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子供の集まりで引きつる笑顔の私…ママ友付き合い無理するのやめました!

LIMO / 2019年12月29日 19時50分

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子供の集まりで引きつる笑顔の私…ママ友付き合い無理するのやめました!

初めての育児・初めてできたママ友。ドキドキ半分、期待も半分という人も多いのではないでしょうか。乳幼児期は特に情報も欲しいしお友達も欲しいという気持ちから、慣れない集まりに参加したりするものです。しかし、いくらいい人が集まっていたとしても、金銭感覚や育児の考え方が違っていたら。無理に付き合う必要はあるのでしょうか?

みんなセレブなの?!金銭感覚の違う輪から離脱しました

プレ幼稚園でクラスのお友達と仲良くなったYさん。みなさんおしゃれで明るいママたちだったため、すぐに打ち解けていったそうです。しかし、夏休みに個人的に集まろうという話になったことでYさんは違和感を覚えるようになったのです。

「私を含めて5人グループで集まろうという話になりました。『どこかの家に行くには人数的に多いよね』ということになり、お天気に左右されずアクセスも良い室内有料施設に集まることになりました。私はこういった場所は初めてだったので『楽しそう』と思うと同時に『こんなに値段がするの?!』と驚いてしまいました。

うちは下の子もいたため、3人で行くためには4000円以上かかります。トークの中で『途中で近くのお店にいってランチもしよう』という話になり、それを含めると余裕で5000円を超える計算になりました。とはいえ、初めての集まりに参加しないもの寂しいと感じたので、痛手と思いつつ思い切って参加することにしました」

Yさんは数日間節約をしてみんなと遊びにいくことにしたそうです。当日は華やかな遊具に子供さんたちは大喜び。高いお金を出すだけのことはあるな、とYさんも来てよかったと感じたといいます。

「その日、楽しい時間を過ごして帰宅すると一人のママからグループラインにメッセージが届きました。『みんな楽しそうでよかったね。うちの子、児童館のおもちゃとかショボすぎて食いつかないからこれからはあそこを定番にしようね!』今回限りと思っていたので正直驚いてしまいました。

しかし、他のママたちは『賛成!』という肯定的な返事ばかり。なんと『じゃあ次いつにする?』なんて話になってしまいました。私は専業主婦だし、夫もこういった交際費にお金をかけることにいい顔をしません。とはいえ、子供が仲間外れになったら困ると思い、もう一度だけ参加することに。でも、心から楽しめていない自分に気がついたんです。『みんなお金持ちなのかな、児童館でも充分楽しめるうちの子は貧乏くさいのかな』そんなことばかり考えているのが嫌になってしまって。

それで、思い切ってそのグループを抜けることにしました。幸い、もうひとつ気になる幼稚園があり、そちらの無料サークルでもお友達が数人できていました。こちらは、公園で遊びましょうか、という感じのママたち。今思うと私が園のカラーに気づいていなかったのかもしれません。とはいえ、入園前に気がつけたことはラッキーだったと思うことにしています」

素敵なグループに所属したことでまるで自分がワンランクアップしたような気持になっていた、と語ってくれたYさん。しかし「どこか無理がたたり、心から笑えないということは合っていないということ。背伸びをして付いていっても虚しい」ことに気が付いたそうです。

不器用なママはお呼びでない!?

元々料理やお裁縫が得意ではなかったTさん。市のプレママ教室で出会ったというお友達と、出産後も赤ちゃんを連れて息抜きがてらサークル活動に参加していました。

「何回か集まるうちに、みんな自宅で撮った写真などを見せ合うようになりました。お食い初めやハーフバースデーなど、みんな趣向を凝らした愛情いっぱいの写真に『かわいい!』と思うと同時に『うち、何もしてない!ヤバい!』と思うように。ネットで見るようなことをみんなが普通にやっていることに驚いたというか…子供のためにも慌てて調べ、我が家も気持ち程度の手作りをしてみることにしました」

しかし、合理主義なTさんは「似たようなものが売っているのだからわざわざ作らなくてもいいのでは?」と心の中で思っていたそう。ある日、一人のママが「子供たちを仮装させて集まろう」と提案してきたといいます。Tさんはすぐさまネットで赤ちゃんの衣装を手配。赤ちゃんたちもまだ小さかったので、子供用ではなくママさんたち用にお菓子を用意して会に出席しました。

「なんと、私以外のママがみんな手作りのおやつを持参していました。しかも、まだあまり食べられない子供たちに配慮したものや、アレルギーなどにも気を配ったものなど。赤ちゃんたちの衣装も、どこかワンポイントに手作りのものがあって…しまった!と思いました」

たまたまハンドメイドが好きなママが集まった会合だったようですが、Tさんは「私は毎日子供のお世話だけでヘトヘト。他のことにパワーを注ぐ余裕のあるママはすごいなと思いました。私に比べ『育児を楽しむ』姿勢が強いというか。皆さんとってもいい方たちだったので、距離を置くのは少し残念に感じましたが『仕事に復帰するので忙しくなる』とそのグループからは抜けさせてもらいました。その後、子供を保育園に入れましたがおしゃれな手作りママはほとんどおらず、みんなが忙しくいっぱいいっぱいという話を聞くとここが私の居場所なんだと実感しました」

いくら子供のためといっても、余裕のないことはできない、とTさんは語ってくれました。

まとめ

華やかな付き合いや「映える」集まりは一見楽しそうに見えます。しかし、どこかで自分が無理をしていることに気が付いているのであれば、その付き合いは本当に必要なものなのでしょうか。

今回お話をうかがった二人のママは、自分の中の違和感に対し正直になったことで、自分に合う居場所を見つけました。その場所がたとえ映えない仲間だったり地味な空間だったとしても、自分が自分らしくいることのできる場所というのは、大切な場所といえるのではないでしょうか。自分が無理をするように、もしこの先子供たちが無理して友人関係を続けるシーンがあったら?そんなことを想像してみてもいいかもしれません。

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