はじまります!受験シーズン。親ができるサポート3選
LIMO / 2020年1月16日 18時45分
はじまります!受験シーズン。親ができるサポート3選
年が明け、いよいよ高校や大学の受験日までカウントダウン。受験生を抱えるお宅では、すっかり受験モードというところも多いのではないでしょうか?受験生である、お子さん本人のみならず、親御さんも緊張が高まってくるという感覚を味わっているころでしょう。
受験の主役はあくまで試験を受けるお子さんご自身です。ただ、お子さんが試験当日に持てる力を存分に発揮できるかどうかは、周囲のサポートによるところも大きいといえます。
今一度基本に立ち返り、「受験期に親ができるサポート」について、少しおさらいしてみましょう。
なにより大切な体調管理!
受験期には、何をおいても、体調管理がともかく重要です。受験日当日に風邪をひいてしまい、実力の10分の1も発揮することが出来なかった…なんてことになっては、いままでの努力も水の泡。この日のために頑張ってきたのですから、その力を存分に発揮できるよう、受験当日に向けて、お子さんが体調を整えておけるようにしたいものです。以下に、具体的な例を挙げてみます。
風邪対策
受験シーズンは風邪を引きやすく、またインフルエンザやノロなどのウィルス性の感染病が流行る時期でもあります。気をつけていても、思わぬところからウィルス感染してしまうこともあります。
どこで感染するか分からないウィルス性の感染病とはいえ、家庭でできる予防策はできるだけ講じておきたいもの。
下記でご紹介する方法はシンプルで基本的な対策ではありますが、手軽にできて効果的な対策ばかりです。ぜひご参考にして、家族全員で取り組んでみて下さい。
手洗い・うがいの徹底
基本的な風邪対策。手を洗う時は、手の腹・甲だけでは無く、指の隙間・指先・手首まで、しっかりと石けんで洗うようにしましょう。うがいについては、「ブクブクうがい」と「ガラガラうがい」の二通りのうがいを実施がおすすめ。まずは「ブクブクうがい」で、口の周りについているウィルスを洗い流し、続いて「ガラガラうがい」で喉の奥を洗い流すのです。
体を冷やさない
飲み物を飲むなら温かい緑茶がおすすめ。緑茶は殺菌作用がありますし、温かい飲み物は体を温めてくれます。
なるべく人ごみは避ける
ショッピングセンターなどの幅広い人が集まる場所は、なるべく行かないようにする。ウィルス性の感染を防ぐためには、なるべく人ごみを避けるのが一番の策。そのような場所で思わぬ感染をしてしまう…ということが多々ありますので、注意するに越したことはありません。
今一度、志望校について親子で話し合ってみる
話し合うといっても、「志望校の変更や決定」ではなく、「お子さんの意思の確認」です。大学受験であれば、センター試験の後、数日中に前期・後期日程ともに、出願をすることになります。「現役合格を優先する」か、「あくまで志望校にこだわる」のかによって、出願先なども変わってきます。
また、高校受験であれば、公立高校の出願までには、少し余裕がありますので、その志望校を選んだとき、なにを基準にして選んだかということを、親子で振り返っておくとよいかもしれません。
「偏差値」「通学のしやすさ」「やりたい部活」など、志望動機は様々でしょうが、振り返ることで、志望校に決めたのは、お子さんご自身の意志であることを確認できますし、もし思うような結果ではなかった場合に、滑り止めのなかから、進学先を選ぶ基準にもなります。
なにより、志望校について確認をすることは、「そこに受かった自分」を想像することに繋がります。その姿を親子で共有することは、受験勉強に頑張るお子さんの、もうひと踏ん張りを引き出すパワーになるかもしれませんね。
リラックスできるように気を配る
お子さんは、学校や塾から、勉強の合間に意識して、「リラックスする時間を持つ」「気分転換をする」ということを、アドバイスされているとことと思います。ただ、親のほうがピリピリしてしまっては、せっかくお子さんがそれを実行しようと思っても、うまくいきません。
お子さんが気分転換のために勉強部屋から出てきたときは、いつも通り、リビングで家族とお茶を飲んだり、日常の何気ない会話ができるよう、できるだけ意識して、穏やかで温かな雰囲気づくりを心がけたほうがよいでしょう。
また、多少リラックスしすぎているなと思っても、「大丈夫なの?」「落ちたらどうするの?」などといった親の不安を子どもに押し付けるようなネガティブ発言はNG。できるだけ、黙って信じて見守りましょう。
なお、気分転換のために、スマホを用いるお子さんもいると思いますが、これはあまりおすすめできないといわれています。なぜなら、スマホの狭い画面と光に集中してしまう姿勢は、気分をリラックスさせるよりも、さらに身体を緊張状態におくことになるからです。
受験勉強の中でも、お子さんがホッと自分の日常を取り戻す時間を少しでも確保することで、万全の態勢で当日を迎えられるように、サポートしてあげたいものですね。
まとめ
受験当日に向けて、いまから出来る親のサポートについてまとめてみました。
年が明け、受験もラストスパート。今の段階で親ができることは、いままでの成果を十分に発揮できる精神と身体、そして環境作りをサポートすること。本人以上に、落ち着かずハラハラするかもしれませんが、ここは我が子を信じてどっしりと構えておきましょう。
そして、お子さんが勉強の合間の休憩に来た時には、ぜひ、温かい飲み物に、いままでの頑張る姿を後押ししてあげる言葉を添えて、手渡ししてあげましょう。みなさんに、満足のいく結果が訪れますように。
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