1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

オリンパス株売却のソニーが大幅高! 日経平均株価は反発

LIMO / 2019年9月2日 7時15分

写真

オリンパス株売却のソニーが大幅高! 日経平均株価は反発

【東京株式市場】 2019年8月30日

株式市場の振り返り-日経平均株価は反発、売買代金は13日ぶり2兆円超も薄商い続く

2019年8月30日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 20,704円(+243円、+1.1%) 反発

TOPIX 1,511.8(+21.6、+1.5%) 反発

東証マザーズ株価指数 841.1(+16.9、+2.1%) 5日ぶり大幅反発

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:1,970、値下がり銘柄数:144、変わらず:35

値上がり業種数:32、値下がり業種数:1

年初来高値更新銘柄数:29、年初来安値更新銘柄数:24

東証1部の出来高は12億762万株、売買代金は2兆215億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。前日の米国株市場が大幅高になったことを好感して、買戻しが優勢となりました。売買代金は実に13日ぶりに2兆円を上回りましたが、活況の目安と言われる3兆円には遠く及ばない薄商いが続いています。

そのような中、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。寄り付きから高値圏が続き、後場の序盤に一時+287円高まで上昇する場面も見られました。その後は伸び悩んだものの、+1%超高の反発で引けています。終値でもちょうど1週間ぶりに20,700円台を回復しました。

なお、TOPIXも同じような値動きで反発となり、上昇率では日経平均株価を大きく上回りました。これは、中小型株を含めて全般的に買戻しの動きが優勢だったことを示唆しています。

東証マザーズ株価指数は5日ぶり反発、売買代金は18日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は6,385万株、売買代金719億円となり、いずれも概ね前日並みでした。個人投資家の物色意欲が停滞しており、売買代金は18日連続で1,000億円を下回っています。

一方、売られ過ぎ感の強い銘柄を中心に買戻しが入り、株価指数は+2%超高の大幅上昇で5日ぶりの反発となりました。ただ、依然として800ポイント割れの可能性も残っており、今後の展開は個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

オリンパスが一時+7%超高の急騰、オリエンタルランドは再び上場来高値更新

個別銘柄では、大株主提案に応える形で保有するオリンパス(7733)株の売却を発表したソニー(6758)が大幅高となりました。また、その売却分を自社株買いとしたオリンパスは一時+7%超高の急騰となっています。

さらに、村田製作所(6981)、ローム(6963)、アルプスアルパイン(6770)、TDK(6762)など電子部品株を中心にハイテク株が大きく値を上げました。

その他では通信株にも買戻しが入り、楽天(4755)が一時+5%超高の急騰となる大幅続伸となり、NTTドコモ(9437)が年初来高値を更新したのが目を引きました。

なお、オリエンタルランド(4661)が値を上げて再び上場来高値を更新し、ディー・エヌ・エー(2432)も年初来高値更新となっています。

一方、数少ない値下がり銘柄の中では、小売り株の一角が逆行安となり、ファーストリテイリング(9983)、ユニー・ファミリーマートホールディングス(8028)、セブン&アイ・ホールディングス(3382)などが値を下げました。

また、ハイテク株ではNEC(6701)が唯一逆行安となり、自動車株ではスズキ(7269)が大幅反落となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日にストップ安だったアンジェス(4563)が急反発し、窪田製薬ホールディングス(4596)、サンバイオ(4592)、そーせいグループ(4565)など他の医療バイオ株も大幅高となりました。一方、ブシロード(7803)は終始さえない値動きで推移しています。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください