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スマホはワンオペ育児の救世主?「スマホ育児」のメリット・デメリットとは

LIMO / 2020年1月28日 11時45分

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スマホはワンオペ育児の救世主?「スマホ育児」のメリット・デメリットとは

昔と今ではさまざまなことが大きく変化していますが、子育ての仕方も時代によって変わってきています。

2020年1月、香川県議会に提示されたスマホやゲームなどの利用制限をする素案「香川県ネット・ゲーム依存症対策条例案」は大きな話題となり、様々な議論をよびました。その後、1日(平日)60分以内とした利用時間は「ゲームのみ」にするなど、修正した案を正式に決定しました。

スマートフォン(スマホ)やタブレットが発達した現代では、育児に上手に活用しているおうちも増えています。しかしスマホやタブレットを活用したスマホ育児はいろいろなメリットがある反面、デメリットもあります。

そこで今回は、スマホ育児のメリット・デメリットなどについてまとめました。

スマホ育児エピソード

・我が家はワンオペ育児で、まだ小さな子どもを育てながら家事をすべて1人でこなさなければいけません。その日のうちに終わらせなければいけないことがたくさんあり、子どもばかりに気をかけている余裕がありませんでした。しかし、スマホを子どもに見せている間はおとなしく座っていてくれるので、その間にいろいろできて助かっています

・子どもにタブレットで動画を見せていると、静かにしていてくれるのでその間に家事をしていました。しかし、頻繁にタブレットを与えていると依存してしまうのでは?と思い、我が家では時間を決めていたのです。最初のうちは時間を守っていてくれたのですが、最近はタブレットを手放さなくなってしまい、駄々をこねるようになってしまいました

・人の多い場所や公共交通機関などで子どもが泣いたり騒いだりしないように、そういった場所にいるときはスマホで動画を見せるようにしています。ある日、いつものように子どもに動画を見せていたら見知らぬ年配の方から「スマホなんかに頼らないで親なんだから子どもの世話ぐらいしたら?」と言われました。動画を見せているとおとなしいけれど、取り上げてしまったらぐずってしまい、そうすると今度は「静かにさせられないの?」と言われてしまうのがこわいです。

スマホ育児のメリット

ワンオペ育児の助けになる

親が1人で子どもの世話をしつつ、家事や仕事などをこなさなければいけないワンオペ育児。1人ですべてを抱えなければいけないのは、精神的にも肉体的にも負担がとても大きなものです。

スマホやタブレットを子どもに与えている間は、子どもがそちらに夢中になってくれるため家事がしやすくなることも。スマホやタブレットを活用すれば、親の負担が少しでも減るというメリットがあります

子どもの興味を引いてくれる

電車に乗っているときや飲食店で食事をしているときなどに、よく子どもがぐずってしまうことがある方も多いと思います。子どもが本格的に泣き出してしまうとまわりの人の目も気になりますよね。

そんなときにスマホやタブレットを与えると子どもの興味を引いてくれるのでおとなしくなり、親は安心できます。

知育ゲームで遊びながら学べる

知育ゲームアプリが無料で配信されているものがあるので、そのようなものを使って遊びながら簡単な勉強ができるというメリットがあります。楽しく遊びながら学べるので子どもにとっても苦ではなく、その間に親は家事などができるので助かりますね

スマホ育児のデメリット

スマホばかりいじるようになってしまった

頻繁にスマホやタブレットを与えていたら、取り上げると騒ぐようになってしまうことも。スマホ育児は親にとっては助かる反面、上手にやらないと子どもがスマホやタブレットに依存してしまう可能性があります

知らぬ間に課金してしまう

基本プレイは無料でも、課金要素があるアプリゲームはたくさんあります。知育ゲームの中にも課金要素があるものがあり、知らぬ間に子どもがいろいろなところをいじってしまったようで、許可なく課金してしまったということも。

デメリットの対策法とは

ルールを決める

まず、スマホやタブレットを育児で活用する前にルールを決めておくことが必要です

例えば、スマホやタブレットを使う時間を決めることは、子どもの依存を防ぐためにもとても重要なポイントとなります。また、ごはんを食べるときはいじらないなど、あとあと困らないように最初にルールは決めておかなければいけません

時間を守るように習慣づけをする

使用時間を守るよう、習慣づけをすることもおすすめです。アラームを設定して、音がなったら終わりというようにスマホやタブレットの使いすぎを防ぐ習慣をつけ、ルールを守るようにするのも大切ですよ。

また、親は「あと少しで家事が終わるから、少しだけ時間をすぎてしまってもいいかな」と思うのではなく、時間がきたらきちんとやめさせるようにしましょう。

必要以上に与えない

スマホやタブレットを使うと子どもが夢中になってくれるため、家事などがしやすくなりますよね。だからといって、子どもにスマホやタブレットを与える時間を増やしてしまったら、子どもが夢中になってしまうことが増えて手放すのを嫌がるようになってしまう可能性も。

そのため、ルールを決めてそれを守るよう工夫することも必要ですが、必要以上にスマホやタブレットには頼らないようにするということも意識しておきましょう。

認証システムを活用する

うちの子は大丈夫と思っていても、いろいろなところをいじっている間に知育ゲームに課金してしまうという可能性はありますよね。

そこで、子どもが勝手に課金できないように認証システムを活用するのがおすすめです。課金する前にパスワードなどを入力するようにしておくことで、子どもが勝手に課金してしまうのを防げます。

スマホを上手に活用して育児をしやすくしよう

スマホやタブレットを活用した育児は親の負担を減らしてくれますが、ルールを決めて活用しないと依存の原因になってしまうこともあります。

スマホやタブレットを育児に活用しようと思ったら、まずはルール作りから始めてみてください。

また、便利な道具だからといって長時間与えているのではなく、必要となったときのみ使うこともとても大切です。育児にスマホやタブレットを使うなら、いくつかの点に注意して上手に育児に取り入れてみましょうね。

【参考】
『「スマホ1日60分」を「ゲームのみ」に修正 条例素案 香川(https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200120/k10012252621000.html)』NHK NEWS WEB

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