1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. 経済

あなたもパワハラを受けてない? こんな行為はパワハラになる

LIMO / 2019年12月23日 20時45分

写真

あなたもパワハラを受けてない? こんな行為はパワハラになる

最近では世間のパワハラに対する目も厳しくなっているものの、そのため逆にパワハラの実態が明るみに出るケースも増えています。神戸の小学校で教師間のいじめ・パワハラが問題になったことも記憶に新しいところです。

こうした職場でのパワハラは、受けた側の仕事に対するやる気を削ぎ、精神的なダメージを与えることもあるでしょう。今回の記事では、上司のパワハラに苦しんだ経験がある人のエピソードを紹介し、どんな行為がパワハラに当たるのかを見ていきます。

パワハラに苦しんだ人のエピソード

仕事のミスを罵倒される

経理部で働いていたAさんは、税理士の資格を持つ上司に散々な目に遭わされたといいます。

ちょっとしたミスだったのにも関わらず「簿記資格を持っているのに、こんな仕事もできないの?」「女のクセに生意気だ」といった人格を否定するような言葉を浴びせられ、30分以上も罵倒されたAさんは気を失って倒れてしまいました。

その後、この上司はパワハラ認定され、子会社に左遷されたそうです。

休ませてくれない上司

建設現場で働くBさんは、工事現場で休みなく働くこと17連勤をしていました。仕事中、車の運転中に意識が遠のいて恐怖を感じたBさんは、「これはまずい」と上司に休みを申請。

しかし、「クソ忙しい時期に休めると思ってるのか? まぁ別にやめてもいいぞ。お前の代わりはいくらでもいるからな」と上司から暴言を吐かれてしまいます。結局Aさんは転職し、今は休みが取りやすい建設会社でまっとうな生活がおくれるようになったそうです。

どんなことがパワハラになるのか?

このように、一口にパワハラと言っても様々な種類のものがあります。職場で起きるパワハラにはどんな行為があるのでしょうか。

身体的な暴力を振るう

仕事中に、指導という形で相手を殴る、蹴る、胸倉をつかむといった暴力的な行為

言葉の暴力で相手を傷つける

相手が仕事で失敗したときや気に食わないことが起こった時に、相手の尊厳を傷つけるような暴言を吐く、皆の前で大声で叱責するといった行為

過大要求、過少要求をする

常識的に考えて到底達成できないようなノルマを課す過大要求や、ごく簡単な仕事しか与えない過少要求で仕事のやりがいを奪うような行為

仲間はずれにするなど、人間関係からの切り離し

飲み会や社員旅行などに1人だけ誘わないよう指示すると言った行為

プライバシーを侵害する

職場内で、他の人には知られたくない個人の私生活に立ち入るような言動をして、プライバシーを侵す行為

このように、パワハラにもさまざまなケースがあります。

職場内のパワハラは、上司が自分の立場を乱用して、本業の業務の範囲を超えて相手に身体的・精神的な苦痛を与えるもの。また、パワハラをする上司は「この相手なら大丈夫だろう」と一度ターゲットにすると、どんどんパワハラがエスカレートする傾向にあるようです。

おわりに

残念ながら、パワハラが横行する職場で苦しんでいる人も少なくないようです。

万が一、パワハラの対象になってしまうようなことがあれば、すぐに他の管理職や人事部にSOSを出すことが必要です。社内で埒があかないのであれば、都道府県の労働局や労働基準監督署にある総合労働相談コーナーや労働相談に強い弁護士に相談してみましょう。

また、上司などのパワハラにもう限界、耐えられないと感じるのであれば、転職することも一つの解決策です。パワハラを我慢したがためにうつ病になるようなことがあれば、あなたの人生を狂わせることになりかねません。手遅れになる前に上記のような手段を検討してみてください。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください