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上司の「生活残業」につきあわされる部下の辛すぎる日常。「帰りにくい」さえ巧みに利用!?

LIMO / 2019年11月6日 21時15分

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上司の「生活残業」につきあわされる部下の辛すぎる日常。「帰りにくい」さえ巧みに利用!?

【マンガ記事】妄想シャイン

残業しないで帰ろうとしたら、そんな日に限って上司ががっつり生活残業態勢。「俺より先に帰るのか?」の圧力に、部下は帰るに帰れない…。

オフィスでありそうな、そんなシチュエーション。自分ではなくても身近で起こって相談されたりした経験がある方もきっと多いはず。

第16話:帰りたい

 
 
 

 

 
 

 

 

とある会社に勤務する中堅社員の主人公。今日は珍しく定時で仕事が終わり、残業をしないで帰ることにしました。

帰り支度をし、「係長、お疲れ様です。」と、挨拶をしてオフィスを出ようとしたところ、係長から「俺が、まだいるのに帰るのか?今月の残業時間、まだ余裕あるんだろ?もう少しやっていきなさい。」と引き止められてしまいます。

「係長が残っている限り、残業規制ギリギリまで仕事しなきゃいけないのかよ…」と心の中でつぶやく主人公。そして、脳内で妄想スイッチが入ります。

「喜べ。今月は特別に200時間まで残業してOKになったぞ。」と主人公を前に嬉しそうに報告をする係長。「毎日10時間も残業⁈ そんなに仕事あるのかよ…。」と心の中でつぶやく主人公。長い、長い残業時間、黙々と作業をこなす主人公に、「君ー、その仕事が終わったら、こちらに来て相手をしなさい。午前3時までな。」と、挑戦中のゲームのコントローラーを握りしめながら声をかける係長…。「そんなことで残っているなら、早く帰らせてくれよ…。」(妄想終了)

「ああ、これが生活残業ってやつか…。」と観念した主人公は、自席でゲームに興じながら「残業」をする係長につきあい、書類の整理でもすることにして、自席に引き返しました。

係長の様子をうかがいつつ、適当な仕事で時間をつぶしていると、後ろから新人女子が、こそこそと声をかけてきました。「まだ、帰っちゃダメなんですか?」「ああ、係長が帰らない限りはな…。」と、ため息交じりに返事をすると、それを聞いた新人女子は少し考え、いいことを思いついたという顔をして、どこかに行ってしまいました。

しばらくすると、「あれ?ネットワークエラー?」と慌てだす係長。どうやら、急にインターネットへの接続が切れてしまったらしいのです。急いでパソコンをあちこち確認しますが、再びつながる気配はありません。ゲームがいいところだったのか、係長はがっくりとうなだれながら「俺は帰る。お疲れ様。」と、そそくさと帰り支度をして去っていきました。

誰の仕業かすぐにピンときた主人公。早速、新人女子のもとに行き、「何かやったのか?」と聞いてみます。「何って…。Wifiルーターのケーブルを抜いただけですよ。」と新人女子はにっこり。

今も昔も、問題視されている生活費を稼ぐことを目的として行われる「生活残業」。残業時間を規制したり、ノー残業デーを設けるなど、働き改革とあわせて対策をしている企業も多いようですが、この係長のように、「上司がいると部下が帰りにくい。」という状況を巧みに利用し、管理する側自らが、残業を希望しない部下をつきあわせてまで…となると、はてさて、いかがなものでしょうか。

新人女子の、「元を断つ」作戦の是非はさておき、「上司が帰らないから、仕方なく今日も残業…」という状況に嘆いている読者の中には、思わずニヤリとしてしまった方もいるのではないでしょうか。次回もどうぞお楽しみに。

【マンガ記事】妄想シャイン

入社3年目でようやくこなれてきたサラリーマンの主人公は、ストレスが溜まるとひたすら妄想しながら乗り切る、妄想社員。オフィスでよくある、ちょっとしたイライラやモヤモヤを、今日も妄想しながら乗り切ります。

これまでのお話

第15話 出社するべき?(https://limo.media/articles/-/14011)

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