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軒並み急落! 下落率の高い銘柄は? 日経平均株価は大幅続落

LIMO / 2020年3月13日 7時20分

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軒並み急落! 下落率の高い銘柄は? 日経平均株価は大幅続落

【東京株式市場】 2020年3月12日

株式市場の振り返り-日経平均株価は一時▲1,000円超安の急落、終値は2017年4月以来の安値水準

2020年3月12日(木)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

日経平均株価 18,559円(▲856円、▲4.4%) 大幅続落

TOPIX 1,327.8(▲57.2、▲4.1%) 大幅続落

東証マザーズ株価指数 599.8(▲34.1、▲5.4%) 大幅続落

東証1部上場銘柄の概況

値上がり銘柄数:39、値下がり銘柄数:2,117、変わらず:9

値上がり業種数:0、値下がり業種数:33

昨年来高値更新銘柄数:0、昨年来安値更新銘柄数:830

東証1部の出来高は25億8,352万株、売買代金は3兆7,853億円(概算)となり、いずれも前日より増加しました。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大を懸念した米国株式相場の暴落(NYダウは▲1,464ドル安)を受け、東京市場でもリスクオフモードがさらに拡大しました。

前日とは異なり、見切り売りが多く出たと見られ、結果的に売買代金は4兆円台を視野に入れる活況となっています。

そのような中、日経平均株価は再び暴落と言っていいような急落となりました。

寄り付き直後に19,000円をあっさり割り込むと、前場の終盤には一時▲1,076円安(昨年来安値を更新)まで売られる場面が見られました。その後、やや落ち着きを取り戻したものの、大幅続落で引けています。

終値ベースで見ると、前日と合わせた下落幅は▲1,300円超に膨らみました。ちなみに、終値は2017年4月20日(終値18,430円)以来となる約2年11カ月ぶりの安値水準となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで大幅続落となり、一時1,300ポイント割れが近づく安値水準の場面が見られています。

東証マザーズ株価指数は▲5%超安の大幅続落、売買代金は連日で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は1億773万株、売買代金921億円となり、いずれも前日より増加しました。新興市場では個人投資家の見切り売りが多く出た模様ですが、それでも売買代金は連日で1,000億円を下回っています。

さらに、新規上場(IPO)銘柄への資金シフトに伴う換金売りが相応に出たと見られ、株価指数は▲5%超安となる連日の急落となりました。また、終値もついに600ポイントを割り込んでいます。

武田薬品工業が▲8%超安の急落、ハイテク株ではリコーが▲10%超安の暴落

個別銘柄では、主力大型株で終値が▲5%超安となる急落銘柄が続出しました。

武田薬品工業(4502)が▲8%超安、ソフトバンクグループ(9984)、リクルートホールディングス(6098)、スズキ(7269)などが▲6%超安、ファーストリテイリング(9983)、ファミリーマート(8028)、アドバンテスト(6857)、資生堂(4911)などが▲5%超安となっています。

また、これらの他に、ハイテク株では、リコー(7752)が▲10%超安の暴落となり、富士フイルムホールディングス(4901)、日立製作所(6501)、HOYA(7741)、ルネサスエレクトロニクス(6723)などが▲6%超安の急落で引けています。

その他では、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)などの金融株や、三井不動産(8801)などの不動産株も軒並み▲5%超安の急落となりました。

なお、政府のイベント自粛期間の延長要請を受けてディズニーリゾートの休園期間を延長したオリエンタルランド(4661)も▲4%超安の大幅続落となっています。

一方、わずか39銘柄の値上がり株の中では、特に目立ったものを見出すことはできませんでした。

新興市場(東証マザーズ)では、ユーザベース(3966)が大幅安で連日の昨年来安値更新となり、直近は比較的堅調に推移していたメルカリ(4385)も▲7%超安の急落となりました。

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