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義姉妹や義兄弟に「敵意むき出し」の血縁内マウンティング「あなただけには負けたくない!」

LIMO / 2020年1月9日 10時45分

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義姉妹や義兄弟に「敵意むき出し」の血縁内マウンティング「あなただけには負けたくない!」

マウンティングが大好きな女性というのは職場や園のママ友をはじめ、どこにでも存在するものです。ただ、相手が親族の場合は縁を切ることもなかなかできず、その上情報も筒抜けなため、厄介事が長引いてしまうようです。何年も続く血縁内マウンティング。長年のストレスとなるその実態とはいったいどのようなものなのでしょうか。

子供で勝負!進学先を気にする兄嫁

Hさんの子供とご主人のお姉さんの子供は同級生でした。春生まれの義姉のうちの子供より半年ほど遅く生まれたHさんの子供。最初のうちは子供の成長についていろいろ相談に乗ってもらうなど、良い関係を築けていたといいます。ところが、小学校に入りHさんの子供の身長が急に伸び、運動もできることを義母から聞いた義姉は態度を一変。何かとHさんに探りを入れるようになったそう。

「義姉一家とは同じ市内に住んでいたため『身長は今どれくらいになったの?そっちの小学校はミニバスケットボールが強いけど、入るつもりなの?』とまだクラブ活動が始まる年のもなっていないのに娘の意向を聞いてきました。うちの娘はおっとり型でバスケットボールには興味がなかったためそのことを伝えるとホッとした様子で。どうやら義姉のうちのお子さんはバスケットを始めるつもりだったみたいなんです。しかし、身長もそんなに高くないので、もし一緒に初めてうちの子だけがレギュラーになったらと考えたよう」

最初は「娘さんが傷つかない様先回りしているのかな」と思っていたHさん。しかし、学年が進むにつれ、義姉の興味は子供たちの学力へと向いていったそうです。

「夫の一族は休みごとに成績表を祖母に見せる習慣があります。夫たちは子供の頃、成績が良いと祖母からご褒美をもらっていたようで。なんとなく私たちもそのしきたりにしたがっていたのですが、そのせいでうちの子の成績は義姉に筒抜け。『一学期はそっちのほうが5は多かったけど、今回はうちの娘の方が多かった!』なんて娘に聞こえる距離で義姉は話をするので本当にウンザリしました。そして、高学年になると当然のように『中学受験はするの?どこの塾に通うの?!』と質問攻めにあいました」

気になる学校があったHさんの娘さん。そこまで進学校とはいえませんでしたが、校風が気に入り、その学校だけ挑戦してみることにしました。

「義姉は我が子の志望校を知ると『勝った』といわんばかりの態度をとってきました。向こうはとにかく偏差値重視。高いところから順番に受けていくつもりらしく、上位校を受験しない娘より自分の子供の方が頭はいいと思ったようです。そんな義姉の態度には私も娘も慣れてしまっており、こちらは志望校に受かることだけ考え集中して受験に臨みました」

結果、Hさんの娘さんは見事志望校に合格。一方義姉の娘さんは、ことごとく上位校の受験に失敗し、Hさんの娘さんの受かった学校より偏差値の低い滑り止めの学校に進学することになりました。

「お嬢さんが頑張っていたことも知っていたので、お疲れ様の気持ちも込めて『おめでとう』と入学祝いを渡しにいきました。すると義姉はすごい剣幕で『勝ったと思ってるんでしょ!今回はたまたま調子が悪かっただけだから!』と吐き捨てました。私も娘もそんな風に思っていなかったのに…」

結局、何をしても義姉一家より上位の成績を収めたHさん一家。義姉も聞かなければいいものの、義母を通して情報を仕入れてはこちらに対抗意識を燃やしていたそうです。

私の夫が羨ましい?!敵意むき出しの実妹

大学の同級生と結婚したMさん。彼女の夫は商社マンで、海外で勤務することも多い人でした。結婚するまではバリバリ働いていたMさんでしたが、そんな夫と共に生活するため会社を退職し、世界を転々としていたそう。

「私が鬱陶しいのは実の妹です。実は彼女、昔から海外での生活に憧れをいだいていたものの就職試験に失敗し、英語とは関係のない仕事についていました。特に海外に興味のなかった私が日本以外の国で暮らすことになったのが気にくわないらしく、帰国して顔を合わせるたび『今の国はどんな感じなの?お手伝いさんはいるの?』『お義兄さんは向こうでどんな仕事をしているの?』『帰ってきたら子供はどこに進学させるの?』と質問攻め。こちらのことを快く思っていないのにわざわざ会いにやってくる神経がわかりません。

しかも、質問されたから答えているだけなのに『わー奥様みたいだね』『セレブでも目指してるの?』なんて嫌な言い方しかしてきません。あまりにも腹が立ったので『そんなに羨ましいなら、海外に連れて行ってくれる人と結婚すればよかったじゃない!』と言い返してしまいました」

その日、妹さんはムッとした表情で帰宅。その場に居合わせたお母さんからあとで聞いた話によると、妹さんは商社マンや海外転勤のある男性を狙い婚活をしたものの失敗していたようなのです。そんなことを知らず、悪いことをしたなぁと思ったMさん。しかし、次に会ったとき、妹さんは子供を英語関連の学校に入れることにした、と言ってきました。

「妹が言うには『帰国子女なんか結局帰国して数年で英語を忘れてしまう。だから今海外にいたところで子供にとって何の意味もない』と。それよりも国内の信用のおける学校に通うことこそ将来につながるというようなことを延々と聞かされました」

その後、Mさんの娘さんは帰国後も英語のスキルを維持し、海外の大学に進学することに。一方、妹から無理やり英語を押し付けられた姪っ子は反抗期に大爆発。妹さんが望まない進路へと進んでいったそうです。

まとめ

人は他人と比べてどこか劣等感を覚えてしまったり、その人を羨ましいと思ってしまうことがあります。だからといってその相手に勝つことを目的に暮らすのは視野を狭め、余裕を生まない場合がほとんどです。また、母親がそんな態度でいると、迷惑するのは夫や子供たちです。

そんな人にターゲットにされた場合、たいてい不快な思いをすることになります。相手の大人げない態度に腹も立ちますが、そんな人を相手にしては同じ土俵に立つことになってしまいます。理不尽だなと思っても上手に聞き流し、なるべくこちらの情報を与えないようにしながら、落ち着いて対処していくのがよいのではないでしょうか。

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