「輝く私」アピールしすぎてない?!独身OLから見たイタイワーキングママとは
LIMO / 2020年1月10日 9時45分
「輝く私」アピールしすぎてない?!独身OLから見たイタイワーキングママとは
家事に育児に仕事をこなすワーキングママは大忙し。周囲のため、自分のために一生懸命なその姿は本当に輝いているものです。しかし、そんな自分の「頑張っている姿」を無意識のうちに周囲にアピールしすぎると「イタイワーママ」なんていわれているかもしれません。今回、独身OLや専業主婦ママたちから見たワーキングママのイタイと感じる部分をご紹介します。
ダブルインカムで豊かな暮らしアピール
働くママにはさまざまな理由があります。お金が必要、社会とつながっていたい、資格を活かしたいなど。そして、夫婦で働いているとその分世帯収入は上がるものです。今回お話を聞いた方の職場にいるワーママさんは、公務員のご主人と保育園に通う息子さんの3人暮らしだそうです。
「私と同じ派遣OLをしている彼女は『働いている方が楽しいから』ということをよくアピールしてきます。つまり『お金に困っているわけではない』ことを周囲に伝えたいのがすごく強い人というか。事あるごとにご主人が仕事で重要なポジションにいる話や、息子さんの習い事の月謝がすごい話など、自分が華やかな世界にいるようなことをアピールしてきます。
自分が働いたお金は自由に使うなど、聞いてもいないことをいってくるので『そうなんですね』程度の感想しかありません。その会話からは彼女が独身の私たちに『条件の良い夫・優秀な息子・高価な持ち物』を褒めて欲しいのがミエミエ。持ち上げてほしい圧が強すぎて、独身クループはちょっと引いています。でも、正社員で彼女より豊かな暮らしをしているワーキングママさんはそんなことしてこないんですよね。
同じ既婚者同士なんだからそちらで話せば、と思いますがプライドの高い彼女はそんな『本当にすべて持っている人』に挑むことができないみたいで。私たち独身者相手ならわからないと思っているみたいですが、彼女の生活は他人からどう見られているかばかり意識したハリボテのように見えていることを、どうやら気が付いていないようです」
本当に輝いている人というのは何もいわなくても周囲に一目置かれるもの。しかし、若い社員に対してのみ自分の生活を盛ってアピールしているようでは、憧れの存在になるには程遠いようです。
職場はママ友の集まりじゃない!会話の内容にご注意
ワーキングママは毎日忙しいため、同じようなママが職場にいるとついついママ友感覚で話をしてしまうこともあります。しかし、子供を産んでいない人からするとギョッとするような話題もあるようです。
・「職場では子持ちママさん2人を含めた5人でランチをしています。仕事と家庭を両立している方々なので尊敬はしているのですが、お子さんの話がヒートアップしてくると、食事中にもかかわらず『昨日、子供がウンチ漏らしちゃって片付け大変だったよー』なんて話を平然とするんです。無意識なのはわかるのですが、いくら小さな子供のこととはいえ食事中にそんな話をするのはちょっと…また、若い男性社員が近くにいるのに『断乳してからおっぱいが~』なんて話も、ちょっと気まずいです」
・「お子さんがまだ小さい方が何人かいらっしゃるのですが、急な発熱などでお休みされることもしばしば。そういった場合はお互い様なので何も言わずお仕事を引き継ぐのですが、ものすごい繁忙期に『この時期だと安くいけるから家族旅行にいく』と堂々と有休をとり、業務を振られるのはモヤモヤします。お給料をしっかり貰っているのだから、自分が助けてもらったら余裕のある時には空気を読んで欲しいと思ってしまいます」
働くママはついつい家族のことで頭がいっぱいになりがちです。しかし、一緒に働く人はそんな彼女のママの顔を知らないわけで、家にいるテンションで接せられることに抵抗がある場合も。
こちらも注意!専業主婦ママに対してマウントをとってない?
最近の幼稚園は延長保育なども充実してきていることから、専業主婦のママだけでなくお仕事を持つママもたくさん見かけるようになってきました。そんな空間で起こりがちなのが、共働き世帯と専業主婦世帯の感覚の違いです。
電車に乗り職場へ向かう共働きママは比較的おしゃれにも敏感です。また、「自分で収入を得ている」という感覚が無意識にあり、ランチや子供のちょっとしたおねだりにも財布の紐が緩くなってしまうこともあるようです。何気ない一言ですが「仕事で疲れたから自分へのご褒美」なんて言葉は「家にいる私たちへのあてつけ?」なんていらぬ対立を生むきっかけになりかねないので、気を付けるに越したことはありません。
また、専業主婦のママの中には「えらいよねー。ずっと子供と一緒にいるんでしょー。私にはできない」という言葉に不快感を覚えるという人もいました。
まとめ
仕事と育児を両立することはかなりの労力が必要です。しかし、実際にそれらを一人で完結することは難しく、周囲が協力してくれている場合が多数です。夫に比べたとき、自分への負担が大きいあまり「一生懸命頑張る自分」を認めて欲しい気持ちが強くなりすぎるのも理解できます。
しかし、立場が違う人からするとそんな態度がときとして無神経に感じてしまうこともあるようです。頑張る姿を周囲はきっと理解してくれています。そんな自分に自信をもっていれば、イタイワーキングママとは呼ばれないのではないでしょうか。
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