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串カツ田中HD、既存店売上高が7カ月連続のマイナス成長に(2019年9月)

LIMO / 2019年10月7日 12時15分

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串カツ田中HD、既存店売上高が7カ月連続のマイナス成長に(2019年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は串カツチェーン店「串カツ田中」を運営する串カツ田中HD(3547)の、2019年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年10月3日に更新された串カツ田中HDの2019年9月既存店売上高は、対前年同月比93.5%でマイナス成長になりました。内訳は客数92.6%、客単価100.9%で、客単価はプラスとなりましたが客数のマイナスをカバーできなかった形です。

一方で、全店売上高は129.6%となりプラス成長。引き続き130%近い高い成長率を維持しています。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社の2019年11月期の既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか。

既存店売上高は、Q1に3カ月連続のプラス成長を果たしましたが、その後7カ月マイナス成長が継続中です。9月は客単価が今期初めてプラス(100.9%)となりましたが、逆に客数が今期最低数字(92.6%)となり、成長に向けた歯車が噛み合いません。

一方で全店売上高は、概ね130~160%間の高い成長を見せています。ただし徐々に数字は落ちており、9月の129.6%は依然として高い数字ながら、今期最低の数字です。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は、2017年11月末7,000円台の高値を天井に下落を開始しました。2019年は1月と8月に1,700円台でダブルボトムのチャートを形成しています。8月6日の安値1,772円からの反発局面が続いており、現在は2,300円付近での取引がなされています。

全店売上高が高い成長率を継続する一方で、既存店売上高はマイナス成長という構図に変化はありません。今後はいつ既存店売上高が回復基調に転じるかが注目されます。

串カツ田中の過去1年の株価推移

(/mwimgs/7/9/-/img_799419683d2056cd282ab5a00b7832b6125412.jpg)

拡大する(/mwimgs/7/9/-/img_799419683d2056cd282ab5a00b7832b6125412.jpg)

参考資料:月次報告(2019年9月度)(http://contents.xj-storage.jp/xcontents/AS06609/ba863469/d02d/4e9b/9bac/5fcd909e31d1/140120191003404455.pdf)

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