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厳しいしつけはNG?子どもの「自主性」を育む3ステップ

LIMO / 2020年1月24日 11時45分

厳しいしつけはNG?子どもの「自主性」を育む3ステップ

厳しいしつけはNG?子どもの「自主性」を育む3ステップ

子どもが机に向かってくれない、指示に従ってくれない、わが子の嫌な部分ばかり見えてくる…。そんな時、つい厳しく叱ってはいませんか?時には叱ることも必要ですが、子どもを否定してばかりいると、向上心が育たなくなってしまいます。

では、どうやって子どもと接していけばいいのでしょうか。子どもの自主性を育てるステップを、3つに分けてお伝えします!

ステップ1 子どもが褒めて欲しい時にしっかり褒める

自分から積極的に考え、行動できる子どもを育てる1つ目のステップは、「褒めること」です。大人と同様に、子どもにも「褒めてほしい」という気持ちがあります。さまざまな褒め言葉を用意しておいて、その時々で適切な言葉で子どもを褒めてあげましょう。

自分の行いに対して思いっきり褒めてもらえると、「もっと頑張ろう」「また褒めてもらいたい」という気持ちが高まります。この繰り返しによって子どものやる気はどんどんアップしていき、物事に対する自主性も自然と磨かれていくでしょう。

また、褒める手段は言葉だけではありません。小学生以下のお子さんに対しては、ぎゅっと抱きしめるのもおすすめです。安心感が得られるので、リラックスして挑戦できるようになるからです。

大切なのは、子どもが褒めてほしい、抱きしめてほしいと感じたタイミングで対応することです。子どもが何かを成し遂げた時、親の愛情を感じたいと思った時を逃さないようにしたいですよね。そのために子どもの表情や仕草を観察してみましょう。「できた!」と得意顔をしていたときに褒めてみてください。もし失敗して落ち込んでいる様子なら、ぎゅっと抱きしめて「よく頑張ったね」と努力を褒めるのもいいですね。

ステップ2 目標を立てて選択肢を用意しておく

同じ習いごとに通う子どもたちのなかには、自主的に取り組んで自信をつける子もいれば、モチベーションが維持できず途中で諦めてしまう子も存在します。自主的に勉強や習い事に取り組むためには、工夫が必要になります。

そこで、まずは目標を立ててみましょう。目標があれば、それに向かって自分で考えて行動するようになります。その時には、選択肢をいくつか用意しておくことも忘れてはいけません。

例えば計算力を高めたいなら、塾に通って友達と切磋琢磨する、家で計算ドリルをする、買い物など日常の中で学ぶなど、方法はいくつもあります。本人に手段を選ばせることで、興味を持って取り組むようになります。

目標は親が一方的に決めるのではなく、親子で話し合って決めましょう。子どもが難しそうな目標を宣言したら、「それだけ向上心があるんだ」と前向きに捉えることもできますよね。時には、本人の好奇心に任せてみるのも大切です。

ステップ3 子どもを評価する

次のステップは「評価する」です。取り組みや普段の行ないを親から認めてもらえた子どもは、自己肯定感がどんどん高まっていきますよね。また目標があれば、それを達成したかどうかでも評価の方法の1つになります。設定した目標を定期的に振り返り、「最後までやり遂げたね」「達成までもう少しだったね」といった言葉を添えてあげましょう。

もし目標まで届かなかったとしても、子どもの自尊心を傷つけないような心がけが必要です。できなかったことを責める、性格や才能のせいにするといった体験は、自尊心を損ねてしまうリスクがあります。たとえ小さな子どもでも、1人の人間であることを忘れないようにしたいですね。

まとめ

目標を決めて取り組むことは、子どもにとって貴重な体験になります。何かに挑戦し最後まで取り組み、これまでの経緯を振り返ることができた時には、経験値も上がってることでしょう。また習いごとや勉強だけでなく、生活習慣や社会のマナーなどに対して褒めることも大切です。普段の生活を振り返って、いつも叱ってばかりという方は、子どもの自主性が高まる言葉がけを意識してみてくださいね。

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