「続けられる自炊」とは？おっくうになりがちな「一人分」「ひとり暮らし」

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の世界的大流行により、外食を控え、家で食べることようになったという人も多いでしょう。

ただ「一人暮らし」や「一人分だけ作る」のはどうしてもおっくうになりがち。中には、家で食べるといっても、コンビニや、お弁当やファストフードのテイクアウト、食品配達サービスに頼りがち、という人もいるのではないでしょうか。でも、そういった生活を続けるには、それなりにお金がかかってしまいます。

せっかくですから、ここは良い機会ということで、毎日の自炊にチャレンジしてみるというのはどうでしょうか。

全部手作りじゃなくてOK！自炊を続けるコツは上手な手抜き

はじめから完璧に自炊をするのは大変。張り切りすぎると、途中で疲れて断念してしまう可能性もあります。そこで、手抜きをしながらも自炊ができる、おすすめの方法をご紹介します。

レトルト食品を活用する

レトルト食品は、レンジや湯銭で温めるだけで食べることができる優れもの。実はこのレトルト食品、ちょっと工夫するだけで料理に活用できるんです。

例えばレトルトシチュー。ご飯にかけてチーズを乗せ、トースターで焼けばドリアになります。ご飯の部分をマカロニに変えればグラタンですよね。レトルトのミートソースと合わせれば、さらに本格的な味になります。

また、牛丼や中華丼といったご飯にかけるレトルト食品も、うどんなどの麺類と組み合わせればレシピは無限大。レトルトなのに、手の込んだ料理に見えますよ。

冷凍食品を活用する

レンジに入れて温めるだけで食べられる冷凍食品。他の用事をこなしている間に料理が完成するので効率的ですよね。

自炊を頑張っていても、疲れがたまってくると面倒になることがあります。そんな時は、思い切ってラクをしてしまうのも大事。冷凍食品は賞味期限も長めなので、いくつかストックしておくと便利です。コンビニやスーパーなどで一人分の冷凍食品が売られていることも多くなりましたからね。

外食をするよりも安く済みますから、息抜きとして上手に活用していきましょう。

「お弁当作り」にも挑戦してみよう！

自炊といえば、お弁当も思い浮かびますよね。ランチでの飲食店利用が減ったという人も多いでしょう。自炊のついでにお弁当にもチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

お弁当を作るメリット

お弁当作りの一番のメリットは、節約ができること。一食で見れば外食との差はそれほど大きくありませんが、長い目で考えれば大きな差に。塵も積もれば山となる、ですね。

また、ダイエットにも効果的。お弁当は自分で量の調整ができますし、種類も決められます。炭水化物が中心になりがちな外食と違い、バランスの良い食事を続けられますね。

ただ、同僚とランチに行けないというのはデメリット。そんな時は、外食DAYを作ってみるといいですよ。そうすれば、同僚との交流もできますし、ストレス解消にもつながります。お弁当作りもうまくお休みを入れることが、長続きのコツです。

お弁当作りの心得

さて、お弁当作りには注意点がいくつかあります。せっかくのお弁当、おいしく安全に食べるためにポイントを押さえておきましょう。

冷めてから詰める

おかずやご飯を温かいままお弁当に詰めることはやめましょう。湯気がこもって水気が増えてしまい、雑菌が繁殖する原因になります。おかずに水分がある時も、水気を切ってから詰めると安心です。

詰める時は箸を使う

おかずを手で直接触ってしまうと、雑菌が付いてしまう可能性が。それを防ぐために、箸や調理用の手袋を使うなどの工夫をしましょう。

保管場所に気を付ける

夏場など室内の温度が高い場所では、お弁当が傷む可能性があります。保冷剤などを活用し、お弁当が温まらないようにしましょう。職場の電子レンジや冷蔵庫を借りることができればなお安心です。

まとめ

技術が発達してきて、便利な商品がたくさん販売されている現代。レトルトや冷凍食品を上手に活用すれば、自炊も難しくありませんよね。

ドライブスルーや配達サービスなど、わざわざ自炊をしなくてもいいような便利なサービスもたくさんありますが、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の流行の状況によっては、この先そういったサービスの利用も難しくなることもあるかもしれません。ある程度は自分でできるようになるためにも、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか。