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鳥貴族、長らく続いた既存店売上高のマイナス成長脱出まであと一歩(2019年9月)

LIMO / 2019年10月14日 12時15分

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鳥貴族、長らく続いた既存店売上高のマイナス成長脱出まであと一歩(2019年9月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は焼鳥チェーン店「鳥貴族」を運営する鳥貴族(3193)の、2019年9月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年10月7日に更新された鳥貴族の2019年9月既存店売上高は、対前年同月比で99.9%と若干のマイナス成長。内訳は客数102.1%、客単価97.8%となり、客単価はマイナスながら客数はプラスで、結果として既存店売上高がマイナスながらほぼ横ばいとなっています。

全店売上高は99.5%とマイナス成長になりました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のこれまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は7月決算)。

既存店売上高は、前期全ての月でマイナス成長であり、今期もマイナス成長が継続中。ただし9月は対前年同月比99.9%であり、プラス成長まであと一歩の状態です。客数は概ね98%以上で推移し9月がプラスとなる一方、客単価は昨年9月の102.5%を最後に1年間マイナスが続いており、客単価の回復がプラス成長の鍵を握ります。

全店売上高は、前期5月までプラス成長が続いたものの、足元は4カ月マイナス成長が継続中です。ただし今期は8月95.5%、9月99.5%と、マイナス幅は縮小しています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の株価は、2017年12月の3,965円を天井に下落がスタートしました。本年3月11日に1,478円の安値を付け、その後反発し6月半ばからは2,000-2,300円間での取引が継続。9月中旬からの上昇で2,500円目前の水準にまで上昇しており、今後さらなる上昇を見せるのか注目されます。

既存店売上高は長くマイナス成長が続きましたが、9月は対前年同月比99.9%となりプラス成長が視野に入ってきました。10月にはプラス成長を果たすことができるのかが注目されます。

鳥貴族の過去1年の株価推移

(/mwimgs/7/a/-/img_7a2780279c485c78e2dd5a6a2eab1aba146885.jpg)

拡大する(/mwimgs/7/a/-/img_7a2780279c485c78e2dd5a6a2eab1aba146885.jpg)

参考資料:月次報告(2019年9月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3193/tdnet/1755586/00.pdf)

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