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メルカリが黒字化への懸念で急落! 日経平均株価は小反発

LIMO / 2020年1月27日 7時20分

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メルカリが黒字化への懸念で急落! 日経平均株価は小反発

【東京株式市場】 2020年1月24日

株式市場の振り返り-日経平均株価は小反発、新型ウィルス肺炎への懸念強く模様眺め

2020年1月24日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 23,827円(+31円、+0.1%) 小反発

TOPIX 1,730.4(▲0.06、▲0.00%) ごくわずかに続落

東証マザーズ株価指数 869.4(▲10.2、▲1.2%) 3日続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:524、値下がり銘柄数:1,536、変わらず:99

値上がり業種数:13、値下がり業種数:20

昨年来高値更新銘柄数:70、昨年来安値更新銘柄数:29

東証1部の出来高は9億6,545万株、売買代金は1兆8,103億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

米国株式相場が不安定なことに加え、来週から本格化する決算発表(主に3月期決算企業のQ3累計決算)を控えて、様子見スタンスの投資家が多かったようです。

また、新型肺炎に対する警戒心も根強かったと見ていいでしょう。売買代金は5日連続で2兆円を下回る薄商いとなりました。

そのような中、日経平均株価は方向感に乏しい値動きとなりました。

前日の下落の反動もあり、前場の序盤に一時+73円高となりましたが、前場の半ばにはマイナス圏へ沈み、後場寄り直後には一時▲40円安まで下落する場面も見られました。その後は再びプラス圏へ浮上し、最後は小反発で引けています。

なお、TOPIXも同じような値動きでしたが、最後はわずかの差でプラス圏へ浮上できずに続落となりました。ただ、ほぼ横ばいだったと見てよさそうです。

東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は5日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は7,954万株、売買代金880億円となりました。出来高は前日より減少しましたが、売買代金は小幅増加となっています。

個人投資家の資金移動が明らかに一巡し、出来高・売買代金ともに再び閑散状態に近づきつつあります。売買代金は5日連続で1,000億円の大台を割り込みました。

また、株価指数も▲1%超安の3日続落となり、900ポイント台回復がやや遠のいた形です。

Q3累計決算の試金石として注目の日本電産が大幅安、ディスコが昨年来高値更新

個別銘柄では、TDK(6762)、信越化学工業(4063)、リクルートホールディングス(6098)、アステラス製薬(4503)など指数寄与度の高い大型株が上昇し、いずれも昨年来高値を更新しました。

また、ROE10%を掲げる長期経営計画を策定・発表した三菱地所(8802)が買われ+4%高に迫る大幅高となっています。

その他では、機械株でディスコ(6146)が大幅高で昨年来高値更新となったのが注目を集めました。

一方、Q3累計決算発表の皮切りとして注目された日本電産(6594)は、中間決算時に続く通期業績予想の下方修正が嫌気され一時▲4%超安の大幅下落となりました。

また、自動車株もトヨタ自動車(7203)以外は軟調に推移し、タイ自動車市場減速の影響が懸念されるいすゞ自動車(7202)が一時▲4%超安となりました。

また、オランダ当局から不正排ガスの改善命令を受けたスズキ(7269)が一時▲3%弱安と大きく値を下げ、日産自動車(7201)は再び昨年来安値を更新しています。

その他では、株価好調が続いた外食株が利益確定売りに押され、吉野家ホールディングス(9861)は一時▲4%安に迫る大幅下落となったのが目を引きました。

新興市場(東証マザーズ)では、キャッシュレス決済企業の買収(完全子会社化)を発表したメルカリ(4385)が、黒字化が遠のいたという懸念から一時▲6%安に迫る急落となりました。

一方、バイオ関連株では、オンコリスバイオファーマ(4588)が爆騰しています。

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