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どちらがお得?マイホームは欲しいけど賃貸も捨てがたい。子育て世代の選択

LIMO / 2020年3月2日 19時45分

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どちらがお得?マイホームは欲しいけど賃貸も捨てがたい。子育て世代の選択

結婚して家族ができると「そろそろマイホームを」と一度は考えるものです。しかし、マイホームは人生においてとても大きな買い物です。欲しいと思っても安易に踏み切れるものではありません。自分の家を持てるのは大きな魅力と知りつつも賃貸暮らしを選ぶ人もいます。いったいどちらを選べばお得なのでしょうか。

そこでこの記事では、持ち家を選んだママと賃貸を選んだママが、メリットやデメリットと感じた点にせまってみました。

マイホームVS賃貸 実際はどちらが多い?

全宅連と全宅保証は、2020年1月に発表した「住宅の居住志向及び購買等に関する意識調査(https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2020/02/2019-fudousan-anke-to.pdf)」によると、現在の居住形態に関わらず、持家派は80.9%と全体の約8割を占めていることがわかりました。この結果をみると日本人に多いとされる「持ち家志向」は現在も健在しているようです。では子育て世帯のママたちはどう感じているのでしょうか。

マイホームを選んだママが感じるメリットとデメリット

・ローンを完済するまでが大変だけど一時的なもの。完済したら家計が一気に楽になった
・自由に内装も間取りも選べるのが嬉しい。家のグレードも賃貸より上がった
・子どもの故郷を作ってあげられた
・低金利でローンもそれほど負担に感じない。控除も受けられたので結果的にお得に感じる
・固定資産税や修繕費が意外とかかる。月の支払いは賃貸以上になってしまった
・ローンを今後払い続けられるのか不安を感じる
・売るつもりで買ったマンション。このまま資産価値が維持できるのか不安

賃貸派のママたちが感じるメリットとデメリット

・気軽に住み替えできるから気楽。夫の転勤にも対応しやすい
・人気の学区を狙って引越しやすい
・子どもが独立したらコンパクトな家にダウンサイジングできる
・老後は綺麗な老人ホームや高齢者住宅を考えている
・赤ちゃんがいるので古い賃貸の場合は衛生面が気になる
・一生家賃がかかることが不安
・分譲マンションに比べて音が響きやすいので周囲に気を遣う

マイホームは「住まいが資産になる」ことが大きなメリットですが、万が一収入が下がった場合、住宅ローン破綻に陥る可能性もあります。一方、賃貸は気軽に住み替えしやすいことが魅力の反面、一生払い続けなければならない賃貸料や更新料に不安を感じるママが多いようですね。単純に「どちらがお得なのか」だけで両者を比べるのではなく、将来のことをよく考えてから購入を検討するのが望ましいと言えます。

子育て世代はライフプランに合わせて住まいを決める

近年の日本は少子化・高齢化が進み、空き家問題も各方面で取り沙汰されています。そのため、持ち家と賃貸どちらがお得かは一概に言い切れません。

子育て世代がこれからの住まい考えるうえで、住宅費、教育費、老後の生活費を含めたライフプランは必ず視野に入れましょう。金銭面と並行して仕事や子育てをどうするかを夫婦で考えることで、結果的にどちらが自分たちに適切かを導き出すことができます。子どもが生まれる前に、ぜひ夫婦で一度考えてみましょう。

【参考】「住宅の居住志向及び購買等に関する意識調査(https://www.zentaku.or.jp/wp-content/uploads/2020/02/2019-fudousan-anke-to.pdf)」全宅連と全宅保証

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