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TikTokでの「かわいい」が基準⁉小6女子カースト制度の実態

LIMO / 2020年1月15日 20時40分

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TikTokでの「かわいい」が基準⁉小6女子カースト制度の実態

最近の小学生6年生女子の人間関係、娘の話を聞いているとなかなか大変だなあと思います。女子の人間関係は古今東西、年齢問わず面倒くさいものです。ママ自身が子供だった頃を考えてもいろいろ思い当る節はあるのでは?それにプラスされて、ネットがこれだけ発達した現在ならではのビックリな特徴もあります。

小学校6年生の娘から聞いた、驚きの小6女子の実態、お知らせします。

残酷なくらい見た目が左右する

女子の発育は男子の発育よりも早いのはみなさんご存知だと思います。最近の子は、それが加速していると感じませんか?東京都医学総合研究所「心の健康プロジェクト(http://www.igakuken.or.jp/project/to-tomin/to-pro14.html)」によると、思春期の体の変化、つまり「第二次性徴」のあらわれが早い傾向が先進国全般に見られるそうです。見た目が大人っぽい…具体的には、背が高い、女の子らしい体つきだということだけでアドバンテージになります。思春期の子が自分の見た目を気にするのは正常な発達段階なのでいいのです。しかし、そのことで自意識過剰になってトラブルの元になるのもまた事実です。

思春期といえば、皮下脂肪が増えてポッチャリするのも女子の特徴です。その結果、足が太くなってその太さを「あの子はあんなに足が細いのに、私はどうしてこんなに太いんだろう…」とコンプレックスを抱くようになります。

自分の見た目の比較基準は基本、同じクラス・学年の女子です。それらのことが複雑な絡み合い、クラスでの女子の序列が決まっていきます。クラス内カーストの誕生です。体型だけでなく服装や見た目も大事なので、大人顔負けの洋服代をつぎ込む女子もいます。原宿に洋服を買いに行く女子もいます。その場合は、親も洋服選びや購入に加担するケースが多いようです。親もどちらかというと「そういう系」が好きで、お母さん自身が自分の洋服を好きに買えないストレスを子供で発散しているのかな?と感じます。 そうなると、さらに見た目の格差が加速するのです。

「見た目」の比較対象が、TikTok (ティックトック)などのSNSの中の女子もいます。現実に目の前にいる友達だけでなく、ネットの向こうの人から「かわいいね」と褒められると、さらにエスカレートして、イケイケな見た目になっていきます。たまに近所で会うA子ちゃん(娘が保育園時代から一緒の小6女子)は、もう私の知っているA子ちゃんではありません。背が大きくなったということもありますが、ファッションがとても小学生とは思えない垢ぬけ感があり「気合が入っているなあ」と思います。聞けばティックトックにアカウントがあり動画をアップしているとのこと。「なるほどな」と思ってしまいました。

女子のワナにまんまと引っかかる男子

男子だって今の時代、ネットから得られる情報で耳年増になっています。親が家にいない間に、スマホやパソコンで親が赤面するようなサイトも見ていると男子のお母さん達から複数話を聞きました。昔は本やビデオなどのアナログの情報だったので、手に入れるには店で店員さんに渡すというそれなりの「ハードル」がありましたが、今はネットで検索すればすぐに何でも見られるのです。

そんな環境もあるので女子を意識するタイミングは早まるばかりです。冬でも短パンを履いている女子や、肩にスリットがある服を着ている女子にドギマギしている男子もいます。小6にしてハニートラップに引っかかっているのか?という風情です。

カースト上位の子にこびるAちゃん

見た目のいい女子に男子の「目」が集まるのと同様に、クラス内の「権力」も集まります。そうするとその権力にぶら下がろうとする女子も出現します。そんなカースト上位の子に忖度しているA子ちゃん。そこに誰か邪魔者が入ろうものならお構いなく排除するんだそうです。

いつの世も女子ワールドは同じだけど、巧妙になってきる

いつの世も、どの世界も、女子の世界はドロドロしています。看護師や保育士などなかなかドロドロしているというママ友の話も聞いたことがあります。なので、小6女子の人間関係がドロドロなのは致し方なく、更にティックトックやLINEなどの「SNS」で流れる情報が拍車をかけています。スマホを渡してあればその中でいくらでもどんな情報でもゲットできるところが、ママ達が子供の頃とはちょっと事情が違うところです。

自意識が先行してしまう思春期の女子は干渉はし過ぎないけれど、親の見守りが大切な時期だと三姉妹の母である筆者は感じています。怖い大人もいる時代ですので、そこから守るのも親の役目ですね。

参考:東京都医学総合研究所「心の健康プロジェクト(http://www.igakuken.or.jp/project/to-tomin/to-pro14.html)」

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