鳥貴族、既存店売上高が2カ月連続のプラス成長に(2019年12月)
LIMO / 2020年1月20日 12時15分

鳥貴族、既存店売上高が2カ月連続のプラス成長に(2019年12月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は焼鳥チェーン店「鳥貴族」を運営する鳥貴族(3193)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年1月10日に更新された、鳥貴族の2019年12月既存店売上高は、対前年同月比101.7%となりプラス成長。内訳は客数101.5%、客単価100.1%でした。
一方で全店売上高は97.4%となりマイナス成長。11月同様、既存店のプラス成長に対し全店はマイナス成長という結果になりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は7月決算)。
既存店売上高は期初から3カ月続けてマイナスでしたが、その後11-12月は2カ月続けてプラス成長と回復を見せています。客数は既に11月からプラスですが、12月は客単価もプラスとなり、12月は今期初めて両者がプラスとなりました。
一方で全店売上高は今期5カ月、全ての月でマイナス成長が継続中です。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は本年3月11日に1,478円の安値を付け、その後反発し10月には2,400円台にまで上昇。11月には2,000円を割れる水準にまで下落しましたが、12月9日に窓を開けて急騰し、再び2,200円台を回復しました。その後は2,200-2,400円間での取引となり、1月17日には2,621円の年初来高値をつけています(終値は2,532円)。
既存店売上高は11月と12月の2カ月連続でプラス成長となり、前期の立て直し効果が見えています。今後、どのタイミングで全店売上高がプラス成長に転じるのかが注目されます。
鳥貴族の過去1年の株価推移
(/mwimgs/e/a/-/img_ead66a76a306a979071876c5561a7034117363.jpg)拡大する(/mwimgs/e/a/-/img_ead66a76a306a979071876c5561a7034117363.jpg)
参考資料:月次報告(2019年12月度)(https://ssl4.eir-parts.net/doc/3193/tdnet/1782899/00.pdf)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
アウトドアブーム終焉でワークマン、スノーピークの業績に急ブレーキか。業績回復をめざす各社の次の一手は…
集英社オンライン / 2023年12月2日 11時1分
-
10月コンビニ既存店売上高は前年比2.1%増、20カ月連続のプラス
ロイター / 2023年11月20日 14時51分
-
なぜ「ワークマン離れ」が起きているのか…快進撃を支えてきた「カジュアル路線」に潜む意外なリスク
プレジデントオンライン / 2023年11月15日 14時15分
-
リテールパートナーズ月次情報(2023年10月度)
PR TIMES / 2023年11月8日 19時40分
-
鳥貴族が”社名変更”で見据えるビジネスモデルのソフトな転換と世界進出とは
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2023年11月7日 20時59分
ランキング
-
1若手の「びっくり退職」に上司が気がつけない事情 周囲が驚く「突然の退職」が増えている背景3つ
東洋経済オンライン / 2023年12月5日 7時0分
-
2驚愕! 関西空港に「1個5500円のおにぎりバーガー」登場! これでも“高くない”と言えるワケ
乗りものニュース / 2023年12月5日 11時12分
-
3“O157問題”のペッパーランチ ハンバーグの販売を全店舗で再開
日テレNEWS NNN / 2023年12月4日 19時22分
-
4赤字続く老舗・松竹、歌舞伎も映画も振るわぬ実情 コロナ禍で大打撃、4期ぶりの黒字復活なるか
東洋経済オンライン / 2023年12月5日 7時30分
-
5満足度の高い携帯キャリア、「楽天モバイル」が総合1位 格安ブランドの1位は? オリコンが調査
ITmedia ビジネスオンライン / 2023年12月5日 8時15分
記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・
記事を最後まで読む

エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
