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YouTuberに影響されるイマドキ小学生…小学生の子をもつ親、複雑化する悩みとは

LIMO / 2019年10月22日 19時15分

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YouTuberに影響されるイマドキ小学生…小学生の子をもつ親、複雑化する悩みとは

時代の流れによって子育ての悩みというものは変化します。今は小学生でも自分専用のスマートフォン(スマホ)を持っている子どもが多く、そこから生まれるトラブルも増えています。

2019年2月には柴山文部科学省が「小中学校はスマホの持ち込みを原則禁止」という指針を見直す方針を明らかにしています。今後ますますスマホと子どもの関わり方について、親は考えていかなければならないかもしれません。

また、学校に通わないというスタイルを選択する子どもも増えており、昔に比べてフリースクールも充実してきています。

簡単に解決することが難しいほど複雑化している状況に、思わず頭が痛いと親が感じてしまう場面も多いのではないでしょうか。今、小学生を育てている親が抱えやすい悩みをご紹介します。

SNSを利用した陰湿ないじめが蔓延している

昔からいじめというものは存在していますが、近年のいじめは陰湿なものが多いです。今どきの小学生はスマホを使いこなしており、そのため、とくにSNSを使ってひどい言葉を送りつけるようないじめが目立っています。SNSにすぐに返信しないことがあったなど、SNSを利用しなければ起こらなかったようなことがいじめの理由になっており、多くの親が悩んでいます。

SNSによるいじめの場合、子ども自身が打ち明けてくれないと、親も担任も気づきにくい傾向にあります。また、口で言葉を発するよりもSNSで言葉を送信する方が手軽なこともあり、いじめている側も深く考えずにひどい言葉を何度も送ってしまいがちです。

ただ、このようないじめを避けようと、スマホを子どもから奪えば解決するかと言うとそういう簡単な問題でもありません。

それよりも、常日頃から両親が子どもにとって気軽に頼れる存在になってあげられるよう、信頼関係を築いておくことがとても重要なのです。もちろん「スマホの使い方」「SNSのマナー」など、予め親が教えてあげることも重要といえます。

学校に行かないことを選択する小学生が増えてきている

最近は、子どもがYouTuberの影響を大きく受けています。不登校の小学生で注目を浴びたYouTuberをご存知ですか。彼は「先生が指示する通りに動くなんて、ロボットみたい。人生は冒険なんだし、不登校は不幸なことじゃない。むしろ、嫌だ嫌だと思いながら学校に通っている子どもの方が不幸だ」と言ったことで、メディアも大きく取り上げました。

例えばアメリカやカナダなどの海外では、ホームスクーリングが合法になっており、自宅で勉強を進めることができます。また、日本でも分からないことがあればインターネットで検索をして答えを知ることも可能です。今では不登校の子ども達に対しての理解も社会で広がっており、フリースクールも充実しています。だからこそ「どうして学校に行く必要があるの?」と子どもに聞かれたら、なんと答えればいいのでしょうか。この質問にうまく回答しようと考えるだけで頭が痛いという親も多いはずです。

ただ親の考えを押し付けるだけでは、子どもは納得できません。子ども自らが、学校に通うことで得られることがたくさんあると納得できなければ、意味がないのです。親としてどういうかたちで子どもに自問自答を促すか、両親で子どもの学校教育について話す機会をもっておくようにしましょう。

今どきの小学生はとってもおしゃれに敏感

一昔前は子ども向けのファッション雑誌などありませんでしたが、今ではこのような雑誌のコーディネートを参考にファッションを楽しむ小学生が増えています。

週末だけのおしゃれであればまだいいのですが、制服がない小学校の場合は、毎日おしゃれをして登校したいと主張する子どももいるようです。もちろん学校に行く時は派手なおしゃれは良くないことです。けれど、雑誌に載っている同年代が着ているから着たいという気持ちを子どもたちは抱いてしまうのです。

もしも子どもが派手なファッションを選び始めた時は、TPOをわきまえることを教えるいい機会だと思って、子どもと向き合ってみましょう。露出した服は犯罪に巻き込まれやすい、どうして学校には派手な服装で行くべきではないのかなど、きちんと伝えるべきです。子どもに伝える内容を考えることは親にとって頭が痛い問題ですが、重要なことなので、よく話し合って意見をまとめておきましょう。

小学生はすべてを理解して主張しているわけではない

自分の頃を振り返ってみても、小学生の頃というのは「○○ちゃんがやっているから、やりたい!」という周りが基準で物事を決めてしまうことが多いものです。それを許可するかしないかは親に委ねられています。けれど、子どもは子どもで、自分の意志を貫こうと説得してくることもあるでしょう。

そのような時、親としてどのような考えを伝えるのか、これはよく話し合って決めておきたいですね。現代はさまざまな情報が小学生にまで届くので、悩みを抱える親も多いですが、親としてしっかりとした意見をもち乗り越えていきましょう。

【参考】
「学校へスマホ持ち込み禁止の指針、文科省が見直しへ」朝日新聞デジタル

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