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「母親に聞いた削れない費用トップ5」2位以下と大差をつけた1位とは

LIMO / 2019年9月27日 11時15分

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「母親に聞いた削れない費用トップ5」2位以下と大差をつけた1位とは

人それぞれに削りたくないと思う出費は異なりますが、「親」という立場で考えたときに、真っ先に思い浮かぶのは、育児に関する費用ではないでしょうか?

親としては、子どもにいろんな体験をさせ、希望通りの進路を進ませてあげたいと思うもの。しかし、その一方で気になるのが「お金」の問題。「ここは削るべきだ」と感じる項目もあれば、削りたくないお金もあるでしょう。そこで今回は、子どものためのお金について考えてみましょう。

母親に聞いた「削れない費用」の1位は?

出産して育児が始まると、さまざまな出費に対応することになります。そんななか、ママたちが「このお金だけは削りたくない」と感じるのはどの項目なのでしょうか。

人気育児アプリを手掛けている『ママリ』は、2018年の5~6月に3歳未満の子どもがいる女性2,982人を対象に調査を実施しました。その結果、「なるべく削りたくない支出」は以下通りとなっています。

1位…ベビー・子ども用品代(70.8%)
2位…教育費(28.5%)
3位…医療費(27.6%)
4位…食費(25.1%)
5位…外食・レジャー費(22.1%)

2位以下と大差をつけた1位は、「ベビー・子ども用品代」でした。これには、子ども服やベビーカー、チャイルドシートなどが含まれています。育児の環境を整えるためには、それなりのお金をかけたいというママたちの意志が感じられます。

そして、2位は「教育費」という結果に。今回は一番下の子が3歳未満のママを対象にした調査でしたが、それでも教育費に対する意識は高いようです。将来の教育費を今のうちから見据えているママが多いのでしょう。

気になる教育費…1人あたりいくら必要?

多くのママが気にしている「教育費」。なかでも金額の大きい大学費用は、いくら用意しておけばいいものなのでしょうか。文部科学省が2018年12月26日に公表した「2017年度(平成29年度)入学者の学生納付金等調査結果」の結果、私立大学(学部)に要する金額は以下の通りとなりました。

授業料:900,093円
入学料:252,030円
施設設備費:181,294円

これらを全てあわせた「初年度学生納付金」は1,333,418円。これに実験実習料等を合算すると、初年度に1,455,729円が必要であると算出できます。

なお、国立大学の授業料は年間53.5万円、入学金は28.2万円となっています。この金額は、国立大学法人化制度が始まった2005年度からずっと同じ状態です。

両者を比べると、金額の差はかなり大きいといえるでしょう。子どもがどんな進路を希望しても焦ることのないよう、余裕を持った貯金計画を進めておきたいものです。

習いごとの費用も忘れてはならない

子どものために用意しておかなければならないお金は、学費だけではありません。子どもの習いごとにも、それなりの出費が伴います。

2018年2月にアクサダイレクト生命保険株式会社が実施した「第5回子どものおけいこ事に関する調査」から、今の習いごと事情をみてみましょう。

この調査の結果、0~9歳の子をもつママのうち「子どもにおけいこ事をさせている」と答えたのは54%となりました。「おけいこ事をさせている目的」として最も多く挙がったのは、「好きなこと・得意なことを増やすため」(59.4%)です。その一方で、「おけいこ事をさせる上での悩み」として58.7%の人が「費用がかさむ」と回答しています。習いごとをさせたい願望と、金銭的な悩みの板挟みになっている家庭が多いようです。

まとめ

やはり、生活費は削っても、子どもにかけるお金は削りたくないという考えを持つ人が多いようです。しかし、そうはいっても子どもにかけられるお金にも限度があります。
特に「教育費を削りたくない」と思うのであれば、今後必要となるお金を予想しておき、教育資金の貯金計画を立てておいたほうがよいかもしれません。その際、夫婦間で意見の食い違いが発生しないよう、パートナーとの話し合いを重ねておくことも大切です。

 

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