「親しげな笑顔」に違和感…彼女は「フレネミー」だったのか?
LIMO / 2019年12月14日 18時45分
「親しげな笑顔」に違和感…彼女は「フレネミー」だったのか?
ママ友との交流に関して、「カースト制度」や「ママ友トラブル」など、様々な問題が話題にあがります。
筆者もすでに母親歴14年、ママ友との交流もいくつか体験してきました。学生時代や企業時代とも違う、「ママ友」という人付き合いの世界。独特な世界であるとは思いますが、子どもがいる以上、今後も多少なりとも関わっていかなくてはいけないと思っています。
そのような中で、印象に残ったママ友がいます。印象に残った…と言いますか、今思えば、彼女は話題の「フレネミー」だったのではないか、という人と遭遇しました。
今回はそんな彼女との出会い、そして起こった問題についてお話させて頂きます。
「フレネミー」とは何か?
フレネミーとは「Friend(フレンド・友)」と「Enemy(エネミー・敵)」を組み合わせた造語で、意味としては『友だちを装いながら、実際には敵視している人のこと』を指します。
(参照元:Weblio辞書『フレネミー(https://www.weblio.jp/content/%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%8D%E3%83%9F%E3%83%BC)』)
とても親しげに、まるで親友のように振る舞いながら、実は敵というとても怖い存在です。
実は「フレネミー」だった?彼女との出会い
私が「フレネミー」という言葉を知ったのは、彼女と出会った数年後でした。
ですので、結果的に後から『彼女はフレネミーだったのではないか…』と思ったのです。
そんな彼女、Yさんとの出会いは幼稚園を通じた集まりでした。
当時役員をしていた私は、学年を超えた集まりに声を掛けてもらい、そこでYさんと出会ったのです。Yさんとは子どもの学年も性別も違うため、本当に初対面でした。
他にも多くの保護者がいましたので、彼女とは挨拶を交わした程度でした。
とても親しみのある笑顔と雰囲気が印象的で、決して悪いイメージは抱きませんでした。
最初に覚えた違和感
保護者の集まりから数カ月後、当時、私は飲食店でアルバイトをしていました。その飲食店にたまたま、Yさんが立ち寄ってくれたのです。
Yさんに「元気~?!」と、話しかけられ、私はすぐに彼女を思い出すことができず『こんにちはー』と挨拶する程度でした。
Yさん「忙しいんだね~。いつでも子ども達預かるから、言ってね!」
帰り際、私にその様に声を掛けてくれたYさん。
それは、彼女的には社交辞令だったのかもしれません。ですが、私にはとっても違和感があったのです。
Yさんの子どもは女の子1人。私の子どもは男の子2人。学年も違うし、普段の面識もあるわけではありません。
そんな人に「子ども、預かるから」って言うなんて…と思い、私は『あぁ…うん、ありがとう』とちょっとビックリしながらも、あいまいな返事をすることしかできませんでした。
私自身、慎重派というより楽観的なタイプです。そのため、人の好意に違和感を覚えるということは、いままでにない体験でした。
その後も、実際に彼女に子どもを預けることはありませんでしたが、この時に覚えた違和感は、何故か忘れることが出来ず、ずっと胸の中にあったのでした。
知らない間に孤立していたママ友
私の友人にAさんという人がいます。
Aさんの息子さんと私の長男が仲が良く、子ども達が1歳になる前からのお付き合いです。
そのAさんには、Yさんと同級生の娘さんもいました。
私の子ども達は小学校に上がり、AさんとYさんの子ども達はまだ幼稚園。
私が昼間働き始めたこともあり、生活ペースの違いからAさんとYさんと一緒に会うことはありませんでしたが、Aさんとは定期的に会っていたので話しを聞いていました。
AさんとYさんの子ども同士も仲が良く、お互いの家を行き来したり、たまにお泊りしたりなど、楽しく過ごしているようでした。
そして、AさんがとってもYさんを信頼している様子をうかがい知ることができたのです。
だいたい半年くらい経った頃でしょうか。久し振りに会ったAさんに元気がありません。話を聞くと、園の中で知らない間に仲間外れにされているようだ…と言います。そして原因に心当たりがないと言うのです。
そのため彼女も最初は「気のせいかもしれない…」と思うようにしていたのですが、どうも気のせいではないと確信していた時期だったのでした。
その後のAさん
ほぼ解決した状態で、Aさんから聞いたその後の話です。
Aさんは、園の中で「この人には分かって欲しい」と思う人1人1人と個別に話しをしていったそうです。
その結果、なんとYさんがAさんのことを悪く言っていて、みんながその話を鵜呑みにしていた…ということが分かりました。
ここで「なぜ1人1人に話をしに行った時に、AさんはYさんに聞かなかったの?」と思うかもしれませんが…それはAさんが「最近、何かおかしい」と思った時点で、Yさんに愚痴ともとれる相談をしていたからです。
つまり、この時点でAさんがYさんを疑うことはなかった…ということです。
それを知ったAさんが、Yさんに直接話をしに行ったということはありませんでした。というのも、Yさん自身がAさんを避け始めていて、話をすることが出来なかったのです。
Aさんが個別で話をした人達は徐々に態度が前の状態に戻り、周りの態度もそれによって少しずつですが戻っていったと聞きました。
この様に文章で書くととても簡単に感じますが、Aさんが誤解を解いて周囲とまた以前のような状態に戻るまで、2年ほどかかりました。
その間、Yさんとの関係性も含めて、Aさんはとても悩んでいましたが、けっしてAさんが周囲の人を悪く言うことはありませんでした。
そんなAさんだからこそ、周囲の人の誤解も解くことができ、再び以前のような関係性を持つことができたのではないかと思います。
そして現在…
一方のYさんですが、話を聞く限りでは、立場が逆転してしまい身の置き場がないのか、影を潜めてしまったようです。
実はこの事件を最初に聞いてから3年後くらいでしょうか、私自身がたまたまYさんと学校の校庭でバッタリ遭遇したのです。 Yさんは、私とAさんが親しいことも認識しているはずです。
ですが、少しも気まずさを出すことなく、笑顔で「元気だった~?!」と話しかけてきたのです。
その様子はまるで、私がアルバイトをしていた飲食店で会った時と、まったく変わりはありませんでした。
私の見る目が変わったからでしょうか。その笑顔をとても怖く感じてしまったのでした…。
まとめ
実はYさん、Aさんとだけではなく、他のママ友ともトラブルを起こしたそうです。
私が直接関わりのあるママではなく、あくまで噂レベルの話ですので、ここでは内容を割愛させて頂きます。
ただ、その話もあわせて聞いた上で思うことは、何回そんな問題が起こってもYさんは自分が原因だと思うことはないのではないか…ということです。かえって被害者的な意識でいるのではないか?…と予想してしまいます。
なぜその様に予想するかというと、彼女のあの「笑顔」です。一点の曇りもない親しみのあるあの笑顔からは、自分の行いを省みたりする様子が感じられないと思えてしまうのです。
いくら親しげな笑顔でも、最初に覚えた違和感は大事にして良いのかもしれません…。
あなたにもそんな風に感じるママ友が、実は近くにいる…なんてことはありませんか。
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