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2020年、副業始めてみる?人気の副業や月収など、今さら聞けない「副業の実態」

LIMO / 2019年12月31日 17時45分

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2020年、副業始めてみる?人気の副業や月収など、今さら聞けない「副業の実態」

終身雇用が崩壊した時代になり、会社だけに頼らない収入源を求める人は少なくありません。そこで注目されるのが「副業」です。今回は、副業を考え始めた人向けに「副業のいろは」を紹介します。

働き方改革と副業解禁で副業がしやすくなった

昨今、「働き方改革」という言葉をよく聞くようになりました。厚生労働省の『「働き方改革」の実現に向けて(https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000148322.html)』によると、働き方改革というのは、「働く人びとが、個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を、自分で選択できるようにするための改革」です。

例えば「残業を含む長時間労働の是正」です。これも働き方改革として挙げられていますから、今後は残業が減り、自分の時間を取りやすくなってくるでしょう。また2018年から政府も副業を推進しているので、仕事の後の時間で副業に取り組めば、収入を上げるだけではなく、新しいスキルを身につけることもできますよね。そのスキルを本業に活かせるかもしれませんから、副業は企業にとってもマイナスにはならないと考えることができます。

「サラリーマン+副業」が最強の働き方!?

ストレスのたまる会社員生活を離れて、フリーランスとして自由な時間を手にしたいと思う人も多いでしょう。Aさんもその1人でした。今は独立し、サラリーマン時代に比べてストレスも格段に減っているといいます。しかし、将来に不安は残るようで……。

「フリーランスだと退職金がありませんし、病気で働けなくなったら、収入が0円になる可能性もあります。そう考えると怖い気持ちはありますよね。そのため、会社員時代よりも貯蓄は多めにするようにしています」

サラリーマンは、福利厚生という恩恵が受けられるのが魅力のひとつ。Aさんは会社員時代を振り返り、「サラリーマン+副業」がベストではないかと語ります

「会社員時代(健康保険加入)は、病気やケガで休職中の場合も傷病手当金(最長18カ月間)を受け取ることができました。フリーランスになったからこそ、素晴らしい制度だったなと思います。サラリーマンならではの恩恵を受けつつ、副業で好きなことに挑戦するのがバランスの取れた働き方ではないでしょうか」

副業は簡単に見つけられる!上手くいけば独立の道も

いざ副業を始めようと思っても、何をすれば良いか迷ってしまう人も多いはず。しかし、副業を探すのはそう難しいことではありません。

例えば、不特定多数の人にインターネットと通して仕事を依頼するクラウドソーシングサイトには、多種多様な仕事の募集があります。本業の知識が活かせるライターの仕事やカメラマン、翻訳、覆面調査、裁縫といった仕事が、その例です。これらの仕事は、自宅でできたり、自分のペースで進めることができるので、平日に仕事をしている人でも週末を活用すれば十分対応可能ですよね。

副業が上手くいくと、独立や起業といった選択肢も生まれます。昔は大企業に就職すれば「定年まで安泰」だと言われていましたが、今は大企業でもリストラはありますし倒産もするという認識が必要でしょう。自分で考えて実行していく力、すなわち「会社の看板」に頼らないで生きていける力を副業で養っておくことは、将来のリスク軽減にもつながるでしょう。

副業ライターの「仕事の始め方」

副業をしようと思っても、「そもそもどうやって始めたらいいの?」と気になりますよね。そこで、副業で月10万円を稼ぐBさんに「副業の始め方」を聞いてみました。

「副業を考えたときは、まずどのような仕事が副業としてメジャーなのかを調べました。メジャーなものほど仕事が多く、初心者でもできる仕事があると思いましたね」

Bさんが調べたところ、以下がメジャーな副業とわかりました。

・Webライター
・アフェリエイター
・転売(せどり)
・イラストレーター
・プログラマー
・不用品売買

Bさんは、Webライターに挑戦してみることに決めます。パソコンがあれば、好きな場所や好きな時間に仕事ができるのが魅力的だった、ということです。

「次に、クラウドソーシングサイトに登録しました。興味がある仕事が見つかったら、依頼主にアピール文を送るのです。そして『この人にお願いしたい!』と依頼主が選んでくれれば、Webライターとして仕事が受注できる仕組みになっています」

自己アピールとして、これまでの経歴や実績を伝えると、相手も仕事を依頼しやすくなるかもしれませんね。

副業ライターの月収は?

BさんはWebライターとしての月収を教えてくれました。

1カ月目:約2万円
2カ月目:約5万円
3カ月目:約10万円
注意点としては、この金額が全額口座に入る金額ではないことです。クラウドソーシングサイトの手数料や源泉所得税などが引かれます。

副業ライターとして仕事をしてみてBさんはこう振り返ります。「はじめの頃は実績もなく、なかなか仕事がもらえませんでした。でも、少しずつ仕事をこなしてゆくにつれて実績ができ、仕事をもらえる頻度が上がりましたね。実績を地道に積み重ねていくことが、副業で成功するポイントだと思います

副業では時間のやりくりが必要

副業をするにあたっては、時間のやりくりがカギになります。本職の他に仕事をするわけですから、本職に影響が出ない範囲で副業の時間を確保しなければなりません。また、体調不良や本職で時間が取られてしまった場合には、リカバリーも自分で行います。そのため、本職とのバランスを考えて、副業の仕事量を調整する必要があるのです。

今後のキャリアに「副業」という選択肢を

働き方改革がようやく進み始めた日本。同じ会社で勤め続けるのが美徳とされた時代は、終わりを迎えようとしています。そして、今後のキャリアを考えたときに「副業」という選択肢を持っておくと良いのかもしれません。この記事を参考に、あなたも副業に取り組んでみてはいかがでしょうか。

【参考】
「「働き方改革」の実現に向けて」厚生労働省

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