回転ずしのスシローGHD、2020年9月期もプラス成長でスタート（2019年10月）

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「スシロー」を運営するスシローグローバルHD（3563）の、2019年10月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年11月5日に更新された、スシローグローバルHDの2019年10月既存店売上高は、対前年同月比105.4%となりプラス成長。内訳は客数104.1%、客単価101.2%でした。

全店売上高も109.3%とプラス成長であり、既存店及び全店いずれもプラス成長で2020年9月期のスタートを切りました。

今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか（同社は9月決算）。

既存店売上高は、前期全ての月で対前年同月比プラス成長を達成しました。今期も10月をプラス成長でスタートしており、前期からのプラス成長が継続中です。ただし昨年10月は110.7%であり、成長率自体は低下を余儀なくされています。

また全店売上高も既存店同様、前期は全ての月でプラス成長。今期もプラス成長でのスタートです。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社の2019年の株価は7,800円台でフタがなされた状態にあります。7月に5,990円の安値を付けた後に上昇を開始し、現在は7,500円付近での取引がなされています。今後7,800円台を超える上昇に至るのか注目されます。

2020年9月期も順調なスタートを切りました。前期に続き今期も成長を続けることができるのか、という点が注目されます。

スシローグローバルホールディングスの過去1年の株価推移

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参考資料：スシロー全店及び既存店前年同月対比実績（2019年10月期）（http://www.sushiroglobalholdings.com/financial/highlight/monthly/）