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【パワハラの定義】「ブラック上司になっていない?」6つのタイプをチェック!

LIMO / 2019年9月21日 20時30分

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【パワハラの定義】「ブラック上司になっていない?」6つのタイプをチェック!

部下がミスをしたときは、上司としてしっかりと指導しておきたいところ。真剣に怒るあまり、つい厳しい口調になってしまうこともあるかもしれません。

ところが、その結果「それはパワハラだ」「あの人はブラック上司だ」と言われる可能性も。そこで今回は、ブラック上司にならないために抑えておくべきポイントをお伝えします!

「パワハラ」の基準を確認

まずは、パワハラの基本を抑えておきましょう。パワハラの正式名称は、「パワーハラスメント」。権力や権威を意味する「パワー」と、嫌がらせやいじめを意味する「ハラスメント」が合わさった言葉です。

このパワハラを減らすべく、厚生労働省ではパワハラ防止の啓発が実施されています。にもかかわらず、パワハラ被害を訴える声は後を絶ちません。

では、パワハラにはどのような事例があるのでしょうか。厚生労働省の定めた定義や6類型の分類を見ていきましょう。

パワハラの定義

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」

パワハラの6つの型

・身体的な攻撃暴行や傷害など、身体に対する攻撃
・精神的な攻撃脅迫や名誉棄損、侮辱的な言葉を浴びせる
・人間関係からの切り離し、や隔離して仕事をさせたり無視をしたりする
・過大な要求業務上明らかに不要なことに時間をかけさせたり、業務遂行が不可能なことを強制したりすること
・過小な要求能力や経験からかけ離れた、程度の低い仕事につかせたり、仕事を与えないようにしたりすること
・個の侵害プライベートに必要以上に立ち入ること

普段部下に指導する立場の人は、このような項目に当てはまらないかを振り返ってみましょう。なお、部下だけでなく後輩への対応がパワハラになるケースもあります。

ブラック上司はどうなる?

一向にパワハラを改善しない場合、どのような結末が待っているのでしょうか。パワハラを続けるブラック上司に出会った方に、その目撃談を聞いてみました。

・「休みの日も部下に電話をかけまくり、『今すぐ来い』『今日中に仕事を終わらせろ』と命令する上司がいました。不満が爆発し、上司の言動を上の立場の人に相談することに。すると、降格処分により今の地位から下がる命令が出されていました」

・「ミスをした女性スタッフに罵声を浴びせ続けた課長が、法務部に報告されていました。その結果、子会社に異動させられることが決定。どうやら、以前から彼のパワハラが問題視されていたようです」

「上司の言葉で一気に疲れが…」その言葉とは?

先ほどの目撃談によると、パワハラによって降格や異動を命じられるケースもあるようです。たとえ相手を傷つけるつもりがなくても、言葉ひとつで相手に不満や疲労感を与えてしまうことも少なくありません。そこで、部下のやる気を損なわせる言葉をチェックしておきましょう。

養命酒製造は、東京都で働く1000人に対して「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査」を実施しました。その結果、41%の人が「疲れが倍増する言葉を上司に言われたことがある」と答えています。そのトップ3は、以下のようになりました。(複数回答)

1位:「常識でしょ」/「当たり前でしょ」(24.4%)
2位:「前にも言ったよね?」(23.9%)
3位:「まだ終わらないの?」/「仕事遅いね」(21.0%)

普段、無意識のうちに使っている言葉はありませんでしたか?このような言葉を多用している方は、表現や伝え方を見直しておきましょう。

まとめ

パワハラに悩んでいる人が、自ら退職したり自殺を考えるようになったりするケースも多く見られます。「反抗してこないから大丈夫」「これぐらい厳しくしないと」といった思い込みは避けておきましょう。適度に褒める、行動を認めるなど、部下や後輩を理解している態度を示すのも大切ですよ。

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