女性特有の引きこもり…30代女性が親や祖父母と同居する理由2位「家事をしてもらえる」1位とは

LIMO / 2019年11月12日 20時40分

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女性特有の引きこもり…30代女性が親や祖父母と同居する理由2位「家事をしてもらえる」1位とは

結婚や独立をしないまま、親と同居を続ける方が増えています。就職や進学といったイベントでも親元を離れることなく、結婚もしないまま、「娘」という立場で家に居続けてしまう女性も多いのです。さらに仕事などをしない「引きこもり」状態となってしまっている方もいるのです。30代女性が親と同居を続ける理由や、女性の引きこもりが抱える問題点を考えていきましょう。

女性が親や祖父母と同居する一番の理由は「生活費を節約したい」から

マンションサプリが行った「30代の未婚女性のインターネット調査(https://limo.media/articles/-/2660)」では、30代女性が親や祖父母と同居する理由は以下のようになっています。

30代女性ランキング

1位 生活費を節約したいから(30.0%)
2位 家事や炊事をしてもらえるから(20.0%)
3位 一人暮らしは寂しいから(15.0%)
4位 親にいてほしいと言われるから・特にない(10.0%)
6位 その他(7.5%)
7位 職場が近いから(5.0%)
8位 介護のため(2.5%)

同じ調査での30代男性の理由の第一位も同じく「生活費を節約したいから」、二位は「家事や炊事をしてもらえるから」です。しかし生活費を節約したいと答えた女性の割合は、男性の28.4%よりも女性は30.0%と高くなっています。国税庁が行った「平成30年民間給与実態統計調査結果(https://www.nta.go.jp/information/release/kokuzeicho/2019/minkan/index.htm)」でも、給与所得者の平均給与は男性が545万円に対して女性は293万円と200万円以上の差があり、女性の方が給与は低く、親と生活することで生活費を節約する必要があることがわかります。

もうひとつ30代女性の回答で特徴的なのが第三位の「一人暮らしは寂しいから」です。これは男性や他の世代の女性に比べると圧倒的に高くなっているのです。30代に入ると、友人が結婚するなどして今までのような付き合いを続けることが難しくなることもあります。そんな時、一人暮らしではなく親と一緒に暮らすことで、寂しさを感じずに済むというのもひとつの理由なのかもしれません。

大人の引きこもりが増加中!女性の引きこもり特有の問題点とは

2019年3月の内閣府の「令和元年版 子供・若者白書〜長期化する引きこもりの実態調査(https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/r01honpen/pdf/b1_00toku2.pdf)」よれば、全国で40歳から64歳までの引きこもりが推定61.3万人いるとされています。内閣府の定義によれば、引きこもりとは以下のような状態に当てはまる方のことです。

①趣味の用事のときだけ外出する人は推定24万8000人。
②近所のコンビニなどに出かける人は推定27万4000人。
③自室からは出るが家からは出ないと、自室からもほとんど出ないを合わせた人の推計は9万1000人。


引きこもりとされる方のうち、その6割強が男性とされています。同調査でも大人の引きこもりの23.4%が女性であるとされています。しかしこの数字には「専業主婦」や「家事手伝い」の人は含まれていないのです。しかし実態としては「引きこもり」である状態場合もあり、女性の引きこもりは問題が可視化されにくいという点が指摘されています。

女性が家に閉じこもっていても問題視されない傾向があるため、自助グループなどに参加する方も少ないというのも難点です。今を変えたい、と思っても助けを求める場所がないのです。

男性の引きこもりに比べて見過ごされがちだった女性の引きこもりですが、現在では女性向けの支援の輪も広がっています。女性が引きこもる原因は人それぞれです。しかし、変わりたいと思ったとき、支援を受けることで新しい一歩を踏み出すことができます。LINEなどオンラインだけで相談できる支援団体もありますから、自分に合った支援を探してみてはいかがでしょうか。

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