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かんぽ生命保険が再び大幅下落! 日経平均株価はわずかに続伸

LIMO / 2019年12月25日 7時15分

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かんぽ生命保険が再び大幅下落! 日経平均株価はわずかに続伸

【東京株式市場】 2019年12月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価はわずかに続伸、5年8カ月ぶりの薄商いで膠着状態

2019年12月24日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,830円(+9円、+0.04%) わずかに続伸

TOPIX 1,728.2(▲1.2、▲0.1%) わずかに5日続落

東証マザーズ株価指数 879.6(+9.9、+1.2%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:994、値下がり銘柄数:1,030、変わらず:135

値上がり業種数:13、値下がり業種数:20

年初来高値更新銘柄数:82、年初来安値更新銘柄数:12

東証1部の出来高は8億6,585万株、売買代金は1兆2,861億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。多くの外国人投資家がクリスマス休暇に入ったことで市場参加者が減り、模様眺めムードが一気に強まりました。

売買代金は今年最低を記録し、2014年4月18日以来となる約5年8カ月ぶりの低水準となっています。記録的な薄商いだったと言っていいでしょう。

そのような中、日経平均株価も大きな動きが見られませんでした。この日の高値は+31円高、安値は▲24円安となり、日中の値幅(高値と安値の差)は約55円という非常に狭いレンジ内の値動きでした。

ただ、それでも最後はプラス圏でフィニッシュして、一応は続伸で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後までプラス圏へ浮上することなく5日続落となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は10日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は7,061万株、売買代金1,354億円となりました。出来高は前日より小幅減少となりましたが、売買代金は横這いでした。

先々週から始まった年内のIPOラッシュを受け、個人投資家の資金移動が激しさを増しており、売買代金は減ったものの10日連続で1,000億円を上回りました。1,500億円には達しませんでしたが、12月上旬までの薄商いが嘘のような活況となっています。

なお、株価指数は反発となりましたが、まだ900ポイント回復には至らない状況です。

太陽誘電が年初来高値を更新、業績下方修正の懸念が高いしまむらが急落

個別銘柄では、ハイテク株の一角が買い戻され、太陽誘電(6976)が値を上げて年初来高値を更新し、アドバンテスト(6857)や三菱電機(6503)も堅調に推移しました。

また、外食株では吉野家ホールディングス(9861)が年初来高値を更新し、すかいらーくホールディングス(3197)や壱番屋(7630)なども再び年初来高値に迫ってきています。

その他では、小売り株でツルハホールディングス(3391)が4日連続の年初来高値更新はならなかったものの、終値で7日続伸となったのが目を引きました。

一方、しまむら(8227)が月次販売不振による業績下方修正懸念の高まりを受けて一時▲5%安に迫る急落となりました。なお、引け後に大幅な業績下方修正を発表しています。

その他では、自動車株が全般的に軟調に推移し、三菱自動車(7211)やスズキ(7269)が大きく値を下げました。

なお、一連の保険不正販売による処分が課せられるかんぽ生命保険(7181)が大幅安となり、日本郵政(6178)も冴えない値動きで終わっています。

新興市場(東証マザーズ)では、上場後間もないマクアケ(4479)とフリー(4478)が人気を集め、いずれも高値更新で引けました。

一方、1か月前の新規上場にもかかわらず早くも業績下方修正を発表したトゥエンティーフォーセブン(7074)が連日のストップ安となっています。

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