嫁はつらいよ！お正月は大変!?それぞれのウチの「お正月事情」

いよいよ今年もあと1ヶ月！そろそろやってくるお正月は、親せきの集まりなど対外的な催しが多い時期です。一年に一回しか会わない旦那サイドの親戚との集まりは、気が重いという人、多いのでは？

今回はそんな義理で行かなきゃならない集まりまりなどの嫁の「お正月事情」について迫ってみました。

Aさんの場合：姑の実家へ行かなきゃならない苦痛

筆者のママ友、Ａ子さんからきいた話です。正月2日は毎年、姑の実家での大集合があってそこに嫁として参加しなくてはならないとぼやいていました。ダンナの実家で1日に集まりがあり、2日に電車で2時間掛けて姑の実家へと行くのが恒例なんだそうです。姑の実家は内陸の寒いところで、旧家の古い家で廊下の冷え具合が半端なく、1歳の子供を連れていくのが本当にしんどいといっていました。

小さい子がいるので給仕を促されることはないそうですが、でもそれなりに愛想をよくしないとなりません。姑の実家なので知らない顔ばかり、年に一度しか会わないので覚えられないので本当に気疲れするそうです。ママ友の肩を揉まずにはいられませんでした。

Bさんの場合：弟の嫁がディスってくる

お正月の親戚の集まりの時のことです。Ｂ子さんの娘は、最近お菓子作りがマイブームで、作ったお菓子を持っていきました。Ｂ子さんの娘はお菓子作り初心者なので至らない点は多々あるのですが、弟の嫁がその至らない点を指摘してくるのです。「○○ちゃん（B子さんの娘）ね～、そこは材料費ケチらないでバターをもっと使わないといけないんだよ」と。

弟の嫁はお菓子作りが得意です。それは分かりますが、 大声で至らない点を指摘するのは新年早々いささか興ざめでした。「ココがいけなかった」という物言いだったので、Ｂ子さんも娘も傷つきました。「みんなにご馳走しよう」と正月1日から材料を混ぜてこねてオーブンで焼いたのに、いわれたことがそんなことでがっかりしていました。

そんなＢ子さんの娘ですが、むしろそのことがバネになりメキメキお菓子作りの腕を上げています。へこたれないところが素晴らしいですね。

Cさんの場合：お年玉という文化がない！

お正月の文化（お正月の過ごし方、集まり方など）は、それぞれのうちのやり方があり、それを「当たり前」と思い、結婚まで何の疑いもなく過ごします。ところが、結婚して相手のウチのお正月の集まりに行くと「え？どうして？なんで？」ということに遭遇します。そんなこと、結婚当初にありませんでしたか？（結婚して時間が経つと忘れてしまいますが）

これはＣ子さんから聞いた話です。最近結婚した姑の実家にお正月の集まりでいったときのこと。なんと「お年玉」という習慣がなく、プレゼントをあげあっていて驚いたそうです。

お金（お年玉）の代わりに、旦那さんのお母さんの姉妹同士、それぞれの子供の欲しい物を聞いて用意するそうです。C子さんは「どうしてお金じゃないの～⁉」と残念がっていました。ちなみに、C子さんはお正月の集まりは父方母方とも親戚が皆顔をそろえるのでもれなくお年玉をもらえ、1年で1番リッチな瞬間だったそうです。

まとめ：実は「郷に入っては郷に従え」がラク。少しずつ個性発揮しよう！

結婚するまでは自分のウチのやり方が「当たり前」です。でも結婚して他のウチのやり方を知ると「え？何それ⁉」という事象に遭遇します…まさに「未知との遭遇」です（笑）。

筆者は結婚したての頃に一度、お盆に夫のおばあちゃんのうちにお邪魔したことがありました。地方のため、まず皆が話している会話が方言で何を言っているかさっぱり分からず、みんなが笑っていても「何がおかしいのか？」が分からなくて1人だけ笑えないけど、取り繕うために空笑いをしていました。

でも、夫から「お酒が好きだ」という情報が伝わっていて、瓶ビールを10本も用意してくれて「飲め飲め」と一生懸命勧めてくれました。歓待してくれたおばあちゃんの温かさも感じることができ、いい思い出です。

お盆の迎え方も、その地方独自の「しきたり」がありました。お盆におばあちゃんのおうちに行くのは遠いので1回で終わりいい思い出として心に残っていますが、毎年だったら話は違ってくると思います。

親戚の集まりが1年に1回だったら、そのうちのやり方に倣う方がスムースです。でも新年の集まりが毎年で対応が大変な場合は、少しずつ相談しながら自己発揮していくのもありです。年の初めの集まりですから、皆が気持ちよく1年のスタートを切れる方がいいですね。