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子供の成績を嗅ぎまわるママをどうかわす? 勉強の話題を避けるべき理由

LIMO / 2020年2月26日 10時15分

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子供の成績を嗅ぎまわるママをどうかわす? 勉強の話題を避けるべき理由

付き合いが長く、気心の知れたママ友は悩みを相談し合う仲間という面もありますがが、子供の成長とともにその関係性も変化していくものです。

純粋に遊ぶだけだった幼児期とは異なり、小学校に入るとテストを受ける運命にある子供達。勉強の出来不出来が少しずつ明らかになっていくにつれ、ママ友同士の仲にも少なからず影響を与え始めます。そこで今回は、子供の勉強や成績に関する話をママ友とするのは控えるべき理由を見ていきます。

教育熱心なAさんと放置気味のBさん

筆者の母の経験談です。パート先にAさんとBさんという女性がおり、仲が良い同僚というよりは友達そのものだったそうです。AさんとBさんには学区が異なるものの同い年の娘さんがいて、子供が同学年ということで学校の話もよくしていました。

Aさんは教育熱心で、早々に進学塾に通わせて中学校進学後も娘は上位の成績と自慢していたそうです。一方のBさんは、勉強は子供に丸投げ状態で定期テストの結果もよく確認せず、いつも子供が通知表に判を押して担任の先生に提出してしまうと笑い飛ばしていました。

中学3年生になると、Aさんは受験志望校の話をするようになり、「トップ高校を狙うより2番手校で上位をキープさせようと思う」というAさんの話を聞いたBさんや母は、そういうやり方もあるのかと感心したと言います。それとは対照的に、Bさんが子供の受験について話をすることはありませんでした。

まさかの結末にAさんの心が折れる

そして高校受験の合格発表の日、Aさんの娘は受験した2番手校にまさかの不合格となりました。Aさん自身は当日休みを取っていたのですが、その日顔を出した取引先の人の子供が偶然Aさんの娘と同じ中学で、同じ高校を受験したことから結果が判明したのです。

一方、Bさんは普段通りに出勤し、合格発表の確認は昼休みに公衆電話からするなどあくまでマイペース。電話を終えたBさんが満面の笑みを浮かべていたことから、気になった母がどこを受けたか何気なく聞いてみると、なんとトップ高校に合格していたのでした。

数日後、AさんはBさんがいないところで突如Bさんの悪口を言い始めました。周囲の人はAさんの気持ちも分からなくはないものの、あまりの豹変ぶりにAさんを避けるように。顔を合わせるのが苦痛になったのか、新年度に変わる前にAさんはパートをやめたそうです。

子供の勉強が絡むと嫉妬心が芽生えてくる

子供が成長するにつれて気になっていく勉強の話題は、小学1、2年生の頃なら「九九のテストがあるから特訓している」などと他愛もない会話で済みますが、学年が上がると漢字テストや通っている塾のレベルなど多岐にわたるように。そして、学校や塾の成績はその後の子供の進路や人生に大きく関わってきます。

そのため、子供の成績が同程度だったりする場合を除き、成績の差が出始める小学3、4年生頃から、ママ友とはその手の話を避けた方が関係をこじらせずに済むものです。

筆者が塾で仕事をしていた時にも感じましたが、子供の勉強の出来具合いを自分の評価につなげて考えてしまう母親は多いもの。そのため、仲の良いママ友であっても自分の子供との差が出始めると嫉妬心が芽生えてくるのを止めるのは難しく、黒い気持ちを持ったまま接して行く羽目になります。それが自分なのか、相手なのか、どちらに転がるのかは分かりません。

成績の探りを入れるママ友とは少しずつ距離を置く

小学校高学年や中学校に入ると、それぞれ中学受験や高校受験があるため、子供の同級生の成績をしつこく嗅ぎまわるママ友が出現することがあります。子供を通じて聞き出そうとしたり、授業参観やランチ会の席でそれとなく聞いてくるなど、情報収集を行うのです。

中には、同じ塾に通っている同級生の成績を塾の先生から聞き出そうとする強者もいます。今はLINEで容易に噂が流れてしまう時代。馬鹿正直に子供の成績を告白するのは、子供の個人情報が拡散する危険性につながると認識することが大切です。

何かにつけて同級生のママを集めて探りを入れるママ友とは少しずつ距離を置き、トラブルに巻き込まれる確率を自分から引き下げていくように対処するのがベター。「あれだけ仲良かったのに」という思い出に浸らず、子供の個人情報の流出を未然に防ぐことを優先しましょう。

謙遜しすぎると逆に嫌われ度がアップする

自分の子供の方が成績が良い場合、ママ友から「よく出来る子でうらやましい」という言葉をかけられることも多いでしょう。

その時「全然勉強していない」と謙遜したり「家ではゲームばかりしてる」と返しても、ママ友が信じてくれることはほぼゼロ。むしろ「賢いことをわざと隠して気に障る」などと悪く捉えてしまい、周囲のママに話を盛って言いふらすケースもあります。

一方、勉強の話の輪を避けていると「うちの子とは次元が違うからスルーしている」と勝手な解釈をされて関係が悪化することもあるので、あからさまに話を逸らすことも良からぬ噂が立てられる原因になります。

「よく出来るんでしょ?」と聞かれたら「将来なりたい職業があるから今から頑張っているみたい」と子供が努力していることをアピールし、親の手柄感を薄めるとママ友の妬み度も上がらないずです。トラブルに巻き込まれまいと謙遜しすぎたり、成績のことをスルーすると、逆効果になることもあるので注意が必要です。

おわりに

仲の良いママ友や職場仲間であっても、子供の勉強が関わってくると人間関係が悪化する恐れがあります。子供の出来不出来を自分の評価と同一視するママもいるので、子供が成長するにつれてママ友との会話ではあまり勉強ネタを振らないことが賢明なのかもしれませんね。

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