令和時代の新常識?貰って「嬉しい」or「困る」デジタル年賀状エピソード
LIMO / 2019年12月21日 10時45分
令和時代の新常識?貰って「嬉しい」or「困る」デジタル年賀状エピソード
スマートフォン(スマホ)やSNSの普及に伴って、近年では新年のあいさつを年賀状ではなくネット上で済ますという人が増えているそう。LINEやSNSを使うことで、印刷の手間が減ったり住所を知らない相手にも気軽に新年のあいさつが出来たりというメリットがたくさんありますが、送る際には相手のことをきちんと考えて、失礼のないようにしたいもの。
そこで今回は、「貰って嬉しいデジタル年賀状」と「正直貰っても嬉しくないデジタル年賀状」をまとめてみました。
デジタル年賀状のメリットは?
送る側
1.年賀状の作成時間が短縮できる
2.住所を知らない相手にも送ることができる
3.年賀状の投函期限に間に合わなくても元旦に送れる
4.年賀状よりコストがかからない
もらう側
1.動きがあったり、声が聴けたりして楽しい
2.リアルタイムでやり取りができる
3.年賀状を保管しておく必要が無い
と、いうように送る側にももらう側にもたくさんのメリットがあるデジタル年賀状。送る側としては、作成の手間やわざわざ年賀状を送るために住所を聞く必要が無いということで、時間的な余裕ができるというメリットが感じられます。
もらう側としても動画やスタンプなど今までの年賀状にはない斬新な仕掛けを楽しむことができるので、新年からワクワクした気持ちに。なかにはお年玉付き年賀はがきのようなお年玉くじのついたデジタル年賀状もあるので、年賀状同様に新年の運試しをすることもできます。
さらに、デジタル年賀状のいいところは、思い立った時にリアルタイムで送れるところ。例えば、自分が年賀状を出していない相手から年賀状を頂いた場合、年賀状で返信をすると日にちがかかってしまいますが、デジタル年賀状であれば、その日のうちにお返事ができます。
また、相手の住所や写真が入った年賀状は個人情報が満載なので、保管や処分に注意が必要ですが、デジタル年賀状であればその心配もありません。
どんなデジタル年賀状があるの?
デジタル年賀状と一口に言っても様々なサービスがあります。数年前までは、LINEやSNSのダイレクトメールを使って個人にメッセージやスタンプを送ったり、FacebookやInstagramの投稿でフォロワーに一斉に新年のあいさつをしたりというのが一般的でしたが、近年ではネットで作成した年賀状をLINEやメールで印刷せずに確認できる「デジタルはがき」や気に入ったデジタルはがきを印刷して手元に残せるサービスなどもあります。
貰ってうれしいのはこんなデジタル年賀状
自分の好みのデジタル年賀状
「私が大好きなキャラクターを使ったデジタル年賀状が送られてきて、私のことわかっているなーと嬉しかった」
デジタル年賀状はデザインが豊富。紙の年賀状と違い、送る相手ひとりひとりに合わせたものを選ぶことができます。相手の好きなキャラクターを使ったデジタル年賀状なら、貰う方もきっと喜んでくれるはずです。
写真入りのデジタル年賀状
「デジタル年賀状でも年賀状のときと変わらず、子どもや家族の写真を送ってくれた友達がいて、これなら味気ないこともないし、年賀状と違って処分にも困らないのでいいなと思った」
デジタル年賀状でも年賀状のように写真を入れて送ることができます。家族写真やペットの写真などが入っていると、近況報告にもなりますね。
また、写真入りの年賀状の場合、貰った方も処分しづらいことがあるようですが、デジタル年賀状ならその気遣いも不要です。
メッセージ入りのデジタル年賀状
「デジタル年賀状に自分のためだけのメッセージが入っていて嬉しかった。年賀状に一言『元気ですか?』など書かれるよりも思いがこもっている気がする」
手書きで1人1人にメッセージを書くのは億劫ですが、デジタル年賀状なら文字を打ち込むだけでメッセージが作成できます。送る相手に合わせたメッセージにすれば、手書きでなくても相手への思いが伝わります。
貰っても困るのはこんなデジタル年賀状
親しくない人からのデジタル年賀状
「親戚のなかで1人だけデジタル年賀状を送ってきた人がいます。頻繁に会う間柄ならともかく、ほとんど付き合いのない人からデジタル年賀状が来ても、反応に困ってしまいます…」
年賀状よりも気軽にやりとりできるデジタル年賀ですが、送る相手は選んだ方がよいでしょう。その際は、普段から付き合いのある友人や、SNSでのやり取りが主流になっている知り合い、プライベートでも仲の良い会社の同僚くらいに留めておくのが無難です。
親戚や職場の上司、学生時代の恩師といった相手には、デジタル年賀状ではカジュアルすぎて失礼にあたることがあるので注意しましょう。
自慢のようなデジタル年賀状
「あけましておめでとう!と送られてきた画像がハワイのワイキキビーチ。暗に自慢されている気がしてイラっとしました」
「Instagramでディズニーランドの写真を投稿していた友人。『年末年始バタバタだったので、みんなへの挨拶はこれで!』だそうですが、私の年賀状代返してほしい」
リアルタイムの写真が送れるデジタル年賀状ですが、旅行先の写真は貰う側の反感を買いやすいもの。また、SNSの投稿で新年のあいさつを済ませるという人も増えているようですが、相手が個別にデジタル年賀状や年賀状を送ってくれていた場合、反感を買う原因にも。
新年のあいさつで友人関係がぎくしゃくした…なんてことにならないためにも自慢はほどほどにするとともに、頂いたデジタル年賀状や年賀状への返信はきちんとしましょう。
定型文のデジタル年賀状
「デジタル年賀状を送ることには賛成ですが、明らかにコピペのメッセージにはがっかりします」
年賀状と同様に、デジタル年賀状を送るときにも、自分の近況や相手へのメッセージを添えるようにしましょう。手書きの文字ではない分、コピー&ペーストで作った定型文を入れると「手抜きした」と思われてしまうもの。相手と自分だけがわかる共通のエピソードなどを入れると、好感度の高いデジタル年賀になります。
デジタル年賀状を活用して新年のあいさつをもっと楽しく!
デジタル年賀状のメリットや送る際の注意点をまとめてみました。ネット上で新年のあいさつができるデジタル年賀状はメリットもたくさんありますが、マナーを守らず使うと失礼な人と思われてしまうことも。送る相手によってデジタル年賀状と年賀状を使い分けて、無理なく楽しく新年を迎えたいものですね。
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