パワハラ上司は気が小さい? 慕われる上司はどんな言葉を部下にかけるのか

LIMO / 2019年10月10日 20時15分

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パワハラ上司は気が小さい? 慕われる上司はどんな言葉を部下にかけるのか

パワハラに対する世間の目が厳しくなってはきているものの、まだまだ上司などの理不尽な言動に悩んでいる人もいるでしょう。一方で、打たれ弱く、叱られると会社を休んだり辞めてしまったりする部下の育成に頭を抱えている上司も少なくないようです。

パワハラ上司は何に弱いのか?

働きやすいと評価されるような会社であっても、パワハラは個人の性格による場合もあるので、運悪くパワハラ上司の下に配属になってしまうことも。そんなとき、すぐ誰かに相談できるような職場環境であればいいですが、必ずしもそうはいかないこともあるでしょう。しかし、パワハラ上司の心理を理解することで対策ができるかもしれません。

メンタリストでビジネス心理関連の著作も多いロミオ・ロドリゲス Jr.さんは、著書の『仕事は嫌いじゃないけど、人間関係がめんどくさい!(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4295402540/ref=as_li_tl?ie=UTF8&tag=cmpubliscojp-22&camp=247&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4295402540&linkId=dfd5bc110081b6ac1423f698ba644199)』で、パワハラ上司の心理について「実は彼らは自分に自信がない」と指摘しています。また、パワハラの加害者に共通するのは「心の問題」で、具体的には以下のような共通のパターンがあるといいます。

    気が小さく自信がない

    自分がリーダーの器ではないと感じている

    高圧的な圧力がないと人は動いてくれないと感じている

一方、自分に自信があり、部下のミスをフォローできるような余裕がある人なら、やみくもに怒鳴ったり、高圧的な態度を取ったりはしないものです。パワハラ上司は、あなたに対しての恐怖心、または自分の存在意義に対しての「何かしらの違和感」を覚えているのではないでしょうか。そして、「肩書」という相手が反抗することができない、自分が優位なポジションで攻撃を仕掛けてくるのです。

こうしたパワハラを避けるためには、その「優位なポジション」を崩すことが一つの手です。たとえば、あなたがパワハラ上司のさらに上司、あるいは役員や社長と楽しそうに話していたら「何であんなに仲がいいんだ…? もしかして自分のパワハラが社長にバレるのでは?」と恐怖を感じるでしょう。自分の肩書で優位性を利用しようとする上司なら、上の立場の人に自分がどう思われているかを一番に気にするからです。

社長や役員はもとより、上司の上司にも気軽に話しかけるなんて無理、と思うかもしれません。しかし、趣味や好きなことの話なら、意外とフランクに話しかけてくる部下を邪険にはしないものです。たとえば「〇〇社長、社長の趣味はゴルフでしたよね、実はゴルフを始めようと思うのですが、初心者はどんな道具を買ったらいいですか?」と話を振るのです。自分の興味があることなら笑顔で答えてくれるでしょうから、パワハラ上司の前で自分から話しかけてみましょう。

部下は上司にどんなセリフを期待している?

最近は少子化問題もあり、企業存続のためにも優秀な若手の確保が急務です。しかし、最近の若い社員は、ちょっと怒っただけで凹んでしまうと、部下の扱い方に悩んでいるケースもめずらしくないでしょう。では、部下は上司からどんな言葉をかけてもらいたいのでしょうか。

養命酒製造が2018年6月に実施した、「東京で働くビジネスパーソンの疲れの実態に関する調査2018(https://www.yomeishu.co.jp/health/survey/pdf/20180718_tsukare_tokyobizperson.pdf)」(20歳~59歳のビジネスパーソン1,000人を対象)では、「上司に言われたら疲れが半減すると思うセリフ」について聞いています。その結果は以下の通りです。

1位・・・「君がいると安心だ! いつも頼りにしているよ」(21.3%)
2位・・・「すごいね、よくやった! 期待以上の出来だ」(20.1%)
3位・・・「君の心配りや優しさにはいつも感謝してる」(17.3%)
4位・・・「○○さんじゃないとこの仕事はできなかった」(15.9%)
5位・・・「ありがとう! 君の頑張りのおかげで成功した」(14.4%)

上記の結果では、自分が頑張っていることを見ていてくれる、評価してくれていると部下に感じさせる内容が目立ちます。こうして「褒めて育てる」ことには、「相手の長所を自覚させることができる」「さらにその能力を伸ばしていこうというモチベーションを与えられる」というメリットがあります。

ただ、「褒めて育てる」は諸刃の剣でもあります。毎回のように褒められていては、それが当たり前になって大きな成長を妨げるかもしれません。逆に褒められなければやる気が出ず、ルーティンワークを丁寧にやらなくなってしまう可能性もあるので、やみくもに褒めすぎることは避けなければいけません。

「褒める」は、モチベーションを上げるためにすることなので、部下の様子を見ながら、自信をなくしているときに褒めたり、本当に努力して結果に結びついたときに本気で褒めることが大切なポイントといえるでしょう。

おわりに

上司と部下の人間関係は古くて新しい問題です。上に立つ人が部下の生活や心理に影響を与える存在であることは昔から変わりませんが、昨今では働き方改革で管理職の役割も変化してきています。管理する立場の人が意識的に明るい言葉を使うことで、部下のやる気を維持することができ、職場の雰囲気を良くしていくことができるかもしれませんね。

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