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上場来初の赤字転落でHISが急落! 日経平均株価はまさかの反落

LIMO / 2020年3月4日 7時15分

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上場来初の赤字転落でHISが急落! 日経平均株価はまさかの反落

【東京株式市場】 2020年3月3日

株式市場の振り返り-日経平均株価はまさかの反落、NYダウの大幅急反発も支援にならず

2020年3月3日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 21,082円(▲261円、▲1.2%) 反落

TOPIX 1,505.1(▲20.7、▲1.4%) 反落

東証マザーズ株価指数 724.6(▲16.9、▲2.3%) 大幅反落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:189、値下がり銘柄数:1,938、変わらず:35

値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

昨年来高値更新銘柄数:1、昨年来安値更新銘柄数:81

東証1部の出来高は17億6,490万株、売買代金は3兆719億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。

前日の米国株式相場の急反発、とりわけ、NYダウの+1,300ドル弱高(史上最大の上昇幅)を好感する形でリスクオンモードとなりましたが、新型ウイルス肺炎の影響懸念が収束しないことへの警戒心は強く、後場は一気に売りが優勢となっています。

ただ、見切り売りなども出た結果、売買代金は3兆円を維持する活況となりました。

そのような中、日経平均株価は前日に続く荒い値動きとなりました。NYダウの急反発を受け、寄り付き直後に一時+375円高へ急伸したものの、その後は一貫して上値を切り下げました。

特に、後場の半ばから下げ幅を拡大し、終わってみれば久々の安値引けとなっています。NYダウの大幅急反発という絶好の好材料がありながら、まさかの衝撃的な下落となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで反落、日経平均株価同様に安値引けとなっています。

東証マザーズ株価指数は大幅反落、売買代金は連日で1,000億円割り込む

東証マザーズの出来高は9,294万株、売買代金921億円となり、いずれも前日より減少しました。売買代金は連日で1,000億円を下回りましたが、相応に高水準を維持しています。

ただ、個人投資家の見切り売りなどが増えた結果、株価指数は▲2%超安の大幅反落となりました。再び700ポイント割れが迫ってきましたが、今後の個人投資家の物色意欲次第と言えましょう。

日産自動車が大幅安で昨年来安値更新、上場来初の赤字転落となるHISも▲9%超安の急落

個別銘柄では、ハイテク株が売りに押され、アドバンテスト(6857)、ルネサスエレクトロニクス(6723)、NEC(6701)、富士通(6702)などが大幅反落となりました。

また、自動車株も総じて軟調に推移し、日産自動車(7201)が▲4%安に迫る大幅下落で昨年来安値更新となり、トヨタ自動車(7203)、マツダ(7261)、SUBARU(7270)なども大きく値を下げています。

さらに、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)や野村ホールディングス(8604)など金融株にも売りが続き、住友不動産(8830)が昨年来安値更新となるなど不動産株も不振でした。

その他では、前日に上場来初の最終赤字転落を発表したエイチ・アイ・エス(9603)が、旅行客減少の長期化懸念と相まって▲9%超安の急落で安値引けとなったのが目を引きました(昨年来安値更新)。

一方、数少ない値上がり銘柄の中では、自動車株でスズキ(7269)が堅調に推移して逆行高となり、ハイテク株ではオリンパス(7733)、シャープ(6753)などが同じく逆行高となりました。

また、主力大型株ではソフトバンクグループ(9984)が値を上げたのが目立っています。

新興市場(東証マザーズ)では、メルカリ(4385)が小幅続落となり、サンバイオ(4592)など医療バイオ関連株も安く推移しました。一方、中村超硬(6166)が一時ストップ高まで買われたのが目を引きました。

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