち。それでは、そんな妻たちは夫のどのような言動にイライラを募らせているのでしょうか。

・早く帰ってくると思ってご飯を待っていたのにいつまでたっても帰ってこない
・子どもが寝たころ帰宅し、せっかく寝かしつけた子どもを起こす
・早く帰宅しても子どもと関わらず、スマホをいじっている
・たまに世話をした際の、周りへのアピールが激しい
・ぐずった子どもは母親に丸投げ

毎日の育児に疲れ果てている妻は、こういった夫の行為に不満を抱いているようです。

イライラを減らす解消法

夫への不満を並べていても育児疲れは取れません。では、どのようにすれば妻の気持ちは夫へと伝わるのでしょうか。

・育児をしたらちょっとしたことでも褒めたり、わからなそうなことには声掛けをする
・夫がまとめて時間があるときは、思い切って夫へ預ける
・「手伝い」ではなく、一度夫に「母親業」を担当してもらう

育児に不慣れな夫には、持ち上げてやる気を出させたり、細やかなケアをしたりする必要があります。長期的に子育てに協力をしてもらうためはこの方法も有効です。しかし、妻の方の疲れやイライラが限界に近い場合、そんな余裕はないというパターンも。

そういった際には、自分のルールを捨て思い切って夫に育児を任せてリフレッシュに出かけるというのも、有効的な方法です。妻の補助ではなく自らがメインとなった育児は苦労も多く、普段丸投げにしている夫ほど妻の苦労が身に染みるのではないでしょうか。

夫以外の選択肢も調べておく

しかし、妻の願い虚しくこういったチャレンジすら行えない家庭もあります。夫によっては育児を頼んだことでかえって関係が悪化して、さらなるストレスになってしまうなんてことも。そんなときは思い切って家庭以外のサポートを受けてみてはどうでしょうか。

まだ小さい未就園児の預け先として有名なのが、ファミリーサポートセンター(通称ファミサポ)と一時保育というサービスです。ファミサポは、地域で「子育ての援助を受けたい」と願う家庭と「援助をしても良い」人が会員として所属し、マッチした会員さんに子育ての手伝いを頼むというシステム。買い物や急な用事の際や、保護者の体調不良の際などに子どもを預かってもらったり、習い事の送迎がお願いできたりします。一方の一時預かりは、保育所に一時的に子どもを預かってもらえるシステム。どちらのシステムも事前に登録をしておき、申し込みをすることで利用が可能です。

自分のために育児を誰かに頼むことが心苦しいと考える母親はいまだに多く、自分の通院や美容院などを犠牲にしがちです。しかし、一度勇気を出して割り切ってみると、親はリフレッシュができ、子どもにとっても家族以外の人と触れ合えるよい経験といえます。夫に無理に頼んでケンカになるくらいなら、子育て経験豊富な第三者にお願いするのも、心の負担にならないよい方法といえるでしょう。

まとめ

以前より家事育児に参加する男性が増えてきた現代。とはいえ、まだまだ女性が望むように手伝ってもらえる人ばかりではないのが現実です。また、悪気はない夫の言動も休みのない育児に疲れた妻にとっては、イライラの原因となってしまうことも。そんな際は、感情をぶつけ合ってケンカをするよりも、うまく第三の手を借りて乗り切るのも一つの方法です。

結果、余裕が生まれたことで夫に優しくレクチャーできる可能性もあるので、柔軟に対応してみるのもいいのではないでしょうか。

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