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富士通が逆行高で14年ぶりの高値! 日経平均株価は大幅反落

LIMO / 2020年1月9日 7時20分

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富士通が逆行高で14年ぶりの高値! 日経平均株価は大幅反落

【東京株式市場】 2020年1月8日

株式市場の振り返り-日経平均株価は大幅反落、前日の反発上昇分を1日で帳消し

2020年1月8日(水)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,204円(▲370円、▲1.6%) 大幅反落

TOPIX 1,701.4(▲23.6、▲1.4%) 反落

東証マザーズ株価指数 871.0(▲22.2、▲2.5%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:150、値下がり銘柄数:1,981、変わらず:30

値上がり業種数:1、値下がり業種数:32

年初来高値更新銘柄数:42、年初来安値更新銘柄数:32

東証1部の出来高は14億5,311万株、売買代金は2兆5,644億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。前日はいったん和らいだ中東情勢緊迫化の懸念が、イランのミサイル攻撃実施により再び一気に高まりました。

リスクオフモードが強まる中、見切り売りなども出たと見られ、活況とは言えないものの売買代金は2兆5,000億円レベルに回帰しています。

そのような中、日経平均株価は大幅反落となりました。寄り付きから安く推移し、前場の半ばに一時▲624円安まで急落する場面が見られました。

ただ、その後は徐々に下げ幅を縮小し、後場の半ばには▲272円安まで挽回しています。結局、再び下げ幅が拡大して引けたものの、23,000円割れとなった日中安値(22,951円)からは約250円戻した形です。

ちなみに、終値の下落幅は▲370円となり、前日の反発上昇分+370円をわずか1日で帳消しとしています。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落となりましたが、下落率は日経平均株価よりやや小さく収まりました。

東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は17日連続で1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は6,954万株、売買代金1,063億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は概ね横ばいでした。

前月(昨年12月)は、年内のIPOラッシュを受けて個人投資家の資金移動が激しさを増したものの、それもやや落ち着いた印象があります。それでも一応、売買代金は17日連続で1,000億円を上回りました。

ただ、新興市場でもリスクオフモードが高まったため、株価指数は大幅反落となりました。

急落相場の中で富士通が昨年来高値を更新、ソニーやNECも逆行高

個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、ファナック(6954)など指数伊与戸の高い値嵩株が大幅安となり、ファミリーマート(8028)は▲4%安に迫る大幅下落となりました。

また、自動車株も再び売られ、ホンダ(7267)、スズキ(7269)、ヤマハ発動機(7272)などが大幅安となり、前日に大きく値を上げたトヨタ自動車(7203)も売られました。

ただ、主力銘柄は総じて下げが目立ったものの、極端に売られた銘柄は少なかったようです。

一方、ハイテク株の一角には買戻しが続き、NEC(6701)が大幅高となり、小幅上昇となったソニー(6758)とともに逆行高となりました。また、富士通(6702)が堅調に推移して昨年来高値を更新し、実に約14年ぶりの高値(株式併合調整後)を付けています。

その他では、中東情勢緊迫化を受けた原油価格高騰により、国際石油開発帝石(1605)が3日連続で昨年来高値を更新したものの、小幅高に止まったことが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、ジーエヌアイグループ(2160)が急落し、そーせいグループ(4565)やアンジェス(4563)など医療バイオ株も大幅下落となりました。

また、ブシロード(7803)やマクアケ(4479)など株価上昇が続いた新規上場銘柄も大きく値を下げています。

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