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「遂に反抗期がキター!」子もイライラ、親もイライラ…の悪循環を乗り切るには?

LIMO / 2019年10月6日 9時15分

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「遂に反抗期がキター!」子もイライラ、親もイライラ…の悪循環を乗り切るには?

子どもの様子に違和感がある、子どもの話し方にトゲが出てきた…。このような変化を感じたら、反抗期の前兆かもしれません。いつかはやってくる反抗期は、親としてどう捉えておくべきなのでしょうか。

そこで今回は、わが子の反抗期にイライラした親たちに乗り越え方をうかがいました。「親子喧嘩をしてしまった!」と焦る前に、この時期だからこそ意識しておくべき注意点や、実際の事例を学んでおきましょう。

上から発言は「そういう時期」と割り切って

「とにかく、何を聞いても真面目に答えてもらえません。外出先を聞いても『どこだっていいだろ』、宿題の進捗状況を聞くと『いつやろうが自由だろ』と返すだけ。この頃は、上から目線の発言に毎日ストレスがたまっていました。

でも、反抗期はさらに成長する上での通過点なんですよね。『こうやって発達していくのね』『まだ成長途中なのね』と捉えることで、反抗的な態度を受け止めやすくなりました。子どもと衝突してばかりだとキリがないので、相手と同じレベルでの言い合いは避けることにしたんです。

外出先に関しては『小学生で行けるところは限られているから、門限さえ守ってもらえばいいか』と割り切ることに。さすがに宿題はやってもらわないと困るので、子どものセリフから対応を考えていました。

たとえば、『いつやろうが自由だろ』は『やってないがやる気はある』、『やってるよ』は『手は付けたがまだ途中』という証なので問い詰めません。『うるせえな』は手を付けていないと考えられるので、少し圧力をかけておきます。このように、必要な時以外は自主性に任せるなどの工夫をしましたよ」

反抗期の仕組みを知って安心

「ずっと機嫌が悪く、家の中での態度も悪かったです。受験生なのにダラダラと寝てばかりだし、見ているだけでイライラ…。注意しても『あとでやるから』と流すだけで、一向に改善する様子が見られません。

どうしたものか…と頭を抱えていたところ、『反抗期は「成長の証」であり、本来なら喜ぶべきこと』と知りました。というのも、反抗期は思春期でもあり第二次性徴期でもある。性腺刺激ホルモンによって身体が男性・女性的になる時期なので、ホルモンの影響によって精神的に不安定になるといわれているのです

このような反抗期の仕組みを理解したことで、子どもの態度に対する苛立ちが「安心」に変わりました。目の前の子どもの言動だけでなく、その背景を知ることは大切ですね」

カウンセラーに相談

「ちょっとしたことが受け入れられず、泣いて拒否される場面が目立ちました。朝の忙しいときに『こんな服で学校に行きたくない』と泣かれた日もありましたね。親からすれば些細なことでも、本人にとっては大問題のようです。

そこで、小学校のカウンセリング室を利用しました。公立小学校の半数以上に設置されており、子どもの様子を相談することができますのです。

ここでカウンセラーからアドバイスをもらったり、話をして気持ちを軽くさせたりと、いろんな面で助けてもらいました。親だけで相談することもできましたよ」

うまく勉強を促すコツは?

そうはいっても、一向に勉強しない子どもの様子は気になるもの。放置すると勉学や受験に支障が出るし、注意をしたら反抗される…。

このような状態に陥った場合、どのように声をかければいいのでしょうか。塾教師として多くの子に接している方に、勉強を促すコツを教えてもらいました。

注意のしすぎは禁物

子どもを想うあまり、つい過去の失敗を並べてしまうこともあるでしょう。しかし、注意をされ続けた子は「自ら勉強しよう」という意欲が低下してしまいます。自主性が損なわれるだけでなく、モチベーションが下がって勉強内容を覚えにくくなるデメリットも。あれこれと注意したくなる気持ちは、ぐっと堪えておきましょう

伝えたいことは手短に

「勉強しなさい」「何やっているの」と長時間に渡って説教しても、子どもは耳を傾けてくれません。5分を超えると集中力が切れ始めるので、伝えたいことは3分以内におさめておきましょう。

ときには「待つこと」も大切

子どもと大人は、時間感覚に大きな差があります。そのため、習いごとや勉強の成果が出なかったからといって、「これは意味がない」と親が判断するのも避けておきましょう。子どもの取り組みを切り上げようとせず、「もうじき成果が出てくるかも」と待ってみてください。

まとめ

反抗するということは、相手を信用できる、甘えられると捉えている証拠でもあります。そう思うと、「反抗してくれている」と思えるのではないでしょうか。カチンとくる言葉遣いに言い返したくなる瞬間もあると思いますが、ここは子どもの成長を温かく見守っておきましょう。

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