「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店ともに売上高が今期最高の伸び(2020年2月)
LIMO / 2020年3月8日 12時15分
「かっぱ寿司」のカッパ・クリエイト、既存店・全店ともに売上高が今期最高の伸び(2020年2月)
注目小売店月次実績シリーズ
シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は回転寿司チェーン店「かっぱ寿司」を運営するカッパ・クリエイト(7421)の、2020年2月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。
直近の月次実績
2020年3月2日に更新されたカッパ・クリエイトの2020年2月既存店売上高は、対前年同月比108.0%でプラス成長。内訳は客数103.7%、客単価104.2%でした。
また全店売上も107.2%とプラス成長。全店売上高も客数(103.0%)と客単価(104.1%)ともにプラスとなりました。
今期の既存店売上高の振り返り
では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。
既存店売上高は今期マイナス成長となったのは7月(96.7%)のみです。客数は11カ月中5カ月がマイナスながら客単価は全ての月がプラスであり、客数のマイナスを客単価のプラスでカバーする状態が続きました。
なお、2月の対前年同月比108.0%は今期最高数字です。
一方で全店売上高は11カ月のうち、5カ月がマイナス成長。特に客数はプラス月が5月と2月のみであり、2月まで8カ月連続のマイナスが続きました。なお、既存店同様に全店売上高も、2月(107.2%)は今期最高数字となりました。
過去1年の株価動向
最後に同社の株価動向を見ていきましょう。
同社の株価は2018年半ばから、上限1,500円付近と下限1,300円付近の間でレンジ相場を形成中です。
2019年11月からレンジ上限の1,500円付近での攻防となりましたが、上方ブレイクせず2月末の株式市場全体の落ち込みとともに下落。レンジ下限の1,300円付近を割れ3月2日には1,244円に到達しました。その後リバウンドを見せ、1,300円台を回復しています。
既存店に比べ全店の苦戦が続きましたが、2月は両者ともに対前年同月比で最高の売上数字となっています。新型コロナウイルス問題が本格化する3月がどのような数字となるのか注目されます。
参考資料:月次売上推移速報(https://www.kappa-create.co.jp/monthly2019/)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
12月コンビニ既存店売上高は前年比1.2%減、13カ月ぶりのマイナス
ロイター / 2025年1月20日 17時52分
-
昨年のコンビニ売上高は過去最高11兆7953億円…猛暑でソフトドリンク好調、訪日客も寄与
読売新聞 / 2025年1月20日 17時18分
-
ユニクロ、12月国内既存店売上高は前年比15.3%増 冬物好調続く
ロイター / 2025年1月9日 15時58分
-
セブン、売上高伸び率が低迷 物価高で高級路線あだ
共同通信 / 2024年12月30日 16時10分
-
週刊コンビニエンスストアニュース 主要CVSチェーン、2024年11月の営業実績
ダイヤモンド・チェーンストア オンライン / 2024年12月24日 20時55分
ランキング
-
1ホリエモンが救世主に見えてくる…「ACジャパンより外資が怖い」フジテレビがこれからたどる"最悪のシナリオ"
プレジデントオンライン / 2025年1月21日 14時15分
-
2セブン&アイ、業績悪化で単独路線にともる赤信号 買収提案の最終判断は5月の株主総会までと表明
東洋経済オンライン / 2025年1月21日 10時30分
-
3突然、中指を立てて…来日中の米ブリンケン国務長官に暴言を吐いた豊洲市場スタッフが“出禁”になっていた
NEWSポストセブン / 2025年1月20日 16時15分
-
4ミスド「ポン・デ・リング」などドーナツ類値上げへ…SNS「そのうち200円になってそう」「でも美味しいから買う!」「福袋は値上げ見越してた?」
iza(イザ!) / 2025年1月21日 18時24分
-
5「紅麹」問題後に就任した小林製薬の山根聡社長が退任…後任に豊田賀一執行役員が昇格
読売新聞 / 2025年1月21日 16時24分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください