子育てママが陥る「誰も彼もがうらやましい!」の罠…つらい気持ちをため込まないで

LIMO / 2020年3月28日 19時45分

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子育てママが陥る「誰も彼もがうらやましい!」の罠…つらい気持ちをため込まないで

子育て中にはうれしいことがたくさんあるけれど、同じくらいつらいこともたくさん。夜眠れないことや、なかなか自分の時間が持てないことなど、挙げればきりがありません。

肉体的なつらさよりも、もっとしんどいのが精神的なつらさ。赤ちゃんはもちろんかわいいけれど、「しんどい、つらい」という気持ちがどんどんあふれてくる…

それはなぜか?

自分と比べて身軽で自由な周囲の人が目について、「うらやましい」と思ってしまうからかもしれません。

肉体も精神もずっと拘束されている気分

子育て中は、ほぼ24時間子どもにつきっきり。当然、自分が思う通りの時間軸で行動できるはずもなく、子ども主体で過ごすことになります。

育児と家事であっという間に1日が過ぎる。じゃあその日に済ませたいと思った育児も家事も終わらせることができたのか?というと、決してそんなことはありません。

洗濯物は取り込んだまま、流しには溜まった洗い物…。すさまじい疲労感はあるのに、「あぁ、今日も何もできずに終わってしまった」という罪悪感を抱えたまま、眠りたいのに眠れぬ夜に突入…そんな日々の繰り返し。

育児中って、本当に「壮絶」という一言に尽きる。そう思いませんか?

毎日やることがたくさんありすぎて自分の時間が取れない、日々くたくたになるまで動いているのに、達成感が得られない…このストレスって相当なものです。

子どもと一緒にいられることに無上の喜びを感じる一方で、子どもに時間的にも精神的にも拘束されている…そんな相反する気持ちを抱きながら毎日ママは頑張っているのです。

「なんで私だけこんなしんどい目に…」

さらにママたちがつらくなること。それは子ども第一で、自分のことは二の次、三の次になっているのに、周囲の人が自由で身軽に行動しているのを目の当たりにしたとき。

「なんで自分だけこんなしんどい思いをしなければならないんだろう…」と思ってしまうのです。

朝から子どもの世話にてんやわんやしている横で、夫は新聞を読んで朝食を食べ、会社に出かける…。普段の変わらない風景だけど、ママにとってはこれがうらやましい。

「自分は子どもが産まれる前と後で生活が激変したのに、夫は何も変わらない生活ができてうらやましい…」

もちろん、そんなことはありません。パパだって、子どもをお風呂に入れたり、会社帰りに買い物をしたり…できることはしてくれているんです。でも、どうしても疲れて余裕がないときは、「なんで私だけ…」という気持ちになってしまうのです。

また、テレビや雑誌で働くママに関するニュースを見たときにも、同じような気持ちが湧いてきます。

「あの人には子どもを預けて外で自由に働ける時間があって、うらやましい…」

実際は働くママだって、子どもの預け先を確保したり、何より仕事を探したりするのに想像を絶する苦労をしているはず。でも、つらいときはそこまで想像力を働かせることがなかなかできないんですよね。

こうして、自分よりほんの少しでも自由な人たちを見るにつれ「うらやましい」「なんで自分だけ…」という気持ちになってしまう。これが子育てでもっともつらいことのひとつなのではないか…と筆者は考えます。

自分だけ取り残された感じ。自分だけが味わう孤独感…。まだまだ意思の疎通ができない赤ちゃんと一緒にいると、そんな気持ちにとらわれ、心が折れてしまいそうになる…そんな経験、皆さんもありませんか?

子どもがまだ小さい時期の孤独感や、周りの人をうらやましく思う気持ちは、時が解決してくれます。それは確実です。「そういえば、あんなふうに悩んでいたこともあったなぁ…」なんて懐かしく思える日は必ず来ます。

でも、今まさに、そんな気持ちにさいなまれている人にとって、未来なんて遠い先の話。今の気持ちをなんとかしてほしい、と思っているはず。

そんな時は、ネットでも周囲の人にでもいい、その思いを素直に吐き出してみませんか?

「他人がうらやましい」と思うことに罪悪感を持つ必要はありません。案外、「私も同じ気持ちなの」という仲間があらわれるかもしれませんよ。

「子どもと一緒にいても孤独」「周りがうらやましく見えて仕方がない」と思うのは、子育てを頑張っている証拠だと筆者は思うのです。

まとめ

忘れてほしくないことがひとつ。「自分だけがしんどい」と思いに囚われすぎて、目の前にある幸せを見過ごさないでほしいのです。

どんな些細なことでもかまいません。1日ひとつでもいいから「幸せに感じたこと」を思い起こしてみてください

「気が付いたらお昼を食べるのを忘れていて、あわてて食べたおにぎりがおいしかった」

「子どもが今日はいつもよりもたくさん眠ってくれた」

そんな幸せをひとつでも見つけられたら、つらい気持ちが少しは帳消しになるものです。今日も1日、お疲れさまでした。

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