リモートワークで世帯収入を上げる! 子育てママにもチャンスあり
LIMO / 2020年3月15日 19時45分
リモートワークで世帯収入を上げる! 子育てママにもチャンスあり
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)拡大を懸念するニュースでもちきりの今、皆さんの会社でもリモートワークでの勤務が推奨されているのではないでしょうか?
在宅勤務やテレワークとも呼ばれるリモートワーク。現状は感染拡大防止の目的で推奨されていますが、そもそも「働き方改革の一環として重要な変化をもたらすものとして注目していた」という経営アドバイザーの垣屋美智子さん。共働き世帯のこれからの働き方として、リモートワークの仕事を選択肢に入れてほしいと言います。
※本稿は、有料メルマガ『垣屋美智子のキイトク(https://www.mag2.com/m/0001688023.html)』(まぐまぐ!)の一部を再編集したものです。ご興味を持たれた方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月すべて無料のお試し購読(https://www.mag2.com/m/0001688023.html)をどうぞ。
「どんな形であっても仕事を続ける」にはどうすればいい?
Q:はじめまして。垣屋美智子さんの本『使えば増える!お金の法則(https://www.amazon.co.jp/gp/product/4788715910/ref=as_li_qf_asin_il_tl?ie=UTF8&tag=graceblue01-22&creative=1211&linkCode=as2&creativeASIN=4788715910&linkId=77fad6563ea9120437919a4e1f58a8de)』で「どんな形であっても仕事を続ける」と書いておられましたが、実際どうやったら続けられるのでしょう?
1時間半の通勤で都心で仕事をしていましたが、子供がいる今、そんなことはできません。だからといって、自宅周りは田舎のため、仕事もありません。
A:ご質問ありがとうございます。
また、拙著を読んでいただきありがとうございます! 本の中の項目「どんな形であっても、キャリアをつなげる努力をする」に対してのご質問かと思います。
子育て中に通勤に1時間半かかる場所で仕事をするのは、子供が病気で保育園から呼び出されることなどもあり大変ですよね! だからと言って、自宅周辺で自分のしてきた仕事のスキルを生かせないというのも確かにある話です。
働くママは、派遣会社に登録して週2や週3で働けるところを探したりすることも多いかもしれませんが、派遣やバイトだと、社員より明らかに下の扱いを受けたりもして、実際の業務以外にもストレスがあるのは否めません。また、通勤時間がかかったり、派遣社員の場合は交通費が自己負担ということもありますね。
一方で、今はネットの時代。リモートで仕事をすることを考えてみませんか? リモートの仕事を依頼してくる会社によっては、就業時間に昼夜は問われないので、子供が寝た後の夜や、子供が起きる前の早朝に仕事を済ませることも可能です。
働くママの自己評価が低いのはもったいない!
私はベンチャー企業の経営支援をしていますが、ベンチャー企業だと社長以外全員リモートという会社もあります。また、立ち上げ時のベンチャー企業の場合、経理や広報などは毎日発生する仕事ではないので、リモートで「仕事がある時だけ」だったり、「週1回のみリモートで」という場合もあります。
今はリモートで働く人のためのシステムも整っているので、PCと「働く」という気持ちさえあれば大丈夫。なお、リモートワークではSlackというチャットツールがよく使われています。使い方は簡単なので知らない方でもすぐに使いこなせるようになりますが、知らない方は、調べておくと面接などでの話がスムーズだと思います。
では、そういうリモートの仕事をどこで探すかですが、仕事を依頼したい人と受けたい人のマッチングサービス、いわゆるクラウドソーシングを利用するのも可能です。たとえば、「ランサーズ」や「クラウドワークス」といった会社があります。
女性は特に、子育てが始まり仕事をセーブすると、バリキャリだった人もゆるキャリだった人も関係なく、みんな一旦キャリアリセットしてしまい、自己評価もすごく低いところが非常にもったいないと私は思っています。
実際、私も自分の会社の採用で20代の第二新卒から働くママまで面接を行っていますが、20代の第二新卒の方がスキルや経歴が浅いわりにプレゼン上手で、働くママの方が経験も豊かなのに慎重で仕事がやり切れるか心配していたりします。
もっと今までのキャリアや子育てで培ったスキルをアピールしてよいですし、「働かせてもらう」のではなく「スキルを売る」気持ちが大事だと思います。そしてリモートワークはまさにスキルを売るにはぴったりだと思います。
なお、リモートワークは最先端のツールを使った働き方ですので、今後の技術変化に沿った働き方になりますし、結果、短期的にキャリアをつなぐ施策ではないと考えます。言い換えれば、リモートワークは継続的な世帯年収アップ貢献にもなるでしょう。
オンライン秘書、オンライン経理、オンライン広報、オンライン事務など、リモート業務を、キャリアを継続させ、世帯収入をを上げるための一つの方法としてぜひ検討してはいかがでしょうか。
どんな形であっても、キャリアはつなげられます。頑張ってください!
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