「私を認めて」肥大する承認欲求のモヤモヤ…良いママアピール、もうやめない?
LIMO / 2019年12月16日 19時40分
「私を認めて」肥大する承認欲求のモヤモヤ…良いママアピール、もうやめない?
仕事をしていると、上司から褒められたり評価が給与に反映されたりと、なんらかの形で努力が認められる場面があります。ところが、主に家の中で行う育児や家事で他人からの評価や給料を得ることはありません。
それでも毎日のように育児と向き合うママたちは、どのような苦悩を抱えているのでしょうか。日常の中で感じるモヤモヤについて聞いてみました。
名もなき育児に苦労するママたち
育児のなかには、おむつ替えや食事の用意だけではなく、小さな作業がいくつも存在しています。そんな名もなき育児を繰り返しているうち、心身ともにクタクタになってしまうケースも少なくないようです。
・「子どもが小さいうちは、『そばで見守ること』も育児のひとつ。怪我をしないように、食べ物をこぼさないように、ほかの子にイタズラしないように…と、ずっと気を遣わなければなりません。それなのに、夫からは『一日中ゆっくり過ごせていいよな』と言われることも…。外で働くのとは違った大変さもあるのに…とモヤモヤします」
・「子どもがいると、思うように家事が進まない場面が多々あります。夫に『最近ご飯が手抜きだね』なんて嫌味を言われることもありますが、その裏では小さな家事を育児と並行してやっているんです。一部だけ見て判断しないでほしいですね」
・「夫はゴミ捨てや子どもの入浴を手伝ってくれていますが、それだけで『家事や育児は半々でやっている』と思っているようです。ゴミの分別やゴミ袋のセット、シャンプーや石鹸の補充をしているのは私。名もない作業の存在に気付いてほしいです」
「母親」という任務が重くのしかかる
育児の情報誌やサイトを見ると、子どものためにすべきことがたくさん紹介されています。そのような内容を目にしているうちに、「母親としてこうしなければ」と意気込んでしまうこともあるでしょう。そんな母親としての任務は、ときにプレッシャーになってしまうケースも少なくないようです。
・「多くの育児の本で、散歩の大切さが語られていました。そんな情報を目にしているうちに、いつのまにか子どもを連れて毎日散歩することが任務のように…。『雨の日以外は散歩をしなければ』という重圧に押しつぶされそうです」
・「ひと息つきたいときでも、子どもの遊び相手をしなければ…と思うと気が休まりません。自分の家に居るのに落ち着かないので、ずっと働いている気分です」
・「子どもが寝ていても、布団を蹴っていないか、ちゃんと呼吸をしているかと気になって仕方ありません。夜中に何度も目覚めてしまうし、疲れも取れないのでヘトヘトです」
モヤモヤを解決するには
身体的な苦労に加え、精神的なモヤモヤを抱えるママたちも多いようです。このような状態が続けば、やがてストレスの原因にもなってしまうでしょう。ママたちは、どのようにして一息ついているのでしょうか。
・「同じ苦労を経験している母や姉に愚痴を聞いてもらっています。自分の気持ちを理解してもらえれば、イライラした感情も和らいでいきますよ」
・「夫が子どもを寝かしつけている間、学生時代にハマっていたバンドやアイドルの歌を聞いています。その間は、なんだか若返ったような気分になるんですよね。私にとって、家事や育児のことを忘れられる貴重なひとときです」
・「子連れでの外出は大変なので、おいしいスイーツをお取り寄せしています。毎日少しずつ、自分へのご褒美として食べていますよ」
まとめ
家事や育児に追われる毎日の中で、どこかモヤモヤとした感情を持っているママたち。そのモヤモヤの原因は、「誰もこの苦労を分かってくれない」という不満にあるのかもしれません。
とはいえ、夫に現状をすべて理解してもらうのは難しいもの。同じ育児を経験している身内やママ友と話し合ったり、自分へのご褒美を用意したりと、ストレスを発散する場を設けておくことが大切です。ときには「母親としての自分」から抜け出し、趣味やおいしいものに夢中になってみるのもいいですね。
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